あのメールの格安店はどこだ!?スタッフ調べは誤報?

TBSラジオ『森本毅郎・スタンバイ!』毎週月曜日~金曜日 朝6時30分から放送中!

10月6日(木)放送後記

7時30分過ぎからは素朴な疑問、気になる現場にせまるコーナー「現場にアタック」

10月からまた値上げになったものも多く、みなさん、対策に頭を悩ませているかと思いますが、そうした中、9月のこの番組の、あるメールが話題になっていました。それは、皆さんの節約術を募集した回だったのですが、リスナーさんから頂いたメールに、「近くに新しくできたスーパーが何でも半額以下で安い」と書かれてありました。ただ、肝心のスーパーの名前がなかったので、スタッフが、ご住所付近で、最近オープンした格安店を探し、「エコイート町田店ではないか」とお伝えしたのですが、これに対して「詳しく教えて欲しい!」と、問い合わせが相次ぎました。

格安店、正しくは・・・

果たして、情報として正しかったのかどうか、メールをくださった森正和さんに聞きました。

番組リスナー 森正和さん
いや、違いますね。厚木にある「222(トリプルツー)」っていうお店なんですけど。ウーロン茶の350ミリリットルが22円とか、お米5キロが990円とか、あとマスクも50枚で180円とかですね。友達から連絡が来て「そういうのがあるよ」って。そんなに期待もしてないし、お店とかも、コンビニぐらいの大きさだから、そんなに買わないかなと思ったら、何か行ってみたら、両手で袋いっぱいに買っちゃいましたね。(放送のときに、別のスーパーを紹介したのをお聞きして、どう思いましたか?)「違うのにな~」と思って。でも自分も、町田にああいう安いお店があるのは知らなかったんで、聞けてよかったです。

▼森さんから番組に届いたメール

番組でご紹介したのは、別の安売り店でした。失礼致しました。そして森さんがメールで書いていた「何でも半額以下」というのは、「222(トリプルツー)本厚木店」。こちら、本社は滋賀県で、関西を中心に撤回するワケありアウトレット。関東地方には、去年7月、川崎港町に初上陸。そして本厚木店は、今年8月にオープンしたそうです。

「綾鷹」が69円?!

森さんは、友達に聞いて電車で行ったそうですが、両手の買い物袋いっぱいに買ってしまって、帰るのも大変だったということですが、なぜ安いのか?どんなお店なのか?本厚木と川崎港町、両方の店長をされている鯉口隼人さんに伺いました。

「222(トリプルツー)」 鯉口隼人さん
「ワケありアウトレット店」っていう形にはなるんですけれども、どんな「ワケ」があるのか。食品ですと、賞味期限が近いものであったりとか、箱が潰れてしまった商品ですとか、そういったワケがあるもの。それ以外の商品ですと、今ネット通販の方が需要が高まっているとは思うんですけど、その返品商品を一手に買い取りをさせていただきまして、半額で販売をさせていただいてるっていうようなワケがございます。日用品から雑貨、家具なんかも扱ってますし、家電ですとか、服靴とか。食品ですと、飲料ですとか、お米、おかし、インスタント食品関係ですね。一般的な流通価格の半額以下、それで販売の方させていただいてます。(半額以下ということですが、利益は出るんですか?)そうですね、出るのは出る、、出てますよね、もちろん。

私は川崎のお店に伺いましたが、確かに半額以下。「あきたこまち」の無洗米5キロが1390円、カップラーメンの「サッポロ一番」が107円と格安でした。ただ、その分、賞味期限は迫っていて、ペットボトルの緑茶「綾鷹」で比較すると、コンビニでは、140円しますが、こちらは賞味期限は、来年4月~5月と、半年以上持ちます。一方「222」の「綾鷹」は、69円と格安ですが、賞味期限は、来年1月。ここをどう考えるかですが、すぐに消費するのであれば、全く問題ありません。

食品以外はネット通販の返品ものがワゴンセールのように雑多に並んでいて、最近の本厚木店では、大手の衣類スチーマー16000円が8000円、高級ドライヤー24100円が12050円など。オムロンの電子体重計は3100円が、1550円でした!

こちらは「ディスカウントストア」なので、スーパーのようになんでも揃うわけではないですが、本厚木、川崎港町、どちらも同じ建物にスーパーがあるので、まず「222」で格安品を仕入れて、他のものはスーパーで買う、というのが節約術になりそうです。

「エコイート」も激安!

というわけで、リスナーの森さんが伝えようとしたお店は「222」で、番組が「エコイートかもしれない」としたのは「誤報」でしたが、「エコイートが安い」というのは「誤報」ではありません。ということでこちらも取材しました。「エコイート町田店」の店長、松田浩和さんに伺いました。

「エコイート町田店」・店長 松田浩和さん
野菜を力を入れて扱ってます。曲がりがあったり、ちょっといびつなものとかを、地元の農家さんが安く提供して、それがすごい人気で。今だとちょうど「シャインマスカット」が2000円ぐらいしてるものが580円で売られてます。「ピーマン」も、他店さんで98円で売ってるものが58円で販売させていただいてます。あとは冷凍食品の特価品が結構あります。この冷凍食品は賞味切れても全く問題ないので、自分たちで実食して、確認して、販売させていただいてます。うちの方も頑張って定価の10分の1とか、5分の1ぐらいの値段の商品もありますので、競争してるつもりじゃなくって、社会貢献の一環でフードロスをなくそう、またその売上金の一部を社会貢献として、いろいろ使わせていただいてますので、よろしくお願いします。

▼「エコイート町田店」

▼店長の松田さんに話を聞きました

こちらは生鮮食品に力を入れているので、どちらかというとスーパーに近いイメージです。

フードロスをなくす、というのを目的に掲げて、「222」のように賞味期限が近いもののほか、規格外の野菜や冷凍食品なども幅広く扱っていました。

▼野菜コーナーにも力を入れている

▼ピーマンが一袋58円!安すぎる!

▼少し傷はありますが、まだまだ美味しく食べられます

▼シャインマスカットが580円!思わず購入しました

母体は大阪のNPOで、今は沖縄、九州、中国、四国と広がって、東京は、町田と東久留米で展開しています。今は、売り上げを子ども食堂などに寄付する活動もしているそうですが、番組で紹介されたことで、たくさんのリスナーさんが会に来てくださったそうで、遠く埼玉から町田まで、「森本さんの番組で聞いて来た」というお客さんもいたそうです。

値上げラッシュが続く中、こうした安くて便利なお店を賢く使っていく方が、増えていきそうです。

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いよいよ今夜コスタリカ戦! 了戒美子 現地カタールより直前レポート

 

 ドイツ戦勝利で日本中が盛り上がってきたFIFAワールドカップカタール大会。日本の第2戦コスタリカ戦は日本時間今夜午後7時から。日本が勝って、スペインドイツ戦の結果次第で決勝トーナメント進出が決まります。

 文化放送では大会期間中、現地カタールで取材するドイツ在住のサッカージャーナリスト了戒美子さんが随時レポート。

 今回は日本に敗戦したドイツ、対戦相手のコスタリカ、そして日本の試合前日記者会見の様子です。

 

 

第2戦コスタリカ戦がまもなくです。初戦でスペインに0-7で敗れているコスタリカですが、W杯北中米カリブ予選を4位ではありますがストレートで勝ち抜け3大会連続でW杯に出場する国ですから決して侮って良い相手ではありません。ただ、1次リーグ最終戦にスペイン戦が控えていることを考えるとやはり勝っておきたいことに間違いはありません。

 

ところで、試合前日というのは「前日記者会見」というものが行われます。各国監督と選手1名以上の登壇がFIFA義務付けられており、30分という枠が設けられています。監督と選手は同時に登壇してもよいし、順番に15分ずつなどでも良いことになっています。初戦で日本に負けたドイツはこの前日会見に選手を登壇させず、フリック監督一人のみで会見を行うといういわば奇行にでました。ドイツの練習場は会見場から100キロほど離れており、選手のコンディションを考えてのことだそう。とはいえ、今大会で試合前日会見をここの会見場で行うということはかなり早い段階から決まっており、どこの国もしっかり義務を果たしていることを考えるとドイツの行動は批判されても仕方ありません。FIFAから何らかの、おそらくは金銭的な、制裁が降ることは間違い無いですがドイツの主要スポーツ雑誌であるキッカー誌(名前はキッカーですがサッカー専門誌ではないのです)では「あまりにも無礼だ」と、対外的な影響の面から批判しています。ドイツ人といえば、生真面目で時間やルールにきちんとした人たちという印象がありますが、こんなこともするのだと現地在住の私ですら思いました。それだけスペイン戦に必死なのでしょうけど、ちょっと行きすぎかなと思います。

 

 

当然ではありますが日本も会見を行いました。初戦前日は森保一監督と吉田麻也主将、この日のコスタリカ戦前日会見は監督と遠藤航選手が登壇しました。会見は良い雰囲気で穏やかそのもの、穏やか過ぎてやや眠気を誘われてしまいました(申し訳ございません)。

 

森保監督は会見で「明日のベスト(メンバーで)と考えている。1試合目の疲労も考えて組みたい」と話しました。言葉だけ見ると少しわかりにくいですが、要するにメンバーの入れ替えを行う可能性が高い、という意味です。サッカーでは通常、勝った試合の後は極力メンバーを変更しないものです。森保監督も昨年の東京五輪を見てもわかる通り信頼している選手はほとんど変更しません。ですが今回は、酒井宏樹選手が「現実的には難しい」と話しており、冨安健洋選手も「出るかもしれないし出ないかもしれない」とすっきりしません。すっきりしない場合は「出ない、出られない」と解釈して構わないでしょう。出られるのであれば「頑張りたい」などと話すものです。

この守備の実力者二人が不在と考えて先発を予想すると、GK権田、DF右から山根視来、板倉滉、吉田、長友佑都、中盤に遠藤、守田英正、鎌田大地、前線に右から伊東純也、上田綺世、久保健英となるのではないでしょうか。システムは4-2-3-1か4-3-3、どちらでも対応できるメンバーです。試合中に展開次第で3バックに変える可能性はありますが、立ち上がりは4バックでしょう。最終ラインでは長友を右SBにまわし、左に伊藤洋輝という考え方もあります。ただ伊藤は所属チームでは3バックの左でプレーしておりサイドバックとしては6月にテストもしましたが、少し難しそう。中盤には攻撃的なロングパスを得意とする柴崎岳も可能性がありますが、守田を試しておきたいでしょう。前線は好調!堂安律選手をという考え方もできますが、途中からでもいけるでしょう。また、前線中央にはドイツ戦の前田大然の出来不出来の問題ではなく、プレスをかけるタイプよりはボールを収めるタイプのほうがよさそうです。コスタリカは、スペイン戦では4-4-2で最終ラインと中盤は守備的に引いてきました。ですが時間とともに攻めざるを得なくなるはずですから、タイミングを見逃さず攻撃しなくてはなりません。守備的な相手を苦手とする日本ですが、どうにかこじ開け、逆にカウンターを警戒して勝ち点3を手に入れたいところです。

 

前日記者会見ですが、もちろんコスタリカも行いました。こちらは、ケンケンガクガクと言いますが、記者たちからルイス・フェルナンド・スアレス監督とジョエル・キャンベル選手は袋叩き状態。なぜスペインにあんな負け方をしたのか、次の試合は勝てるのかと。興奮気味のキャンベル選手は「勝てるかどうかは先の話なのでしたくない。ベストを尽くす。日本だってそうだろう」と強い口調で返していました。なかなか激しくて面白い記者会見でした。

 

日本としては、一番良いのはスペイン戦の前に決着をつけることで、その次にドイツがスペインを下したとしても勝ち点6同士で突破争いの第3戦を戦うこと。コスタリカ戦は気の抜けない戦いになりそうです。

 

 

 

Text&Photo

了戒美子 Yoshiko Ryokai

映像制作会社勤務からサッカー取材を開始。五輪は2008年北京五輪、W杯は2010南ア大会から現地で取材。2011年からドイツに拠点を移し、ブンデスリーグ、ヨーロッパで活躍する日本人選手を精力的に取材し、雑誌、新聞、WEB、ラジオなど媒体を問わず活躍中。

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