イモト「葉山でいつかは2拠点生活?それとも移住?」古民家ロケプロジェクト③

TBSラジオ「イモトアヤコのすっぴんしゃん」毎週水曜日よる9時30分から放送中!

11月30日(水)放送後記

イモトが「いつかは古民家生活、葉山移住を!」と心に秘めた裏テーマを持って挑んだ「古民家ロケプロジェクト」!今回はそんなイモトが古民家や葉山で生活する人に直接インタビュー!しかも番組リスナーの登場にイモト感激!

イモト「古民家はすきま風で寒い。でも不便さも含めて魅力!」

イモト:先々週から「すっぴんしゃん7年目突入特別ご褒美企画 古民家ロケプロジェクト」と題して、葉山にある築100年以上の古民家「港の灯り」からお送りしております。葉山ロケの企画も3週目ですよ。私ももう葉山っ子かなー。葉山が馴染んでいる感じがしますね。私もスタッフさんもくつろいじゃって、緊張感はゼロですね(笑)そんな感じでゆったりした空気にはなってます。

イモト:ロケの初回では、森戸大明神に行っていろんな人とのご縁がありましたね~。葉山って場所も良いけど人も良いんだなと早々に感じましたね。前回はこの素敵な古民家でルームツアーをさせていただいて。古民家ならではの温もりは十分に感じてはいるんですけど、今回のロケの私の裏テーマとしては、いつかこんな葉山みたいな素敵な街に移住なんかしちゃったりね、2拠点生活なんかいいんじゃないかという思いがちょっとありますから。

イモト:私がいる築100年の古民家「港の灯り」の和室の居間は下が畳で、襖を開けて隣の部屋とあわせて14畳くらい抜けるような広い和室にいます。落ち着きますねえ。仕事かなんなのかわかんなくなっちゃいますよね~(笑)OKUDAIRABASEさんの古民家を訪れた時も良いなあと思って。実際、築100年以上というここまで古い古民家は初めてなので本当に素敵だなと思って。古民家のマイナスなイメージでいうと「冬は寒い」と思っていたんだけど、今はあったかいんだよね。心の問題かな。隣の部屋にある灯油ストーブだと思うんだけど。あたたかいなと思っていて。こんな古民家をセカンドハウスにできたら最高よね!いつか葉山部屋があるのが夢だよ、最高だよ。

イモト:ただ実際に住むとどうなの!?みたいなところはありますからね。やっぱ観光で来るのと、日常生活を送るのは別物なんで、その辺りのことを調査も兼ねて、実際に古民家に、葉山に住んでいる人に色々と話を伺っていきたいと思います。この「港の灯り」で古民家とカフェの店長をされている谷さんにお話を伺っていきます。谷さんにはこの古民家のお話を伺っていこうと思っています。

イモト:谷さんの見た目はシティボーイというか、かっこいいお兄ちゃんというか、キャップにパーカーに、シールをペタペタ貼っているMacで、という感じでかっこいい感じがするんですけど。以前は、テレビ関係のお仕事をされていたと聞いたんですけど?

谷さん:番組制作をやっていました。

イモト:そうなんですね! まず、古民家の魅力ってどういうところですか?

谷さん:古民家再生プロジェクトの1店舗目に鎌倉の「ヨリドコロ」があって、この「港の灯り」は第二弾。鎌倉の「ヨリドコロ」は閑静な第一種低層住居専用地域という所にあって。そこに新しい建物が立っちゃうと周りの景観が変わってしまうので、そういったものを残しつつ、新しい風を入れて、さらにそこの魅力や価値を高められるようなことは素敵だなと思って。

イモト:もともとテレビマンで、そこからなぜ、そこから古民家をやろうと、古民家の店長になろうと思ったんですか?

谷さん:旅好きのメンバーで集まって宿をやりたかったんですけど、色々と物件を探していく中で、そこが宿泊施設としてはできない場所だったんですよ。メンバーは飲食の経験があったので、そこで何をやろうとなった時に、この古民家のオーナーの実家が干物屋さんで。そこから干物を使ったカフェって斬新だよねって。

イモト:確かに!干物とカフェって聞かないですよね。

谷さん:そうなんですよ、謎のジャンルなんですけど「干物カフェ」をやろうとなってそこから始まりました。その1年後にこの古民家の物件とご縁があって。本来、自分たちがやりたいと思っていた「宿」というところがここでは出来るので、翌年にオープンさせたという経緯があります。

イモト:なるほど。で、そこから今ここの店長さんをされていらっしゃるということなんですね。

谷さん:現在はここの「宿」と「カフェ」の店長も。で、元々は先ほどお話しした鎌倉の「ヨリドコロ」の店長も僕が最初にやっていました。

イモト:そうなんですね。ちなみに。ここの家はもともとどういう方が使っていた家だったんですか?

谷さん:漁師さんが住んでいた家と言われています。

イモト:海がすぐ近くですもんね。築年数はどれくらいだったんですか?

谷さん:築120年以上と言われています。

イモト:すごい!やっぱ建物が強いですね。

谷さん:そうですね、関東大震災も耐えている建物ではあるので。

イモト:だって全然建物として現役ですもんね!やっぱちゃんと作られている家なんですね。実際に古民家だったわけじゃないですか、それを一般の方も泊まれる場所にするには、けっこう修理に時間はかかりましたか?

谷さん:第1弾の鎌倉の「ヨリドコロ」の時からもそうなんですけど、業者さんをあまり入れずに自分たちで手作りでやっているので、通常よりも3倍くらい時間がかかっています。

イモト:ええ!?3倍というのは・・・

谷さん:2ヶ月かかるところが半年かかったり。自分たちで壁を崩して珪藻土を塗るなど、自分たちの手作業でやっていたので。お金も無かったというのもあるんですけど(笑)

イモト:でも古いところは生かすところは生かしていますよね!

谷さん:そうなんです!残すことができるものは残しながらやっていますね。

イモト:そうなるとメンテナンスもすごく大変ですか?

谷さん:実際にガラスひとつにしても、今は無かったりするものもあるので。今の新しい家みたいに部品などが揃わないということがあるんですよ。

イモト:そうなった場合、どうやって探すんですか?

谷さん:売っている建具のお店などがあるので、そういったところに探しに行ったりとか。

イモト:なるほど、そうやっていろんな工夫をしながら自分たちで作っていったんですね。あと、古民家のイメージって「冬はすごく寒い」って思うんですけど、夏はどうなんですか?

谷さん:夏は暑いし、冬は寒いです!

イモト:やっぱそうなんですね!

谷さん:古民家はすきま風もあるので、やっぱ寒いですね(笑)

イモト:はっきりと(笑)

谷さん:寒いんですけど、今みたいに灯油ストーブをつけたり、空調でなんとかできる部分はあるんです。新築のように快適な感じを心がけてはいるんですけど、そういったところも含めて古民家というものを楽しんでいただきたいなと。

イモト:うんうん、そういった不便も含めてね。

谷さん:そうですね。

イモト:そういった部分は楽しめそうです。すきま風で戸がカタカタする音は、私は懐かしいな、と。

谷さん:ありがとうございます。

イモト:最後になんですけど、この葉山の築120年の古民家は、宿泊以外にもいろんな使い方ができるらしいですね?

谷さん:「フォトウェディング」とか。

イモト:ああ、フォトウェディング!

谷さん:実際に「結婚式」もやられた方もいるので。

イモト:え、この古民家で!?ここで?

谷さん:ここでです!

イモト:へえ~!なんか昭和の朝ドラみたいですね(笑)

谷さん:もちろん結婚式の二次会としても利用できますし。あとは「デイユース」で「日帰りリトリート」とか。会社で借りてリモートワークで使ってというのもありますね。

イモト:なるほど。じゃあ泊まらなくても使える場所なんですね。しかもすぐ隣にカフェもあって。そういう使い方もできるんですね。他に、例えばバーベキューとかは?

谷さん:縁側のあるお庭でバーベキューができます。

イモト:食材は自分たちで買ってきて?

谷さん:そうですね。あとはこちらの方で「干物」だったりなどもご用意できますし、お客様の方でお持ち込みも可能です。

イモト:ああ、そうか。最高!古民家「港の灯り」までのアクセスはどうですか?

谷さん:決して良いとは言えないですけど、逗子駅が近くにあるわけではバスで来ていただいたり。

イモト:あとはクルマやタクシーで?

谷さん:そうですね、混んでなければクルマで12分くらいです。

イモト:これはこの古民家に泊まりたい人がたくさんいると思いますよ!泊まれるのは、1日1組ですよね?

谷さん:そうですね。

イモト:一棟貸しですからね。完全プライベートというか。予約状況はどうですか?

谷さん:1日1組なので夏場とか、8月がいちばんハイシーズンなんですけど、毎年全室満室となっています。

イモト:食事はバーベキューの他に、この古民家で出てくる食事もあるんですか?

谷さん:「出張シェフ」というような、飲食業をやられている方がこの古民家のキッチンを使ってコース料理をお出ししたりとか。

イモト:すげえ!最高!

谷さん:1日1組なので、何をされたいのかというのをお客様のニーズを事前ヒアリングして、できるだけ要望にお応えさせていただいています。

イモト:なるほど!じゃあベーシックなプランはあるけど、お客様の提案次第でそこに対応できることもあるということですね。めっちゃ良いね!誕生日を祝いたいですと言えばケーキとか。うわあ、良いじゃない!プライベートで泊まりに来たいです!

谷さん:ぜひ、お待ちしてます!(笑)

イモト:宿泊料金の詳しい情報は「港の灯り」のオフィシャルサイトまでですね。「港の灯り」店長の谷さん、ありがとうございました!

イモト、葉山在住リスナーさん対面!「一色海岸の夕陽キレイなんですね!」

イモト:さあ、そしてですね。ちょっと前から“葉山で古民家ロケをやりますよ!何か情報ください!”と、番組で呼びかけたところ、なんと! 実際に“現在葉山に住んでいるというリスナーさん”からメールが届いたんですよ!ありがたいですね!じゃあ紹介していきましょう。

ラジオネーム「AKI」さん
はじめまして。いつも楽しくきいてます。私は葉山町在住です。宿泊される古民家周辺で・・・
●「フリューリング」というケーキ屋さん。味が上品。季節のフルーツケーキが好きです
●「ミサキドーナツ」というお店。どれも美味い。レモンやほうじ茶もオススメ。
●「魚佐」というお店は私はアジフライが絶品。アジのたたきも好きな方もいます。雰囲気は不思議な緊張感があったりしますw

●「ピスカリア」南イタリア料理、真いわしとフェンネルのパスタがオススメ。
●ビーチ「森戸神社裏の海岸」「一色海岸」森戸海岸はマンションが近くにあるので「一色海岸」の方が自然を感じれますよ。

イモト:一部抜粋してご紹介したんですけど、すごい情報ですねえ!で、この文章を読むと、この方はこの今私がいる古民家「港の灯り」の周辺にやたら詳しいことがわかって。きっとご近所の方なのかなと思って、“呼んじゃう~?”と、なんと本当にお呼びしちゃいました!(笑)本当にありがとうございます(笑)メールをくださった「ラジオネームAKIさん」です!よろしくお願いします!

AKIさん:よろしくお願いします!AKIです!(笑)

イモト:嬉しい~!!しかも「すっぴんしゃん」のリスナーさんというね!毎週聴いてくださっているんですか?

AKIさん:はい、毎週聴いてます(笑)

イモト:嬉しいぃぃ~~~!!!リスナーさんに会うというのがめちゃくちゃ嬉しいですね!素敵なベレー帽が似合う大人の女性ですよ。ありがとうございます!ちなみに、住んでいる場所はここから歩けるんですか?

AKIさん:そうですね、歩いて20分くらいです。お散歩コースです。

イモト:ええ、近い!海沿いですもんね!良い散歩コースですねー!

AKIさん:夫の転勤で葉山に来たり。つい最近まで神戸にいたんですけど、また葉山に。葉山に住んでいる期間はトータルで2年くらいなんです。

イモト:葉山、神戸、葉山!めっちゃ良いじゃないですか!その前はどこに住んでいたんですか?

AKIさん:上京して結婚するまでは鎌倉・逗子エリアに住んでいました。

イモト:そうなんだ、もともとこのエリアなんですね。だから詳しいんですね。さっきのメールの情報を見たらめちゃくちゃ詳しいじゃないですか!ことりっぷ、出せちゃいますよ(笑)それくらい女子が好きそうな情報もあって。現役の情報というか、今本当に行ってらっしゃるんだなという。この逗子・鎌倉・葉山のエリアは、実際に住んでみて良いですか?

AKIさん:良いです!オススメです!

イモト:どういうところが良いですか?

AKIさん:葉山は「一色海岸の夕陽」がいちばんオススメです!

イモト:お近くの?

AKIさん:はい、ヤバいです、もう!

(写真:AKIさん提供)

イモト:ヤバい(笑)

AKIさん:毎日、夕方4時半くらいになったらそわそわして。

イモト:ええ!?今日も夕陽が来るかなって? そんなキレイなんだ~。

AKIさん:いつも歩いて見に行ってます。

イモト:歩いて行ける距離なんですね!さっき私も行っていた森戸海岸の夕陽もキレイだろうなと思ったんですけど、そことはまたちょっと違うんですか?

AKIさん:そうですね、見える景色が違うです。私は「一色海岸の夕陽」が好きですね。

▼(写真:AKIさん提供)

イモト:毎日見ていても飽きないですか?

AKIさん:毎日見ていても飽きないです!雲の様子とか海の様子とか。

イモト:うわあ。一日として同じ景色がない?

AKIさん:ほんと、そう思います!朝、「一色海岸」に行って・・・

イモト:朝も?

AKIさん:朝も行きます!富士山も見えるんですけど、今だったら雪も積もっていて。夕方は雪は見えないですけど、富士山のシルエットがキレイに見えたりして。夕焼けがピンクっぽい色になったり。

▼(写真:AKIさん提供)

イモト:はあ~、それを毎日?

AKIさん:毎日(笑)

イモト:良い生活ですねぇ!最高ですね!気持ちが穏やかになりますね。

AKIさん:本当に穏やかになります。

イモト:あまりイライラとかしないですか?

AKIさん:します(笑)

イモト:よかった(笑)どういうことでイライラします?

AKIさん:子育てで(笑)

イモト:お子さんがいらっしゃるんですね。何歳ですか?

AKIさん:4年生と6年生です。

イモト:けっこう大きいんですね。そこでイライラすると。

AKIさん:はい、上の子が絶賛反抗期なので(笑)

イモト:ええー、小6で!?

AKIさん:女の子で。まあかわいいですけどね。バチバチで。

イモト:バチバチしてんだ(笑)そんなバチバチしても夕方になれば一色海岸に行ってサンセットを見ればもう・・・

AKIさん:そうですね、リセットして気分転換にもなります。

イモト:そうやってリセットできる場所があるのはとても素敵ですね。今、“思い出しイライラ”もしましたよね?(笑)今日も何かあったのかな?(笑)

AKIさん:朝から(笑)

イモト:そうですか(笑)逆に、葉山に住んでいて大変だなと思うことはあります?

AKIさん:都会に比べたら圧倒的にコンビニが少ないですね。

イモト:ああ、ここに来る時もあんまり見なかったかも。

AKIさん:わたし的には100円ショップが無いことですね。小学生の子どもが急に「工作の折り紙が欲しい!」と言われるとね・・・

イモト:ああ、なるほど。

AKIさん:あと、モールとかね(笑)

イモト:モールなんかコンビニだと売って無いですもんね。

AKIさん:売って無いんですよ、あと毛糸とか。

イモト:たしかに。100円ショップに行けばなんでもあるし。あと、いわゆるショッピングモールも無いですもんね。個人商店が多いですもんね。スーパーはあるんですか?

AKIさん:スーパーは小さいですけど、わりとあるほうだと思います。スーパーで売ってる物でも美味しいです!魚はめちゃめちゃ美味しいと思います!新鮮で。

イモト:お野菜も鎌倉野菜など美味しいですよね?

AKIさん:美味しいです。

イモト:料理は自炊されることが多いですか?

AKIさん:ほぼ自炊です。

イモト:やっぱ作りたくなる食材があるということですね!

AKIさん:おもしろい食材がありますね。

イモト:そういうところが良いところですね。他に大変なところは?

AKIさん:海が近いので、風がきつい日は外に洗濯物が干せないですね。潮があるので。

イモト:なるほどなるほど。

AKIさん:自転車のフレームが錆び付いたり。

イモト:海に近いとそういうデメリットはあるかー。逆に、葉山でも山の方に行けば無いか。

AKIさん:そうだと思います。

イモト:あと葉山はすごく坂が多いイメージがあります。

AKIさん:あります。なので小学生の登校は軽く登山するような感じで。30分前に家を出ないと間に合わないって。

イモト:じゃあ自転車はめちゃくちゃきついですよね?

AKIさん:もう電動自転車ですね、電動一択です(笑)

イモト:あと・・・車が混む?

AKIさん:そうですね、道は選ばないと。海側は混みますね。だから山側のルートを通ってお出かけした方がいいかも。

イモト:実際に住むとなると、食事もそうですけど、お子さんがいると子育て環境が気になるんですけど、葉山ってどうなんですか?

AKIさん:海も山もあるし、選択肢が色々あるんで。いろんな保育園の種類もあります。『モンテッソーリ教育』や『シュタイナーの幼稚園』の幼稚園とか。小学校じゃなくて『フリースクール』もあったり。

イモト:あと、お母さん同志の繋がりもあったりするんですか?助け合いとか。

AKIさん:けっこうしてくれて、ありますね。

イモト:環境が良いから遠足とかもね。

AKIさん:幼稚園でも海に遠足に行ってます。あと山に登ったり。うちの子は週に1回「園外保育」があったのかな。

イモト:本当ですか?うわあ贅沢!ほんとに子供が自然を楽しむには、最高かもしれないですね!そういう環境だと、街の繋がりもあったりしますか?

AKIさん:ウィンドサーフィン日本一の葉山の町長が自ら海に入って・・・

イモト:ええ、町長が!?

AKIさん:夏にビーチでウィンドサーフィン教室をやってくれるんですよ!

イモト:ど、どんな町長さんなんですか?

AKIさん:見た目は色黒のカッコイイ系のシュッとした・・・。

イモト:ええ!?

AKIさん:フランクな方です。

▼(写真:AKIさん提供)

イモト:あんまり東京に行かなくなりました?

AKIさん:行かないです。

イモト:ゆうてもクルマでも近いじゃないですか、行かないんだ・・・。

AKIさん:行かなくなりました、葉山で事足りていますね。

イモト:洋服はどこで買うんですか?

AKIさん:インターネットで(笑)

イモト:たしかにね。そうですよね。ぶっちゃけ、インターネットで買えちゃうから事足りるのか。だからそうやって葉山で素敵な生活ができるということで、人が増えているんですよね?

AKIさん:明らかに移住者が増えています!この春に、うちの子どもの小学校だけで転校生が15名くらいかな。葉山は人口3万人くらいしかいないんですけど。

イモト:ええ!?すごくない!?転校生ってそんなに来る!?ほぼ転校生じゃん!?

AKIさん:そう(笑)今月も1人来たって、子どもが言ってました(笑)

イモト:はあ~!(笑)東京から来るのかなあ

AKIさん:東京からはよく聞きます。

イモト:別荘とか2拠点生活とかではなく、子育て移住なんですね!でもいきなり移住だとこわいからお試しみたいなことはあるんですか?

AKIさん:1年間は借りて住んで、住んで良かったと思ったら葉山に家を買って。

イモト:なるほど~いいですね~。すごく参考になりました!ありがとうございます!AKIさん、引き続き、「すっぴんしゃん」を聴いてください、よろしくお願いします!もしね、私も葉山に移住しちゃおうとなったら、ぜひお友達になってください!

AKIさん:はい、よろこんで(笑)

イモト:今日は古民家や葉山についていろんな情報が聞けましたね!実際に聞いたことによって良い面だけじゃなく、知っておかなければいけない情報もあって、こういうところが大事ですよね。聴いているみなさんにとっても参考になったのではないでしょうか。

イモト:来週も古民家からなんですが、ここで料理をしようと。私の自慢の「土鍋ご飯」をすっぴんしゃんスタッフ陣に食わせてやろうじゃないか、と。もうギャフンと言わせますから!数年前に私のマンションで「宅録」をした時も、私の作った絶対美味しいはずの「チャーハン」を、おじさんたちはうんともすんとも言わなかったんですよ。味の感想を聞いても「まあ・・・」みたいな。それのリベンジですよ!今回は味付けは一切無し、白飯一本で勝負したいと思います!

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“高校1年生”から日本代表メンバーに…竹中七海が考える新体操日本代表「フェアリージャパンPOLA」の強さとは?

藤木直人、高見侑里がパーソナリティをつとめ、アスリートやスポーツに情熱を注ぐ人たちの挑戦、勝利にかける熱いビートに肉迫するTOKYO FMのラジオ番組「SPORTS BEAT supported by TOYOTA」(毎週土曜 10:00~10:50)。4月13日(土)の放送は、トヨタ自動車所属で新体操日本代表(フェアリージャパンPOLA)の竹中七海(たけなか・ななみ)選手をゲストに迎えて、お届けしました。


(左から)藤木直人、竹中七海選手、高見侑里



竹中選手は、1998年生まれ愛知県出身の25歳。子どもの頃から新体操を始め、中学2年生で新体操日本代表・フェアリージャパンPOLA(以下、フェアリージャパン)の練習生(強化選手)に、高校1年生でフェアリージャパンのメンバーに選出。高校3年生で迎えた2016年リオデジャネイロオリンピックには、リザーブ選手として現地に同行。その後、2021年にトヨタ自動車に入社し、同年に開催された東京オリンピックのメンバーに選ばれ8位入賞。現在はパリオリンピック出場を目指しています。

◆3月のドイツ大会で総合優勝!

藤木:フェアリージャパンは、3月2日(土)・3日(日)にドイツでおこなわれたインターナショナルトーナメント「新体操 Fellbach-Schmiden大会」で、団体総合1位、種目別フープ1位、種目別リボンボール1位! すごい成績ですね。

竹中:ありがとうございます。久々の表彰台で、優勝はとてもうれしかったです。

藤木:演技そのものはミスが少なかったですか?

竹中:演技自体にミスはあったので、ちょっと悔しい内容だったんですけど、それでも“ミスからどう対処するか”というところまで練習を積んでいたので、そこは(今大会で)良かったところの1つかなと思います。

藤木:オリンピックシーズン第1戦で優勝するというのは、縁起がいいですよね。

竹中:そうですね。チームみんなの自信になりましたし、やっぱり、ここからが勝負だと思うので、これを糧にまた頑張りたいと思います。

◆フェアリージャパンの強み

藤木:現在25歳で、中学2年生でフェアリージャパンの強化選手に選ばれているということは、フェアリージャパンで10年以上も過ごされているんですね!

竹中:そうですね。昔から憧れていたチームで“フェアリージャパンに入って活躍したい!”と思いながらずっと(新体操を)やってきたので、あっという間に10年が経ったなと感じます。

藤木:ただ、去年の世界選手権(第40回世界新体操選手権大会)では、メンバーに入ることができなかったのですか?

竹中:はい、このときはメンバーから外れてしまって本当に悔しい経験だったんですけど、そのときにほかのチームの良さと日本チームの良さを比較しながら客観的に見れたり、地元で練習したときに、改めて私のことを応援してくださっている方がたくさんいることに気付くことができたりと、あの経験があったから今があるなと感じています。

藤木:外から見たフェアリージャパンの強みというのは、どんなところでしたか?

竹中:動き一つひとつのきれいさとか“(演技を)正しく魅せる”というところは日本チームの強みだなと感じました。その反面、海外チームのエネルギーというか“どんなものでも魅せきる”というところが強みだなと感じたので、日本チームのきれいさがありつつ、強さも活かせたらより良いのではないかと感じました。

藤木:新体操はどうしてもミスがついてくる競技ですけど、試合前や試合中は緊張しますか?

竹中:もう心臓バクバクです(笑)。ミスがないことが一番なんですけど、1つ危ないところやミスがあった後は、試合中なんですけど“どうしよう”とか思いながら……でも、すぐに次の技がやってくるので、そこに集中して、しっかり(力を)出し切れるようにやっています。


竹中七海選手



高見:フェアリージャパンは、5月にウズベキスタンの首都・タシケントで開催される大陸別予選(第15回アジアシニア新体操選手権大会)でパリオリンピック出場権獲得を目指しています。

藤木:現在のフェアリージャパンのなかで、竹中選手はどのような立ち位置ですか?

竹中:これまでいろいろな試合を経験させていただいたぶん、試合のなかでも練習のなかでも、その経験を下の子たちに伝えていくことだと思います。あとは“安定感を持って演技をする”ということが、自分の大事な部分かなと思うので“どんなことがあっても対応できるように”“(失敗しても)すぐに修正できるように”というところは意識してやっています。

藤木:年齢的に(チームを)引っ張っていかなければいけない立場だと思いますが、その辺りはいかがですか?

竹中:キャプテン(鈴木歩佳選手)がもう1人いるんですけど、彼女がサポートしきれない部分を私が補佐役としてサポートしたり、大事なことは伝えていくということを意識的におこなっています。

藤木:最後に、パリオリンピックにかける意気込みを教えてください。

竹中:“パリオリンピックでメダル獲得”が目標なんですけど、そのためにも、まずは5月のアジア選手権でしっかり優勝を目指して、出場枠を獲得できるように頑張りたいと思います!

次回は4月20日(土)の放送です。

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4月13日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年4月21日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:SPORTS BEAT supported by TOYOTA
放送日時:毎週土曜 10:00~10:50
パーソナリティ:藤木直人、高見侑里
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/beat/

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