TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』月~木曜日の11時から放送中!
2月9日(木)放送後記
温かい料理につける“とろみ”。この時期なら料理が冷めにくくなるなどのメリットもあります。
一方、介護や子育てをしている方たちは、よ~くご存じかもしれませんが、“誤嚥防止”のためにとろみをつける工夫も行われています。「誤嚥」は、本来入ってはいけない自分の唾液や飲み物・食べ物などが気管に入ることです。そしてその結果、肺炎を起こしてしまうのが「誤嚥性肺炎」です。
飲み込む機能や咳をする力が弱くなると起きやすくなりますが、若い世代での誤嚥も増加しているそうなので誰にとっても身近な話とも言えそうです。
さんか大容量で毎日使う人にもおすすめの『ソフティアS』
家庭で「とろみ」をつけるときに、代表的なのが「片栗粉」。原料はデンプンで、価格も安く使いやすいですが、加熱しなければ「とろみ」がつかなかったり、唾液などで「とろみ」が分解されるなどの特性もあります。
また「グァー豆」から作られる「グアーガム」は、少量で「とろみ」が付きやすい一方、時間の経過で変化しやすかったりします。微生物の分泌物を原料とする「キサンタンガム」は、こちらは冷水にも温水にも溶かすことができて、味や臭いがないので飲料などに多く使われています。
原料によって「とろみ」のつけ方に向き不向きがあるんで、使用する際は製品などの説明を確認したうえで、購入してみてください。
ではどんなものに「とろみ」を付けたらおいしく飲めるのか!?身近なもので試してみました。
「牛乳」……杏仁豆腐未満な見た目。甘味を付けたらおいしいおやつになりました。
「味噌汁」……味が落ちずに味噌汁のおいしさはキープ。なめこ汁のような感じに。
「コンソメスープ(具あり)」……めちゃおいしい。まるで丼の具のようになります。
とろみがつくだけで甘いのみものは「おやつ」になります。また喉の通過が遅くなるためか、長く味わうことができますし、腹持ちがよくなった感じがします。
去年発売された森永乳業グループの「クリニコ」の『つるりんこシュワシュワ』。こちらは“炭酸飲料”にとろみをつける商品。高齢の方でも好きな炭酸飲料を飲めるように…という想いに応えて開発されたもので、商品には2.5gの顆粒が30本(350mlに対し1本が目安)入っています。インターネットで約1300円で買うことができました。
使い方は、ペットボトルの炭酸飲料にこの『つるりんこシュワシュワ』を入れたらキャップを閉め、逆さまにした状態で30秒程度、素早く強く振り続けます。それを3時間程度、冷蔵庫で冷やせば完成です。3時間後に開けたときに炭酸が噴き出すことはありませんでした。
飲んでみると炭酸をしっかり感じることができました。
すでに誤嚥の心配がある方は、医師や薬剤師などの専門家にもご意見を聞いてみてから使ってみてください!