上層階は おとな必見！「警察博物館・ポリスミュージアム」
提供：TBSラジオ
TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」毎週日曜あさ10時から放送！
放送を聴いてから出かけても間に合う！
オススメのスポットから生中継している「にち10 おでかけリサーチ」
▼警察博物館
今週は京橋にある警察博物館をご紹介しました。
コロナ感染防止のため昨年末から休館していましたが、今月8日から時間や定員を区切って再び開館しています。
▼はるかぜ」の軽そうな感じにびっくり
博物館は6階建て。1階にはパトカーやヘリコプター、白バイ、珍しい赤バイなどの乗り物を展示。
▼赤バイ
2・3階には察官の仕事を疑似体験できる体験展示が色々あります。
▼篠原さん
警視庁・広報センター主任の篠原健志さんに、博物館の概要や特に人気がある展示を教えていただきました。
篠原健志さん
当館は日本の警察の始まりから現在までの歴史的な資料を展示して現在の警視庁の活動について紹介している施設です。
アニメを使った映像コンテンツや、警察官の仕事を擬似体験できる展示装置を通じて実際に自分の目や手を動かして楽しみながら学べます。
「交番の仕事体験」は、新米警察官になった設定で、映像を通じて道案内や交通事故の対応などを疑似体験できる人気の展示の一つです。
▼館内に交番がまるごと
「交番の仕事体験」を私もやってみましたが、仕事の幅広さと忙しさは想像以上でした。
▼間近でみると大きさに驚きます
難しかったのが「似顔絵捜査官に挑戦」。ドラマでよく見る“目撃者の証言を聞いて、似顔絵を作成する”あれです。
画面に映し出される、目や鼻などのパーツを8つの選択肢から選んでいき、最終的に証言者が「似ている度」を判定するんですが、私は「うーん、かなり似ていないな」とダメ出しされる結果に・・・
▼私の似顔絵チャレンジ結果
さらに上の階に進むと、警察の「本気」がうかがえる展示になっていきます。
撮影禁止の上、照明も暗くなり、2・3階とは明らかに空気が違うんです。
4階は警察官の装備品などの展示。種類豊富な警察官の制服あれこれや、専用スマホ、手錠などリアルな装備が並んでいます。危険薬物やスパイグッズのレプリカも。
▼撮影OKだった2階の写真です
5階は警察と重大事件の歴史が詰まったフロア。「3億円事件」「226事件」などの関連資料が並びます。特に目を奪われたのは「あさま山荘事件」関連の展示。出動した警察官の寄せ書きや、2枚重ねで銃弾の跡が残る盾などは生々しく、苦しくなりました。
▼ドラマでよく見る！
また記憶に残る未解決事件の資料には、現場のレプリカ模型もあり、情報提供を求める展示が印象的でした。
▼専門グッズの数々
警察博物館。下層階と上層階で雰囲気も展示内容も異なるので、順路によって感じ方が変わってくる博物館です。
予定していた時間が足りなくなるほどの見応えで、帰る時には日本の平和と正義に想いを馳せる自分がいました。
【警察博物館・ポリスミュージアム】
交 通：最寄り駅は東京メトロ「京橋駅」徒歩2分
入場料：無料
休館日：月曜日（祝日の場合は翌日）
時 間：【午前】9:30～12:00【午後】14:00～16:30
※2021年6月現在 コロナ対策で2部制・人数制限ありとなっています。
