イモト、姪っ子3人と行った原宿でカルチャーショック

TBSラジオ「イモトアヤコのすっぴんしゃん」毎週水曜日よる9時30分から放送中!

2月1日(水)放送後記

イモトが、大好きな姪っ子3人と原宿に行ったことを報告。ティーン憧れの原宿に連れていき現代っ子のカルチャーとパワーに圧倒されるイモト。そんな久々の再会で3人の成長に目を細める叔母イモトでした。

イモト、姪っ子3人と行った原宿でカルチャーショック

イモト:さあ今日からもう2月ですか~。早いなあ、あっという間ですね。で、収録の都合もあって今日は2月1日ですけど・・・お正月の話をしようかなと思ってます、おっそ~(笑)逆にそんなラジオ無いから、いいんじゃない?今ね、お正月の話してる人いないから新鮮でしょ?(笑)

姪っ子3人(中2・小6・小4)が鳥取からやって来る!

イモト:年末年始に鳥取から私の大好きな姪っ子3人が数年ぶりに遊びに来てたんですよ!姪っ子たちのお母さんでもある私の妹と女4人で来ていて。長女のユアちゃん(中学2年生)、次女のモアちゃん(小学6年生)、三女のレアちゃん(小学4年生)が、しばらく会わなかったらすごく成長してましたね!

イモト:まず見た目の成長がすごい!中2のユアちゃんは私より1、2センチ高いですよ!去年電話出演した時に話した通り、今モデルさんを目指しているのでスタイルもいいなと思いますね。姪っ子たちのお母さんの私の妹もおダンナさんも背が高いわけでないのに。やっぱ現代っ子のスタイルというか、顔も小さくてすらっとしてるのよ!モデルで頑張って欲しいなと思いますね。小6のモアちゃんはずっとバレーボールをやっていてキャプテンも務めて。年末にあと1回勝てば全国大会というところで負けてしまったんだけど、身体的にも心も成長していて。3姉妹の中では一番冷静でしっかり者ですね。小4のレアちゃんはまだまだ赤ちゃん扱いされていて(笑)小4ってこんな赤ちゃんだったっけ!?て思うくらい(笑)背もまだ低いので何も知らなかったら小1くらいにしか見えないかも(笑)ちょっとまん丸で、言ってることもちょっとわからないし(笑)そんなところも私にはかわいいんですけどね。

イモト:でも、上の2人はスマホを買ってもらっていて、ウチに来るなり「Qちゃん、Wi-Fiのパスワード教えてー!」、いやマジかよ・・・って(笑)人の家に来ていきなりWi-Fiのパスワード教えてはダメよ(笑)そうそう、私は姪っ子たちからは「イッテQ」からか、「Qちゃん」って呼ばれていますね。いまだにQちゃんで。だいたいQちゃんって呼ぶんだけど、何かのタイミングで「Qーっ!」呼びで、サイアクですよ(笑)そういう時は怒りますけどね(笑)年頃なのか、昔みたいなギャーという戯れは無いね。とくに上の2人はね。もう各々の時間を過ごすという感じで。一番下のレアちゃんはまだスマホを持って無いので。でもイキって家からお父さんのタブレットを持ってきたみたいで(笑)

姪っ子3人、ティーン憧れの「原宿」へ!イモト「“しなこ”って知ってます?」

イモト:去年の12月29日から東京に来ていて、30日、31日、1日まで3人と一緒に過ごせるという嬉しさがありましたよね。で、この3人が久々に東京に来て絶対にどうしても行きたい場所が「原宿の竹下通り」なんですよね!竹下通り、まあ私はあえては行かないですよね。「竹下通りでやりたいことリスト」をもう作ってきているわけですよ。「チーズドッグを食べたい!」「いちご飴を買いたい!」「サンキューマーケットに行きたい!」「WEGOに行きたい!」などのリストがあって、その中に「“しなこ”と写真が撮りたい!」というのが書いてあるわけ。誰だ、“しなこ”って?と思って(笑)みなさん、“しなこ”って知ってます?有名らしいですよ。有名な店員さん、昔でいうカリスマ店員さんみたいなもんなのかな。でも、洋服などを売ってるわけじゃないんですよ。「タピオカ」だったり「わたあめ」、「哺乳瓶ソーダ」など食べ物を売ってる“しなこ”という人がいるらしくて。ユーチューバーもやっているのかな。「しなこ 原宿」で検索したら出てきたんですけど、お人形さんみたいな女の子で。で、しなこは土日しかお店に並ばないんですって。だから平日に行っても会えないと。どうしても会いたい!というので行きましたよ、年末の竹下通り。

イモト:息子のQ太郎は連れて行けないので夫の石崎さんにお任せして、イモト姉妹と姪っ子3人の女子5人旅をしてきたんですけど、すごいね!原宿ももう変わってて。私の中では「クレープ」とか「ジャニーズショップ」というイメージだったんだけど、海外の屋台みたいな、それこそ韓国のモノがたくさん売ってるのよ、今は。昔はクレープの食べ歩きが定番だったんだけど、今は「いちご飴」!りんご飴のいちごバージョンなんだけど、いちごが5粒くらい串に刺さっていてそこに水飴が絡んでて。そこに大行列なのよ!いちご飴に子供とかティーンがめちゃめちゃ並んで、買って、撮って、インスタに載せる、みたいな。で、姪っ子たちもいちご飴を買ってくる!って行って15分くらい並んで買ってきたんだけど、いくらだった?って聞いたら750円っていうのよ。いちご5粒で、なかなかですよね!?いやまあ、全然いいんだけど。すげえなあと思って(笑)

イモト:姪っ子たちはこの原宿に来るために、1年間貯めた全財産を持ってきたわけ。だからいちご飴も余裕で買えるわけよ!洋服だっていくらでも買えちゃうわけよ(笑)とくに長女のユアちゃんはモデルという仕事もやりたいということで洋服を買いたい、と。言うても「WEGO」なんで2000円とか3000円、高くて5000円なのかな。でもさ、中2からしたら5000円のモノってけっこう高いじゃない?でも買ってるわけ。

「服のセンスない!」3姉妹の会話にイモトびっくり!

イモト:洋服を選んでいる時なんですけど、私は思わなかったんですけど、ユアちゃんに対して、下の2人がけっこう意見が厳しくて。「ユアってさ、モデルになりたいって言うけど、服のセンス全然無いよねー」って言うわけ(笑)かわいそうと思って(笑)ユアちゃんも「そうなの、わかんないんだー」って言ってそれをわかってるわけ。切なくなってきて(笑)それを小4のレアちゃんに言われるわけよ、「ユアはさー、1つ1つのモノはかわいくていいモノなんだけどさー、組み合わせのセンスが無いんだよねー」って、はっきりと言われてるわけ!ユアちゃんはいいと思ったモノを買うんだけど、このパンツに何が合うかがわかんないって自分でも言っていて。それをお母さんに組み合わせをしてもらうんだって。だけど欲しいからってすごい買ってましたよ。「WEGO」も久しぶりに行ったけど楽しいですね。

イモト:で、一番下のレアちゃんだけは洋服の興味が無いから、買うものはぬいぐるみか耳につけるカチューシャで。で、レアちゃんが12月30日、原宿に行った当日がお誕生日で。レアちゃんは私の血を継いでいるところもあるのかな、ちょっと目立ちたがり屋なわけ。「WEGO」に売ってたお誕生日の人が付ける、大きなケーキのついたバースデーカチューシャみたいなのがわるわけよ。あれをすぐ買って、買ったらすぐ着けて(笑)でも、原宿なんて個性の塊だから「ケーキのカチューシャを着けたところで目立たないよ!」とみんなで言ったんだけど、本人的には目立つように「今日わたしは誕生日です」みたいな空気で歩くわけよ(笑)可愛かったですね~。そういうところが3人の個性が出ていて。竹下通りでも買いたいものが違うんだなと思って。

イモト:チーズドッグも食べたし、トッポギのウインナーに甘辛いタレがついたやつとか。あとレアちゃんは、しなこのお店でウンチの形をしたカラフルなわたあめを買ったりとか。すごいですね、今の原宿は。わたしが昔行ってた時の原宿とは全然違ってね。姪っ子たちが見ているYouTubeチャンネルもわたしには理解できなかったり(笑)そんな原宿の文化もわたしには新鮮でおもしろくて。今のコたちってこういう感じなんだというね。

イモトVS姪っ子で「逃走中」

イモト:そんな姪っ子たちはテレビはあまり見てないみたいで、私からしたら悲しいけど。唯一、テレビで食いつきを見せたのが、年末にやっていた「逃走中」。あれは子供たちは大好きなんだね。一番下のレアちゃんが大好きで食いついて見ていて。「逃走中」と「紅白」を交互に見ていたんですよ。次の日が元旦でお店もどこもやっていないし、あまりにも「逃走中」に食いつくから、夫の石崎さんが「よし、明日はみんなで逃走中をやるか!」って。そしたらレアちゃんがイエーイ!って喜んで。私と石崎さんが“ハンター”で、サングラスをかけて黒い格好をして。で、サングラスをかけた時点からハンターというルールを作って近くの公園に行ってやったんです。

イモト:レアちゃん、もう大はしゃぎで私たちがサングラスをかけた瞬間、ギャーって言って逃げて。ただ、私たちもおじさんとおばさんだから、もうほんとに体力がヤバくて(笑)私はギリで一瞬のスピードは勝てるかもしれないけど、もうムリ!やっぱバレーボールをやっていて、一日20分間走というメニューがあるらしくて。最初の10分はジョグ、最後の10分はスピードを上げるという。それを聞いてムリ!って思って。3人ともバレーボールでそれをやってきていて、しかも学校でマラソン大会も徒競走も1位なんだって。私だって学校で1位だった!という自信はあったわけ。あっただけど、やっぱりムリでしたね(笑)一瞬は追いつくんだけど、向こうは永遠に走り続けるから。石崎さんなんか開始1分で(オレ、止めようかな・・・)みたいな空気になっていて(笑)最後、私1人で3人を追いかけていたんだから!元旦早々、肺の血の味がするような(笑)すごい楽しかったんですよ。

天才ディレクターのイモト夫考案のゲームで姪っ子が大号泣!

イモト:で、ちょっと休憩して今度はバドミントンしようとなって。バドミントンが1セットしかなかったんですよ。だから2人しかできなくて、最初はお姉ちゃん2人がやっていて。一番下のレアちゃんが入れないから、いじけてきちゃって。そこで、うちの夫は“天才クリエイター”ですね、企画を考えるのが上手いですね!じゃあみんなでやれるものをってことで、直径30センチくらいの円を作ってそこから5メートルくらい離れて羽を羽子板のようにポンと打って円に入れるというゲームで、最初に円に入れた人がジュースを買ってもらえるという。やっぱ天才テレビディレクターですね~!で、姪っ子たち3人がやり始めたんですけど、けっこう難しくて。

イモト:10分くらいやっていた時に次女のモアちゃんが、やっぱ容量が良いですから風を読んできれいに円に羽を入れたんですよ。で、ジュースを買ってもらって。そこで終われば良かったものの、その後もゲームが続いていって。今度は長女のユアちゃんが円に羽を入れたんですよ。そしたら最後、一番下のレアちゃんだけが残ったんですけど、まあ入らないんですよ。寒空の下、40分くらいバドミントンの羽を打つんだけど全然入らないわけ。本人も段々とイライラしてきて。それを見たレアちゃんのお母さんである私の妹が「レア!そんなんじゃ入らないよ!気持ちを切り替えて!」って怒るわけ(笑)バレーボールをやっている親だから応援というか、急に監督のようなスイッチが入って。レアちゃんも途中から悔しくて号泣し始めたわけ。泣きながらバドミントンの羽を打っているの、訳のわかんないゲームで(笑)

号泣する姪っ子、熱くなる母親、頭を抱える天才ディレクター

イモト:最終的に前に来て50センチくらいのところから打つんだけど、それでも入らないの。そしたら石崎さんが(オレはなんとしたことを・・・こんなゲームやらなければ良かった・・・元日にこんなかわいそうなことしなきゃよかった・・・)って頭を抱えちゃって(笑)私もそうだよねって思いながら。最初の人の羽が円に入ったところで終わっておけば良かったんだけど、その後も天才ディレクターがみんなが入るまでって欲しがっちゃったんだよね(笑)レアちゃんはバレーボールの練習ではいつも出来る方なんですって。バレーボールの練習でも入れたら終わりという似たようなゲームがあるらしくて、レアちゃんは序盤に出来ちゃう子なんですって。でも、こんなに出来ないことが彼女にとっても初めてだったみたいで。

イモト:私も妹に「ごめんね、こんなに空気になっちゃって」って。そしたらで、「いいんだよ。こういう悔しい気持ちは大事だから!この悔しい気持ち、忘れないよー!」って言うわけ、すっげぇー熱くなってんのよ(笑)別にバドミントン部でもないのに(笑)レアちゃんには申し訳ないことしたなというのがありますけど、正月早々、みんなで体を動かして楽しい思い出はできました。

イモト、「ババ臭い!」で初笑い

イモト:で、鳥取から4人が来るっていうことで、私が着なくなった洋服を断捨離しながら溜めておいたんですよ。それを段ボールに入れておいてきた時に渡そうと思って。それに年始に妹の誕生日もあるので、洋服と一緒に妹の誕生日プレゼントもあげようと思って、素敵なショルダーバッグみたいなのを買って、洋服を上げるようの段ボールの中に入れておいたんです。で、姪っ子たちに「あとでQちゃんがいらなくなった服をあげるからねー」って言ってトイレに行ったんですよ。3人は我慢ができないんだよね、(Qちゃんがくれる服が見たい!)ってなって、私がトイレから戻ってきた時には段ボールを開けて、(これ、私が着る~)って3人が洋服を着ていたわけ。私は基本的には妹に上げるつもりで用意してたんですよ。姪っ子たちも成長しているから、ちょっとサイズオーバーだけど着れちゃうわけ。

イモト:で、ほとんどの洋服が姪っ子たちの手に渡っていたの。私が「これ、ママにあげるようと思っていたのに~」って、妹も「そうだよ、ママなんてさ、このヘンなババ臭いカバンしか残ってなかったんだけど~」って(笑)ヘンなババ臭いカバン、、、いやいやいや、ちょっと待ってって(笑)新年早々、めちゃめちゃ傷ついて(笑)私がこれいいな、妹に似合いそうだなと思って、自分で言うのもなんだけど奮発したまあまあいいカバンだったのよ。せっかく東京に来るし買ってあげようと思ってさ。それをさ、ババ臭いヘンなカバンしか残ってないんだけど?ええ~?と思って。傷ついたけど明るく行こうと思って「ちょっと待ってよ!それ、私が買ってあげた誕生日のプレゼントなんだけどー」って、ギリギリの明るい声で言って(笑)これが2023年、いちばんウケましたね!「ママ、ババ臭いって言ったー(笑)」って、ドカンとウケて(笑)楽しい空気になって、で、妹も「いやいや、全体的に見たらかわいいかもー」「いやもうムリしなくていいんだけど(笑)いらないなら私のものにするけど」「いやいや、もらうもらう」って(笑)初笑いにもなってとても良い思い出になりましたね。

姪っ子たちは「ストーリーズ」に夢中!

イモト:また遊びに来られるといいですね。姪っ子たちの中では「春休みに来たい!今度はディズニーランドに行きたい!」っていう空気になっていましたね。「だから布団は敷きっぱなしでいいから!」って言われて、まだ2ヶ月もあるからさすがにヤだよ!と思って(笑)機会があればね、このラジオに来てもいいかなと思いますね。長女のユアちゃんは東京が大好きみたいですね。まだ原宿しか知らないし、東京=原宿になっちゃってるけど、まだいっぱいあるじゃない(笑)それこそ今で行ったら新大久保だって楽しいだろうし。今はまだ東京=原宿とディズニーしか無いんだよね、鳥取の子は(笑)私たちの時代は中学校の修学旅行は東京だったんですけど、今は京都になってるみたいで。なかなか東京に来る機会が無いみたいなので。

イモト:でもすごいなと思ったのが、姪っ子の上の2人はインスタをやってるのよ。常に“ストーリーズ”よ。いちご飴やチーズドッグ、最初の空港のところから「今から東京!」ってあげてわ(笑)かわいいよ!「タクシー移動!」(笑)全部あげてて、かわいいよ(笑)すべてが新鮮なんだよね。家にいる時も反応が薄いんだけど、ストーリーズを見ると、ああけっこう良かったのか、ストーリーズでけっこうテンションが上がってるんじゃん!みたいな(笑)そういう現代っ子の感じも見られて良かったですね。

タグ

氷川きよし、松田聖子『赤いスイートピー』が“自身の原点”!?「5歳のときに聴いて感動して、そこから歌が好きになったんです」

アーティストの坂本美雨がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「坂本美雨のディア・フレンズ」(毎週月曜~木曜11:00~11:30)。

6月9日(月)、10日(火)の放送ゲストは、歌手の氷川きよし/KIINA.さん️。
6月10日の放送では、現在全国ツアー「KIYOSHI HIKAWA+KIINA. Concert Tour 2025 ~KIINA’S LAND~」を開催中の氷川さんが、5月に配信リリースした松田聖子さんの名曲「赤いスイートピー」のカバー曲に込めた特別な思いなどについて語ってくれました。


坂本美雨、氷川きよし/KIINA.さん️



坂本: 5月28日に名曲のカバーをリリースされました。これもまたびっくりで、松田聖子さんの「赤いスイートピー」。なぜですか?

氷川:実は5歳のときに聴いて感動して。心のなかの泉が湧き出るような感覚で、「歌だー!」って、キラキラキラキラーッとなって。そこから歌が好きになったんです。そのとき初めて、母と親戚のおばちゃんと3人で、松田聖子さんのコンサートにも行ったんですけど、生で芸能人を見るのがちょっと怖かったんですよ。

坂本:怖い……?

氷川:当時、ブラウン管のなかにいる人は人間じゃなくて、アニメの世界の(の中にいるような)人だと思ってたから。いまでも衝撃的で覚えているんですけど、聖子さんが動いて踊っていて、「赤いスイートピー」を聴いたときに、もうキュンときて、泣いちゃったんです。

坂本:そんな大切な曲を、このタイミングでカバーしようって思われたのはなぜなんですか?

氷川:一旦リセットしたときに、“KIINA.”としての感覚と生きてきた証は、やっぱり原点の「赤いスイートピー」なのかなって。迷ったら原点に戻ったほうがいいと思ったとき、本当の人間としての原点はこの「赤いスイートピー」で、そこから花が咲いていろんな歌と出会って、演歌とも出会ってデビューして、いろんな方に応援してもらった。

だから、またここに戻らせてもらいたいなって思ったので。そして、亀田誠治さんという素晴らしいプロデューサーの方にお会いできて。亀田さんはすごい方なのに気さくだし、音楽のこともわかりやすく指導してくださるから安心してレコーディングができて、本当に5歳の頃の自分に戻ったような声で歌わせてもらいました。

坂本:この歌唱を聴いて、そぎ落とされたというか、ある意味淡々と聴こえるぐらい何の癖もなく歌ってらっしゃるなっていうのも「なぜなんだろう」と思ってたんですけど、お話を聞いてすごく腑に落ちました。

氷川:そうでしょう。(子どもの頃は)もっと声が高かったんですけどね、喉仏が出てきて低くなっちゃった。でも、それもやっぱり活かして、受け入れての自分だから、その状態での「赤いスイートピー」。

5歳のときに、親戚のおばちゃんに連れられて壱岐対馬に旅行に行ったんですよ。そのバスの移動中に、「マイクで歌ってごらん」って言われて、「歌いきらん、歌いきらん(歌えない、歌えない)」って言いながらも歌ったんですよ。そうしたら「えらいうまかねぇ!」「そげん歌うまかとね!」って言われて、そこからちょっと「自分、歌手になれるかも?」っていう勘違いが始まった。

坂本:いや、なれた!

氷川:そう、結果なれたんですけど、やっぱり肯定してもらえたことが自分のバネになってるから、親戚のおばちゃんのおかげです。

坂本:そうか。だから、もっとテクニック満載で歌うこともできたはずだけど、本当にシンプルに素朴に歌っていらっしゃる。感動しちゃった。本当に1曲1曲、必要な方とで会って、という感じですね。

氷川:みんなに支えられて、ありがたいですよね。



氷川きよし/KIINA.さん️



氷川さんのツアー「KIYOSHI HIKAWA+KIINA. Concert Tour 2025 ~KIINA’S LAND~」は11月まで全国12都市で27公演開催予定です。詳細は公式Webサイトまで。

<番組概要>
番組名:坂本美雨のディア・フレンズ
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時:毎週月~木曜11:00~11:30
パーソナリティ:坂本美雨
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/dear/
番組公式X:@dearfriends80

Facebook

ページトップへ