横型ノートの使い方【プロがやってる思考の整理術】

TBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」月~金曜日の11時から放送中!

「ノート」上手に使いこなせていますか?
ノートを上手に使って自分の考えやアイディアを整理できたら・・・最高ですよね!8月10日月曜日の「スーさん、これいいよ!」では、ステーショナリーディレクターの土橋正さんに「ノートを使った思考の整理術」を教えていただきました。

▼土橋正さんは、ステーショナリーディレクター。文具メーカーを対象に商品企画やPRのコンサルティング、ショップを対象に文具売り場のプロデュースを行っていらっしゃいます。

先日、「業務の見える化」が必要な自体に陥ったスーさん。その時、土橋さんが監修したノートを使った所、非常にわかりやすく問題の洗い出しができたんだとか。上手にノートが使えれば、自分の考えをまとめたり、アイディアを出したりと、「思考の整理」ができるのでは?!ということで、土橋さんをお呼びしてお話を伺いました。

▼スーさん、こんな感じでお父さまの問題を洗い出し。ノートにまとめています。

▼一番上に結論を書き、何が必要なのか書いていくと・・・一番下にやるべきことが出てきた!

 

思考を整理する時のノート

自由に書けるフォーマットがおすすめ。例えば「方眼」「ドット罫」「無地」など。これは好みで決めるといいと思います。それから、横型のノートの方が考えを広げやすい面があります。横型ノートは、机の上においてノート紙面を見たときにその全体像を一目で見渡すことができます。一方で、縦型ノートで同じことをやってみると視線を少し下にずらさないと全体が見えません。これは個人的な見解ですが、考える時は、脳だけをフル回転させて、それ以外のことにはできるだけ負担をかけない、それこそ視線の動きにもストレスフリーにした方がいいと思います。ノート紙面の全体が自然に見える方が考えやすいんです。

整理するときは「アンプラグド」

考える時は、スマホは遠ざけ、PCもスリープモードに。あくまでもペンとノートというアナログツールだけで取り組む。途中ネットで調べたい衝動に駆られることもあるが、グッと我慢。ネット調べるのは、考える時間とは別に設けて行います。

整理するときは「考えるための時間を決めて取り組む」

これが、意外と大切なポイント。何時から何時までと明確に決めて取り組む。以前、何かのついでに考えていた。「考える」とはとても大切なことなのに、何かのついでというのはよくないと、そのためだけの時間を設けて取り組んだところ、集中して考えられるようになった。土橋さんの場合、1回30分程度。これを日を分けて何回か行う。

整理するときは「考える環境を整える」

机の上には基本的にノートとペンだけにして、視界には余計なものがない状態にします。人は見ようと思っていなくても、目に入ってくるものを脳がこれはなんだと認識し始めてしまいます。思考のノイズになるものがない状態に。一人で会議室にこもって大きな机に必要な書類だけを広げて取り組むと、とても捗ります。それを自分の机で行うイメージです。

ちょっとハードルが高いかな・・・と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、考えるというと何か難しいと思うかもしれませんが、とにかく頭に思い浮かんだことをなんでも書いてみましょう。それが全く的外れでもOK。その方向性はないと分かれば、逆のことを考えていけば良いのです。頭の中だけは堂々巡りで進めづらい。書くことで何かを進めているという実感が持てるようになります。

スタジオでは、土橋さんが監修した、文具メーカー・デルフォニックスの横型のリングノート「ロルバーンランドスケープ」を使って「思考の整理術」にチャレンジしました!考えるテーマは「番組グッズのアイディア」を出してみよう!

*まず、ノートの中央にテーマ「新しい番組グッズ」と書きます。
その中央のテーマを丸で囲います。ここからスタート!
①次に紙面を4分割にします。
②それぞれに分割するキーワードを書いていきます。
③この時、質問形式の方が考えやすくなります。例えば・・・「番組の特徴は?」「番組のリスナーはどんな人たち?」「日々の生活で困っていることは?」「一日一回は使っているものは?」などなど。

▼小笠原さん、書いていきます・・・

こちらは土橋さんのノート↓

こんな感じでアイディアを出していきます。

書き進めた小笠原さんのノート↓

ちなみに土橋さん、今日の台本をこんな感じでノートにまとめていました!

ロルバーンのサイトでも、詳しいノートの使い方が掲載されています。

 

 

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パリ五輪へ!水球男子・棚村克行選手が語るチーム力UPの理由「海外リーグ経験者が大きなアドバンテージになる」

2024年パリオリンピックでの活躍が期待されるアスリートが熱い想いを語るTOKYO FMのラジオ番組「Cheer Up Station~route de paris~」。

4月21日(日)の放送では、「水球男子」の競技に注目。日本代表GK・棚村克行選手が、勢いのある水球男子の“強さの秘訣”について語りました。

棚村克行選手



◆水球男子日本代表が世界で通用するようになった理由は?

水球は体と体がぶつかり合い、激しい攻防が繰り広げられることから、「水中の格闘技」と言われています。

水球男子日本代表は、2023年10月に中国・杭州で開催された「第19回アジア競技大会」で53年ぶりの優勝を果たし、3大会連続のオリンピック出場権を獲得しました。

リオ、東京オリンピックの2大会に出場した経験を持つ日本代表GK・棚村克行選手は、日本が強くなった転機について「今までは社会人選手が水球を続ける環境がなかったんですけど、リオオリンピックへの出場が決まったことで企業の人たちが『次のオリンピックでも水球が行けるんじゃないか』と考えるようになり、雇用していただける機会が増えました」とコメント。練習に打ち込める選手が増えたことで、チームの技術力が向上したと語ります。

また、海外のリーグ経験者が増えたこともチーム力の引き上げにつながったと棚村選手。「日本にはプロリーグがないんですけど、海外のプロリーグだと緊迫したゲームができるんですよね。その経験値のある人が多い状態で国際大会に行けるのは、大きなアドバンテージになると思います」と話しました。

パリオリンピックまで100日をきりました。水球男子日本代表の出場メンバーは5月に発表予定です。

番組では、棚村選手のチアアップソングの1つである、吉川晃司の曲「Over The Rainbow」をオンエアしました。




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4月21日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年4月29日(月) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:Cheer Up Station~route de paris~
放送日時:毎週日曜8:55~9:00
パーソナリティ:TOKYO FMアナウンサー
番組サイト:https://audee.jp/voice/show/81243

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