加藤優は、川端友紀選手の打球を見た時、あまりの違いに「何だこれは?」と思った。

毎週月曜日~木曜日、朝8時30分からお送りしているTBSラジオ「伊集院光とらじおと」。

「伊集院光とらじおとゲストと」

3月1日のゲストは、女子野球選手の加藤優さんでした。


小学生の頃から野球を始め続けていたのだが、近くに女子野球の部活がある高校がなく、高校生の時はソフトボール部に入部するのですが、やはり野球をやりたいと思い、辞めてアサヒトラスト女子硬式野球に入団します。
その後、女子プロ野球の入団テストを受けて女子プロ野球の世界に入りました。

プロの世界に入った時は、一人一人の意識が違っていたので、ものすごく刺激を受けたそうです。
特に刺激を受けたのは川端友紀さん。初めて川端友紀選手の打球を見た時、あまりの違いに「何だこれは?」と思ったそうです。
私はこれになれるのか?と不安にもなったが、ここを目指そう!と思えた瞬間でもあったと話してくれました。


その後、女子プロ野球のチームを離れ、1年の休止期間を経て、現在は、GoodJob女子硬式野球部に所属しています。

また、横浜DeNAベイスターズ・ベースボールスクールのコーチとして子供達に野球を教えています。
ご自身の野球や女子野球の環境だけでなく、野球の全体の事を考えて、今も色々な活動をされています。
将来、お母さんとキャッチボールができるように女子野球の普及に取り組んでいます。

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「ベートーベン=才能の人」ではなかった!?

4月24日「長野智子アップデート」(文化放送)、午後4時台「ニュースアップデート」は毎日新聞論説委員の小倉孝保さんが、「ベートーベンに音楽の才能は確認できなかった」というニュースについて解説した。

長野智子「(ベートーベンに音楽の才能がないって)大谷翔平選手に野球の才能は確認できなかった、というぐらいビックリします(笑)。ベートーベンですよ?」

小倉孝保「ベートーベンって相当、音楽的には能力高いですよね」

長野「それはそうですよ(笑)」

鈴木敏夫(文化放送解説委員)「宮廷音楽を我々、大衆の音楽にしてくれた功労者ですよ」

小倉「ベートーベンって18世紀の末から19世紀の初めにかけての、ドイツで生まれた人なんですけど、髪の毛がまだいくつか残っているんです。5、6箇所にあるらしくて。その髪の毛を集めてきて、数年前からDNAの鑑定検査というのが、あちこちの大学で行われているようです。去年でしたか、最初に発表されたのは、どんな病気にかかっていた可能性があるのか、体調はどうだったのか、という話で」

長野「はい」

小倉「彼は鉛中毒で難聴になったんじゃないか、という説があったんですけど、それは否定されたんです。髪の毛からまったく鉛は出なかった。むしろ遺伝子的には肝臓が悪かったんじゃないか、と。恐らくB型肝炎にかかっていて。ベートーベンってすごくお酒を飲んでいたらしいんです。お昼からワインを大体ボトル1本飲んでいた」

長野「そうなんですか(笑)」

小倉「難聴云々というよりも飲みすぎだった感じらしいんです。それは既に発表されているんですけど。今回発表されたのが、また別の大学なんですけど、いろいろDNA検査していても、これという音楽的才能が見つかっていないんです」

長野「音楽的才能はDNAでわかるものなんですか?」

小倉「10年ぐらい前からDNA鑑定の能力が上がるなどして。今回は1万4000人ぐらいのDNAのデータがあって、その中から、リズム感の高い人はこういう集団だとか、そういうデータがあるらしいんですよ」

長野「データが集積されているから……」

小倉「そのデータと合わせたところ、遺伝子的に、特にリズムやビートに関しては、ベートーベンは劣っていたんじゃないか、という。もともと音楽才能が飛び抜けて高かったわけじゃないかもしれないんです。彼の場合はお父さんも音楽家でしたから、音楽を聴いたときにどういう行動をしなさい、とか。彼はピアノもしていて、すごく上手でした。彼の音楽的才能というのは、生活習慣のほうで、生まれたあとから培われていったんじゃないか、という見方が強まっているらしいんです」

長野「それってうれしい情報というか。本当に一握りの限られた天才がいて、ほかは一般人みたいな。天才は特別な遺伝子を持っているのかと思いきや、むしろ生まれたあとの環境から天才が育まれる、という」

小倉「そういう学説のほうが強まっているみたいですね」

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