多摩地域プレゼン対決「調布VS相模原町田VS北多摩 ②」

TBSラジオ『東京042~多摩もりあげ宣言~』毎週土曜15時25分から放送中!

1月28日(土)

「多摩地域にお住まいの方は必聴!」「多摩地域以外の方には初めて多摩を感じていただきたい!」という誰でもウェルカムな番組!!MCは土屋礼央さん(国分寺市出身)&林家つる子さん(八王子市の大学出身)。先週からスタートした多摩5エリアによる「多摩地域のプレゼン対決企画」。前回のバトルが盛り上がり過ぎたため、急遽2週目に突入!「調布VS相模原町田VS北多摩」の後半戦、決着なるか!?

多摩地域プレゼン対決~「調布VS相模原町田VS北多摩 ②」

土屋:多摩地域の「みんなの経済新聞」の担当者に集まってもらって「調布VS相模原町田VS北多摩」のバトルをやったんですが、途中で終わっちゃったから。ほんとは1週だった予定が・・・(笑)

つる子:そうなんです、盛り上がり過ぎて(笑)

土屋:仲良くしよう!と言っておいて戦わせる、これがバラエティの良くないところね(笑)今回は盛り上がった後半をお届けしていきます。前回1週分だと思って収録しているので、つる子さん、改めて3人の紹介をお願いします!

つる子:「調布経済新聞」編集長の大前さん、「相模原町田経済新聞」編集長の宮本さん、「北多摩経済新聞」編集長の澤田さんの御三方です。

土屋:みなさん、多摩の方なのでなんとなく自虐的なネタが多かったんですよ(笑)

つる子:そうそうそう(笑)

土屋:でも後半は、隠し持っている「誇り」などをアピールしてくださっているので。「調布VS相模原町田VS北多摩 」の後半戦、どうぞ!!

『調布』のキャッチフレーズ『住んでみて良かった街 調布』

土屋:それぞれの地域の「キャッチフレーズ」を考えてもらいましたので。それでお互いが仲良くなっていけば。キーワードが離れていれば手を組めるじゃないですか。同じフレーズで来られると取り合いになるので。じゃあまずは「調布経済新聞」編集長の大前さん、『調布のキャッチフレーズ』をお願いします!

調布・大前:『住んでみて良かった街 調布』

つる子:住まないとわからないということ?(笑)

土屋:理由を教えてください。

調布・大前:世の中、“住みたい町ランキング”が溢れていて。多摩の中でも「吉祥寺」が出てきたりするんですが、そこには「調布市」は上がってこないんですよね。ただ、住んでみるとわかる良さがいっぱいある!住んでみないとわからない!住んでみたいと思ってるだけでは一生わからない!

つる子:それはそうだ(笑)

調布・大前:「調布市」に住んでみませんか?という・・・

つる子:住んだら後悔させないよ、と。

土屋:京王線だったら新宿からすぐですからね。明大前駅の次は「調布駅」ですから!「調布駅」は地上にあって「橋本方面」に行くのと「八王子方面」に行くのとで駅が大混雑していたんです。で、駅が地下化するということで調布の駅前が自由になったんですよ!駅が地下化したことにより、そこに駅があることを誰も知らなくなる・・・(笑)

つる子:(笑)

土屋:住まないと、ここに駅がある町とは思えない町になっちゃって(笑)あれはまさかですよね~

調布・大前:その通りですね。知らないと駅を通り過ぎてしまう・・・

つる子:通りすぎる(笑)

土屋:駅前にどんなビルが建つのか?これは大チャンスだと思ったら・・・何も無いんですよ!

調布・大前:逆にそれが調布市の良いところ、ウリになっていて。あれだけの駅前に広場、平地があるところって、多摩でもまず無いんじゃ無いかなと。

土屋:そう、ドル箱みたいな土地があるんです!計画はあるんですか?

調布・大前:あの平地に何かを建てるという計画は無いですね。「調布駅を降りたら空が広い!」それを大事にしていこう、と。

土屋:調布駅には近くに「イオンシネマ シアタス調布」という映画館も出来て便利になったな~と思ったら、けっこう歩くんですよ!駐車場も遠くて。で、調布には「深大寺」があることもあまり伝わってないし。

調布・大前:それは課題です。

土屋:調布には「深大寺」感がゼロなんです!すみません、熱くなってしまって。

『相模原町田』のキャッチフレーズ『多摩の孤島』

土屋:続いては「相模原町田経済新聞」編集長の宮本さん、『相模原町田』のキャッチフレーズをお願いします!

相模原町田・宮本:『多摩の孤島』

土屋:みんな自虐が好きですね(笑)どういうことですか、教えてください!

相模原町田・宮本:「町田市」と「多摩市」の間に山があるんです。なので、町田に住んでいる人は南の方は山だと思っているんですよ。山の向こうに町があるというのはどうも想像できない・・・。

つる子:山を越えて町があるというのが(笑)

相模原町田・宮本:びっくりするんですよ、山を越えてこんなに町が開けているんだって。

つる子:山の向こうは山だと思っているんだ(笑)

相模原町田・宮本:普通は山の向こうは山じゃないですか。そんな大きな隔たりがあるので。トンネルを潜っていくんですけど、そのトンネルもなかなか不思議な作りをしていて。異空間、違う世界に行くような。トンネルを抜けた先に「多摩」がある・・・。

つる子:(笑)

土屋:ちょっと行ってみたくなる。だから町田の人って「町田駅」ですべて解決するような町づくりしてますよね。

相模原町田・宮本:そうですね、昔は「西の渋谷」と言われていたんですよ。

つる子:おお~!

相模原町田・宮本:推していきたかったんですけど、「109」が無くなってしまって渋谷感が無くなって・・・

つる子:渋谷の象徴が(笑)

土屋:で、『相模原町田』のキャッチフレーズをもう1回言うと・・・

相模原町田・宮本:『多摩の孤島』

土屋:今のところ、それぞれ個性が違っていますからね。これは共存できそうです。

『北多摩 』のキャッチフレーズ『「まあいいや…」と思えるまち』

土屋:続いては「北多摩経済新聞」編集長の澤田さん、『北多摩』のキャッチフレーズをお願いします!

北多摩・澤田:『「まあいいや…」と思えるまち』

土屋:ちょっと(笑)「まあいいや…」ってなんですか、もうちょっと上げましょうよ(笑)どういう理由ですか?

北多摩・澤田:こんなもんかな…という。

つる子:それが良さってことですか?(笑)

北多摩・澤田:そうですね。いろんなことがありますけど、許せるという感じですね。

土屋:まあのんびりはしてますよ。高速道路があるわけではないから。「青梅街道」と一心同体でやっていかないといけないところですから。のんびりしているんですよ、病院も多いし。

北多摩・澤田:そうです、ここだけ時間が違うなというのはあります。

土屋:のどかだけど、意外と新宿までは近いぞというね。交通の便は最高ですよね。

北多摩・澤田:なので、新宿など都内で働く人が「北多摩」に帰ってくるとホッとするんですね。

つる子:なるほど、それはいい!癒されるんだ。

土屋:「西武新宿線」って名前なのに、他の新宿駅と全然離れているんだから。すぐ乗り換えできると思うと大間違え!

つる子:そうそう(笑)

北多摩・澤田:あ、こんなに歩くんだっていう。結局、西武新宿線は高田馬場駅が、いちばん乗降者数が多いんですね。

土屋:そうなんです、ターミナル駅が閑散としているんです。隣の高田馬場駅が重要拠点。でもね「西武新宿線」は唯一山手線を通過できる、山手線の中にある私鉄ですから。高田馬場駅を曲がる時に速度が遅過ぎて、歩いている人に抜かれるという電車・・・ちょっとマニアックな話をしちゃいました(笑)

つる子:歩いている人より遅い?(笑)

土屋:めっちゃ遅い!すんごいカーブだから!

つる子:それで抜かされるんだ(笑)

「調布」の自慢『調布駅を降りた時の何も無さ=平面広場』

土屋:今のところね、自虐的に話してもらいましたが、ここからは『多摩の中でここが1番!』という自慢やウリ、アピールポイントを教えていただきたいと思っております。まずは、「調布経済新聞」の大前さん、『多摩の中で調布が一番』を教えてください!

調布・大前:いくつかあるんですが、一つ目は先ほども話題になった『調布駅を降りた時の何も無さ=平面広場』。これはいろんなイベントができるんですよ。黙っていても人が集まる。二つ目、これこそ住んでみて初めてわかることなんですけど、『電車が調布市の真ん中を通っている!』。

土屋:ああ、なるほどなるほど!

調布・大前:例えば、調布市のお隣の「三鷹駅」は北口を降りると「三鷹市」ではないんですよね。他にも「国立駅」とかもね。「三鷹市」のことを言うとお隣同士だからケンカになっちゃうんですけど。

土屋:・・・仲良くしましょう(笑)そうそう、三鷹市は“連雀”あたりだと駅から遠いのよ~。でも「調布駅」はどの地域に住んでも使いやすいんですよね。

調布・大前:それにかつ、調布駅から歩いて2、3分のところに市民の方が使うホールや会議室があるんです。それによって調布市民の人がいろんなことで集まりやすい。これが住んでみてわかる良さですね。他のエリアと、複合的に考えて「調布市」がいちばん良いと思うところですね。

土屋:ほんとに。“真っ白な塗り絵”みたいな町だから。計画して調布駅前が平面なのよ。考えた上でああなっている。

調布・大前:考えて考えた末・・・アレです。

つる子:(笑)

土屋:計画途中だと思ってたから。そしたらずっとアレ=平面だから。いやでも、調布市は行ってみると深大寺だけじゃなくていろんな見所があるから。一度、調布駅に降りてみるとおもしろいと思いますよ!

「相模原町田」の自慢『プロスポーツクラブがたくさんある!』

土屋:さあ、続いて「相模原町田経済新聞」の宮本さん、『多摩の中で相模原町田が1番!』というところはどこでしょうか?

相模原町田・宮本:『プロスポーツクラブがたくさんある!』。Jリーグの「FC町田ゼルビア」と「SC相模原」、フットサルの「ペスカドーラ町田」、ラグビーの「三菱重工相模原ダイナボアーズ」、女子サッカー「ノジマステラ神奈川相模原」、アメリカンフットボール「ノジマ相模原ライズ」。今シーズンは毎週のようにどこかで試合がやっています。

土屋:なんでこんなにプロのスポーツチームが多いんですか?

相模原町田・宮本:「相模原町田」はもともとベッドタウンで、少年サッカーや少年野球が盛んなんですよ。広い土地がいっぱいあるからサッカーも野球もやりやすいんですよね。みんなスポーツをやっていると、その中から上手い選手が出てきて、いろんなチームに相模原町田出身の選手がいるんですよ。

土屋:Jリーグも町田出身の選手が多くて、最終的に町田のクラブチームに戻ってきたりしてね。僕は「FC東京」のサポーターなんですけど、実は町田にはビビっているんですよ。たかだか町田だろと思っていると、持っているパワーとお金が違うんですよ!オーナーはどこでしたっけ?

相模原町田・宮本:サイバーエージェント!

土屋:ああ~!!藤田マネーが!!ウマ娘マネーが!!サッカーワールドカップと町田を牛耳っていて。「FC町田ゼルビア」はなかなかうまくいかない時代があってチーム名を変えようとして問題となって、結果、話が戻ってみたいなことになってるんですけど。ここがもっと来られると、FC東京も今後は危ないなと。もっと強くなる可能性がありますよね?

相模原町田・宮本:可能性がありますね。もう一つ言うと「SC相模原」のオーナーは「DeNA」です!

土屋:ここで神奈川の地もいけると!怖いわ~!ただね、「FC町田ゼルビア」の難点はスタジアムが駅から遠いという(笑)見事に遠い!

つる子:どれくらいですか?

土屋:どれくらいじゃない、これが同じ町なのかというくらい!これは愛を持った極論ですよ(笑)

相模原町田・宮本:「町田市」から「多摩市」に行く途中にスタジアムがありますので・・・まあ「多摩」に行くという表現もヘンなんですけど(笑)多摩=孤島と孤島の間にスタジアムがあるみたいな。登山しないと辿り着かないため、我々は“天空の城”と言っているんです(笑)そんな感じで全国的にアピールしてます。

土屋:おらが町にプロのスポーツチームがあるというのは楽しいですしね。

「北多摩」の自慢『ツンデレ電車の西武新宿線』

土屋:さあ続いて、「北多摩経済新聞」編集長の澤田さん、『多摩の中で北多摩が1番!』というところはどこでしょうか?

北多摩・澤田:『ツンデレ電車の西武新宿線』

土屋:ツンデレ電車ってどういうことですか?

北多摩・澤田:微妙に使えそうで、使えない・・・

つる子:(笑)

土屋:使えますよっ!どういうことですか?

北多摩・澤田:西武新宿線は「小平」まではずっとまっすぐ来てくれるんですけど、小平を過ぎると急に所沢に向かって・・・どうした?って感じで(笑)

つる子:(笑)

土屋:違うんです、もともと西武鉄道はいろんな鉄道会社が合体したところだから。そうなっているんですよ。もともと狭山の方に行きたいというのがあるんですよ!

北多摩・澤田:そのまま秩父の方に行っちゃって、どうした?って(笑)

つる子:なんでそっち行っちゃうの~?っていう瞬間があるんですね(笑)

北多摩・澤田:西武新宿線「萩山駅」は乗り換えがすごく複雑になっていて、絶対に迷子になります。

土屋:はい、絶対に迷子になります!「八坂駅」に行けそうで行けない。3つの路線が合体しているんです。なので相容れない駅があったりして。

つる子:そんな(笑)

土屋:でも鉄道好きからすると・・・そのエリアはもともと軍事基地があったとかでいろいろ入り組んでいて、そこが通れないということで、すごくカーブが多くて。見どころもたくさんありまして。北多摩に行くなら鉄道でってことですね。

北多摩・澤田:西武線には西武ドームがあるので、あれも“天空の城”といえば・・・

土屋:西武ドームは「北多摩」の扱いでいいんですか?

北多摩・澤田:埼玉になります。

土屋:だから「多摩」って、やや埼玉とも手を組んでいる感じですよね。

北多摩・澤田:でも「多摩」に譲ってくれないので。西武園ゆうえんちがリニューアルしたんで「北多摩経済新聞」でどうしても取材がしたくて。西武園ゆうえんちに行く西武山口線の始発がギリギリ「東村山市」なんですよ。なので始発駅の「東村山駅」のラッピング電車をするつもりで・・・

土屋:すぐ所沢だから、すぐ埼玉だから。

「『高尾』が欲しい!」

土屋:まあそれぞれの魅力がったということで・・・自虐がすごいという多摩地域の特徴(笑)どうですか、みなさんはライバル視しているところはあるんですか?ここには負けたくない!というところがあるんじゃないですか?

北多摩・澤田:あまり接点が無いというか・・・「多摩」といってもバラバラになっているんですね。「調布」と「北多摩」地域は近いといえば近いですけど、間にいろいろ挟むので。

土屋:たしかに。縦に鉄道があるわけでは無いので。

相模原町田・宮本:「相模原町田」としては「高尾」が欲しいですね!

土屋:「高尾」は欲しいですよね!

相模原町田・宮本:実は中央線に乗って行くと、「高尾」を通って次に「相模湖駅」や「藤野駅」があって。あれは「相模原市」なんですよ。取材に行く途中に「八王子市」を通って「相模原市」に行くんですけど、「高尾」が入っているとスッキリするな、と(笑)

つる子:ああ、なるほど!

土屋:「多摩」の内部で取り合いをするという(笑)この「多摩」全体を盛り上げようというこの番組が始まったので、これを機にもうちょっとコラボするのもアリな気がするんですけど。「高尾を獲る!」とかではなく(笑)みなさんで一緒に何かするという。

北多摩・澤田:コロナ前に「多摩」のみんなに飲み会をやろうと誘ったら、「八王子経済新聞」しか来てくれませんでした(笑)

調布・大前:電車で一本で行けるというのが仲良くなることなのかも。

土屋:そうですね、もしかしたらカルチャーって路線ごとなのかも。

調布・大前:バスに乗れば「北多摩」の方にも行けるんですけど、電車だと「調布」から「北多摩」に行くのはすごい遠回りしないと・・・。

土屋:そう考えると、「多摩モノレール」と「武蔵野線」「南武線」を大事にしていかないと。なので今後ね、「多摩」の妄想としては“縦の路線・建設計画”というを考えていきましょう。今回はいろいろとお話を伺いました。これを機にコラボさせてください!よろしくお願いします!ということで、「調布経済新聞」の大前さん、「相模原町田経済新聞」の宮本さん、「北多摩経済新聞」の澤田さんありがとうございました!

来週はいよいよ頂上決戦!?「八王子」VS「立川」

土屋:「調布VS相模原町田VS北多摩」、すごかったね~!熱かったね!

つる子:それぞれの地域にそれぞれの思いが溢れていましたね!

土屋:「多摩」っぽいなと思ったのが、みんな控えめという(笑)前に前に行かない感じが「多摩地域」らしい感じがして。だから僕はそれぞれ手を取り合えるじゃないかと思いましたね。「多摩地域のプレゼン対決企画」、最高な立ち上がりでしたけど、多摩5エリアと言っていながら・・・

つる子:まだ3組ですよね?

土屋:ついに来週は・・・これ、いきなりやっちゃって大丈夫ですか?頂上決戦、サッカーワールドカップならメッシVSエムバペ!“多摩のメッシ”と“多摩のエムバペ”が対決します!「八王子」VS「立川」です!

つる子:うわ~!やっちゃいますか!礼央さん、いいの?

土屋:延長戦まで行くかもしれません!メッシがゴールを決めればエムバペも取る!どっちがメッシでどっちがエムバペなのか!?でも対決させて仲間割れさせちゃダメですよ。

つる子:そうですね。

土屋:サッカーではメッシとエムバペは“パリ・サンジェルマン”で同じチームですから!我々は「多摩・サンジェルマン」の対決を、そして最終的にはチームメイトということを、ぜひ聞いていただきたいです!

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