まるでプルーン?絶品「黒にんにく」を作ってみた!【お家で挑戦シリーズ】
TBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」月~木曜日の11時から放送中!
毎日欠かさず食べている人もいるという「黒にんにく」小倉さんも大好き!ということで、5月5日(水)の生活情報は、そんな「黒にんにく」を自宅で作ってみました!
そもそも黒にんにくとは??
黒にんにくは通常のにんにくを発酵して熟成することによって、黒くなります。(色が黒い理由は、発酵する際に起こる化学反応)熟成された黒にんにくは、「抗酸化作用」(体内の細胞膜の酸化による「老化」や「動脈硬化」などを予防する効果が期待できる栄養素)が高まります。また、もともとニンニクが持っているポリフェノールやアミノ酸の含有量が増加するのだそう。
「黒にんにく発酵器」で試してみる
いろいろと調べてみると・・・黒にんにくを作る機械、というものがあるそう!
その名も、ヒロコーポレーションの「黒にんにく発酵器」
こちら手に入れまして、家で作ってみました!!
▼完成はこんな感じになるそう!ピカピカ!
まるで炊飯器のような機械なんですが、こちらににんにく中玉サイズを15個ほど入れ、スイッチオン!6日〜12日間の発酵期間を設定できます。まず、6〜12日間ってびっくりですよね。でも黒にんにくは「発酵」しているので、これくらいの時間が必要。また、3面にヒーターが付いているので、ムラなく発酵ができるそう。発酵している間、問題が出てきました。それが・・・「ニオイ!!!」(メーカーは屋外でやることを推奨しています!)お家がまるで老舗のスペイン屋さんのようなニオイになってしまったそう。
そもそも黒にんにくは、食べてもにんにくのニオイがしないのがポイント。熟成期間中ににんにくのニオイの原因(イオウ化合物)が取り除かれるため。 だが、熟成期間はにんにくのニオイがっ!!
7日間我慢し、8日目に一度オープン。
気になるニオイは「プルーン」のような香りに変化!ただ、見た目は黒にんにくではあったのですが、硬くて味もイマイチ。硬い場合は、この発酵器に水を入れて、12時間追加発酵するといいということだったので、実践。
▼それっぽくなってきたけど、ちょっと硬い!ニンニク感がまだまだある!
発酵10日目の黒にんにくを取り出してみると・・・(12日まで発酵できるので、8日を過ぎたら、お好みのタイミングで取り出してOK)
▼オープン!
▼出来上がりはこんなかんじ!!
スー「本当にプルーンみたい!ちょっとニンニクっぽさはあるけど、おいしい!!柔らかい・・・!!」
黒にんにく好きにはたまらない!本当に柔らかくて美味しい黒にんにくが完成しました!
こちらの発酵器インターネットで税込7980円で購入しました。なかなかのお値段、、、と思いますが、1回で1.5kg〜2kgほどの黒にんにくを仕込むことができます!好きな人にはコスパはいいかも?!
オーブントースターでも作れる??
簡単にできる方法はないかな?ということで調べてみると、炊飯器や圧力鍋などで作っている人も。が、やはりニオイがつくことや普段使用するものが1週間位つかえなくなるのも辛い。ということで、「オーブントースター」でチャレンジ。
にんにく一玉をアルミホイルで3重に包み、低い温度(私は100°)で30分チン。温め終わったら、2〜3時間常温で放置。またトースターで30分チン、この繰り返しを3〜4回。で2〜3日常温放置。
で、できたのがコチラ。
スー「見た目はキツネ色!蒸し焼きっぽい!でもニオイはそこまでかな??」
オーブントースター黒にんにくは、発酵期間が短いこともあり、発酵器で作ったものと同じ成分になっているのか、その辺りは怪しいのですが、こうやってなんちゃって黒にんにくを作ることができました。
黒ニンニク愛用者のみなさんは、「買う」だけではなく、「作る」という選択肢を入れてみるものありかもしれません!