水曜ACTION最終回のゲスト2人目は「DJ松永の胸ぐらを掴んだ」でお馴染み、乃木坂46・齋藤飛鳥さん!
TBSラジオで放送中の「ACTION」。水曜パーソナリティは、Creepy NutsのDJ松永さん。
9月23日(水)のゲスト2人目は、乃木坂46の齋藤飛鳥さん。以前番組内で、DJ松永さんが乃木坂46のライブに行って振付部分をやり過ごそうとしたら齋藤さんがMCで「これ、やらないのがカッコいいとか無いんで」と言って、心の胸ぐらを掴まれた話をしていました。最終回に呼ばれて「荷が重いです…」と話す齋藤さんから、音楽と乃木坂46でのキャリアの歩みを松永さんが伺いました。
松永:コロナの自粛期間中は何をされていましたか?
齋藤:実はターンテーブルを入手しました。DJに興味がありまして。まだまだ始めたばかりですが。
松永:家でやってみてどうですか?
齋藤:難しさしか感じてないですね。
松永:なんで興味を持ったんですか?
齋藤:スタッフさんでDJをやっていた人がいて、お話していたら興味を持って、いろいろ教えていただきました。女性のDJだとDJ KAORIさんとかJeff Millsさんとか教えてもらって、聴き始めたら「こんなことできたらかっこいいだろうな」と思って。それで松永さんのDJも見て。あんなにスクラッチをする人は初めて見ました!
松永:恐縮です!それは最終的に人前での披露とかは考えていますか?
齋藤:ライブのオープニングとかで、ターンテーブルが置いてあって、急に私が始めたらかっこいいかなと思います。
松永:かっこいいし、びっくりしますよね。あとドラムもやられていますよね?それはいつからですか?
齋藤:ドラムは乃木坂入って2年ぐらい経ってからですね。ずっとやっていた訳じゃなくて、ライブで叩く機会がある度に練習している感じで。
松永:ドラムはなんで始めたんですか?
齋藤:それもかっこいいなと思ったからですね。
松永:ドラムはもう技術はありますよね。
齋藤:いやいや!一応小さい頃は打楽器をやっていたんですけど、ドラムは先輩から触らせてもらえなくて。その憧れがあったんですよね。
松永:インタビューを読むと齋藤さんって「自分から前に出るタイプではない」とおっしゃるじゃないですか。でもライブでは消極的な客に向かって「オイッ!」って煽るじゃないですか(笑)それはまた別なんですか?
齋藤:別ですね。ステージに立つとスイッチが入りますね。
松永:乃木坂としてステージに初めて立ったのはいつですか?
齋藤:中学生ですね。
松永:その頃はスイッチ入れるって感覚でしたか?俺は中学生の頃に人前に立ったことがないので。緊張とかしていましたか?
齋藤:中学生のときのほうが緊張はなかったですね。楽しいだけでした。でも今はいろいろ考えちゃいますよね。
松永:事の重大さとかがいろいろ分かっちゃいますよね。
齋藤:「皆どういう風に見ているのかな?」とか、「今日はどうやって胸ぐら掴もうかな?」とか(笑)
松永:掴もうと思ってるんかい!どのぐらいの辺りでその意識は芽生えましたか?
齋藤:高校卒業した辺りから、乃木坂としての立ち位置とか環境も変わってきて、MCをやらなきゃいけなかったり、煽らなきゃいけなかったりが増えましたね。
松永:齋藤さんも乃木坂での変遷がありますが、最初はどうでしたか?
齋藤:選抜とアンダーに分けられていて、メディアに出させてもらう選抜に選ばれなかったことは多かったですね。
松永:それが変わったターニングポイントはありますか?
齋藤:自分でキャラ変更していったことですかね。最初はアイドルっぽい可愛いことばかりやっていたんですけど、それがキツくなって。「人気も出ないしどうしよう…」と思っていたんですけど、私から見て乃木坂には毒舌キャラがいないなと思ってやりました。それでちょっとずつ選抜に選ばれる機会も増えていって、前に出させてもらう度にキャラを変えていましたね。
松永:むちゃくちゃ試行錯誤をしていたんですね。でも今は毒舌の感じはしないですね。今が一番自然体に近いんですかね。
齋藤:今は一番自分らしさに近いと思います。
松永:ちなみに今日最終回なんですけど、私のためにエンディングは数分間空けてくれているみたいで、なにを話したらいいか分かりません…。
齋藤:いや、松永さんは絶対喋ることを超考えてますよ!世界一の男ですから、超良い話をしてくれるに決まってます!
松永:ちょっと待って、それは潰しにかかってるよ!
このほか、齋藤さんが主演を演じる映画『映像研には手を出すな!』についてお話を伺いました。