夏の必需品「制汗剤」を選ぶときはある成分の確認が必須らしい

TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』月~木曜日の午前11時から放送中(4月26日(火)放送分)

みなさん、「制汗剤」と聞いてどんな商品を思い浮かべますか?

汗をおさえる成分を体に塗るための商品。ドラッグストアに並んでいる「汗に対応する商品」。同じように見えて、実は成分に大きな違いがあるそうなんです。

今回は、「制汗剤の基本」について、そして、「商品を選ぶ際にどこを見ればいいのか」専門家の方に教えていただきました。では、そもそも制汗剤とはどのような仕組みで汗をおさえてくれるのか。愛知医科大学医学部の犬飼洋子医師に伺うと・・・

■多くの製品に配合されている成分「クロルヒドロキシ アルミニウム」が汗腺を塞ぐ

■もう少し弱めの成分「パラフェノール スルホン酸 亜鉛」「ミョウバン」→汗腺を収縮させる

■多くはこの3種類の成分。

▼商品の「有効成分」をみてみると・・・

3種類のいずれかの成分が使われていることが多いそうで、「クロルヒドロキシ アルミニウム」→汗腺(汗の出口)をふさぐ。これが市販品の制汗成分では一番強いもの。その次に有効なのが、「パラフェノール スルホン酸 亜鉛」「ミョウバン」→汗腺を収縮(収れん)させる

カラダへの働き方や作用が違うので、自分に合うかどうか試してみてほしいということで、使ってみて、どの成分が自分に合うかわかれば、次に選ぶ際に選びやすくなります。

ここで大事なこと!

汗対策の商品として、「8×4」とか、「シーブリーズ」などのブランドのイメージがあるかと思いますが、ドラッグストアでこの辺が並んでいる棚には、いま紹介したような制汗成分が入っているものと、入っていないものがあるんです。入っていないものは、デオドラント=消臭など匂い対策が中心なんです。

ですので、「汗を元からおさえたい!」という人は、選び方に注意です!

成分以外の選び方

成分についてはわかりましたが、それでもドラッグストアには数多くの商品があります。商品の形状、香料など、成分以外での選び方についても教えていただきました。

▼また、形もいろいろなタイプがあり、おおまかに分けると「スプレータイプ」「ウォータータイプ」「スティックタイプ」「ロールオンタイプ」。

・「ロールオン」とは、ボール型のヘッドを肌の上で転がして塗布するもの。「スティックタイプ」との違いはボールがついているかどうか。

・おもに脇に塗りやすいように作られているようです。

・犬飼さんによると、あくまで有効成分が大事なので、形のタイプによる効き目の差はほとんどないんです。

▼「スティックタイプ」「ロールオンタイプ」のように、

・直接カラダに塗るタイプは衛生面に注意してほしいそうです。

・カラダについた雑菌がうつると不衛生なので、朝のシャワー後や、塗る前にボディシートで汗を拭き取ってから塗布しましょう。

▼ちなみに、夏によく使われる「ボディシート」。

・番組調べでは今回言われている「有効成分」が入っているものはありませんでした。

・なかには有効成分が入っているものがあるようなのですが、あくまで「すでに出た汗を拭き取ったり」「スースーする清涼感を与える」ためのもので、制汗剤としては、あまり一般的ではないようです。

▼また、ドラッグストアでは男性用・女性用として売っている商品もありますが、パッケージなどの違いだけで、有効成分には違いはないそうです。

・そして、最近の商品には、ほとんど殺菌成分や消臭成分が配合されているんですが、

 香料が入っているもの多いそうです。

・その中で、犬飼さんのオススメは「無香性・無香料」のもの。

・液体に香りが付いているものがたくさん売られていますが、なかには、カラダから出た汗や常在菌と混ざって、期待した匂いにならない可能性があるとのこと。

汗をおさえて大丈夫?

「汗は体の体温を調節してくれている」というのは知っている方も多いと思います。制汗剤で汗を抑えてしまって問題ないのか。再び犬飼医師に伺うと・・・

■汗の出口にフタをすると体温調節ができていない状態にはなる。

■ただし、汗が気になるワキや額、手の平への使用が多いはず。

■カラダ中すべてを覆ってなければ影響はない。

さすがに、全身にずーっと塗り続けている人はいないかと思いますので、用法・用量を守って使いましょう!

具体的にどの商品がいいかというのが気になりますが、それはまた次回!

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