「競技の魅力は?…俺でしょ!」池崎大輔選手は車いすラグビー界のローランド!?

TBSラジオ『パンサー向井の#ふらっと』毎週月曜日~木曜日 朝8時30分から放送中!

3日15日(水)放送後期

ラジオを通してコミュニケーション能力を学んだ

向井:『池崎大輔 パラスポーツの「あ」』のコーナーが始まって1年、やってみてどうですか?

池崎:いやあ、言葉で伝えるってのが本当に難しいなと思って。その中で自分も車いすラグビーをやってて、
やっぱりコートの中で味方に伝えたりとか自分の考えを伝えるっていうそういうコミュニケーション能力っていうのが、本当にラジオを通して大きく学んだところであって。

向井・三田:へえ!

池崎:いろんなゲストの方が来てくれて、いろんな話を聞いていろんな考えを持ってるんだなっていう、そこに共感しながらも、新しい情報・知識っていうのを自分に得られるっていう、すごく学びの多いところだなと思って。それと同時にこの言葉で伝えるっていうのがすごく難しいなって思ったんで…あの、何かアドバイスもらっていいですか?

向井:あのー…今、話聞いてましたけど、うまいよ?(笑)お喋りうまいです!

池崎:いやいや、僕アスリートなんで喋るよりも体を動かす方が得意なんですよ(笑)。

車いすラグビーの魅力は俺、池崎!

向井:池崎さんみたいにお喋りが上手で面白い方が伝えることによって届くっていうこともあると思うんですが、車いすラグビーのここが面白いんですよって言うとしたら?

三田:日本代表の方ですよ!なんか楽しそうなお兄さんですけどね!

向井:まず、ここが魅力です!ていうのはどこでしょう。

池崎:俺!

向井:そうですよね、絶対に池崎さんに聞いてます(笑)。

池崎:はい。魅力、俺!

向井:え!?あ、そういうこと!?ローランドみたいなこと言ってんるんですね!?(笑)

三田:(笑)

向井:車いすラグビーの魅力は俺、池崎!ってなると池崎の魅力はなんでしょって話になってくるんですよ。

池崎:あ~…てなったら髪!

向井:いや、うすいって(笑)!もっと深い話聞きたい!

池崎:もっと深い話?じゃあ真面目に話します。ここが僕の弱いところで、返されたりちょっと詰まったらまたレールに戻すみたいな。

向井:戻してほしいんです(笑)。

池崎:車いすラグビーの魅力は、唯一の車椅子競技でタックルが認められてるので、車いすと車いすがぶつかり合う衝撃音だったりとか、タックルで倒れたときの激しさ、そういうのが見てる人を魅了してくれる一番わかりやすい魅力的なところかなと僕は思ってます。

向井:音とかもちろん…僕一度だけ見させていただいたことあるんすけど、やっぱ迫力すごいですよね!

池崎:そうですね、多分初めて見る方はこんな車いすと車いすでぶつかっていいの?みたいなそんな感じで見てはくるんですけど。

三田:男女混合で女の方も同じようにぶつかっていくわけですよね?

池崎:女性はやっぱり根性のある方じゃないと海外の大きい選手とかにも向かっていくっていう、そういう強さを持ってる人じゃないとなかなかできないし、でもそれを1回やってしまうとクセになってしまう。もうタックル受けなきゃ寝れないっていう。

向井:そういう風になってくるんすか!

障害の軽い人も重い人もしっかりコートで輝ける『車いすラグビー』

向井:車いすラグビーってどんなルールなんでしょうか?

池崎:ラグビーって大体外でやってますけど、車いすラグビーは体育館でやるんですよ。コートの広さはバスケットボールコート。人数は4対4でやるんですよ。

向井:4人でそのコートってなると、かなり動くことになりますよね。

池崎:はい、運動量はすごく多いです。で、女性プレイヤーも入るし…。

向井:それはどういうルールなんですか?

池崎:4人選手で1人の選手に障害の重い軽いで点数がつけられる持ち点制なんですけど、障害の重い人が0.5で一番軽い人が3.5。0.5、1、1.5、2、2.5…って7段階わかれてるんですよね。4人選手の合計は8点でやらなきゃいけないんですけど、女性プレイヤーが入ると8.5でできるんですよ。

向井:なるほど。だから要はチーム編成の戦略みたいなことももちろんあるわけですね。

池崎:そうです。僕は3.0なんで、僕が4人いたら12点なんて出れないんです。

向井:なるほど!

池崎:僕が3人いても9点になるんで出れないんですよ。でも3点が2人いたら6点なので他の2人は、ローポイントで障害の重い人が出なきゃいけないですね。なので障害の軽い人だけが目立ったりするだけじゃなく、障害の軽い人も重い人もしっかりコートで輝けるっていういいところがあって、それぞれの役割があるんですよ。

向井:車いすは、攻めと守りで種類が違うんですよね?

池崎:そうなんですよ。唯一車いす競技で車いすラグビーだけなのがオフェンス用とディフェンス用、攻撃用守備用の2種類あるんです。主に障害の重い人は守備用を乗るんですよね。

向井:守備用と攻撃用の車いすの違いは何なんですか?

池崎:攻撃用は前が丸くシンプルになっています。小回りが利くように、狭い隙間でもタックルをして道を開いていけるように。ディフェンス用っていうのは障害の軽い人と一緒によーいドン!したら絶対遅いんですよ。なので守備用は前にバンパーというものが付いてて、オフェンス用の車椅子を引っかけるためにできてるんですよ。

向井:ほー!!

三田:すごい!

池崎:自分たちが…ハイポインターって言って障害の軽い人のことを言うんですけども、ハイポインターがボールを持っていくときに相手チームのディフェンスしにきたらそれを味方チームのディフェンスがブロックしに行ったり、道を作ってくれたりとか引っ掛けているうちに、その0.何秒、1秒2秒の間に自分たちがバーッて走ったりとかっていうそれぞれの役割があるんです。

三田:面白そう!全然知らなかったけどこうやって聞いてみると、魅力は俺!っておっしゃったのもわかる!

向井:日本の強さって、例えば陸上のリレーとかだとバトンパスが日本ってすごいって言うじゃないですか。車いすラグビーの体格差を埋める日本のすごいところや得意なことはどういうところなんですか?

池崎:…俺!

向井:まず一回これ挟まなきゃいけない?(笑)直接いけない?一回ここ通らなきゃいけない?(笑)

三田:(笑)

池崎:ちょっと何かやり続けなきゃいけないかなっていう、僕の中で…すみません(笑)。強さの秘訣と言ったらやっぱりチーム力。

向井:やっぱりそこなんですね。

池崎:ケビンヘッドコーチが言う、バスケットボールコートの広さで4対4というとスペースがやっぱり重要になってくるんで、スペースとしっかりパスを繋ぐ。あとは体格が大きくても自分たちはスピードっていうところを生かして攻める。そしてディフェンスをするっていう…そこでアドバンテージを取っていくっていう、そういうところに強さの秘訣があるのかなって僕は思います。

サンバチーム『仲見世バルバロス』が『#ふらっと』1周年を祝福!

ゲストコーナーで落ち着いた?と思ったタイミングで、、、サンバーチームが乱入!『ふらっとフラッシュ』に急遽出演!

サンバ隊:ふらっと1周年、おめでとうございまーす!! Whoooooooo~!!

向井:とんでもない映像が我々の目の前に…!すごいです!

サンバ隊:Whoo!Whoo!Whoo!Whoo!Whoo!Whoo!

向井:10人のサンバ隊の皆さんがお祝いに駆けつけてくれました!

三田:イエーイ!!

サンバ隊:Whoo!Whoo!Whoo!Whoo!Whoo!Whoo!

向井:一旦、静かにしてください!(笑)

三田:(笑)

向井:皆さんさっきは『ラヴィット!』に出られてて、今ここに駆けつけてくれたと。『ラヴィット!』では何されてたんですか?

サンバ隊:…………………。

向井:急に黙るのだけはやめてください!(笑)リーダーの方とかは…?

リーダー:パレードとかしてました!ラッピーちゃんと、はい。

向井:『ラヴィット!』の方も皆さんで盛り上げて、ここに今回来ていただいて。

三田:嬉しい~!

向井:普段はどういった活動されてるんでしょうか?

リーダー:えーと、サンバチームなのでサンバをしています。

一同:(爆笑)

向井:ですよね~(笑)。どういうところで皆さんのことは見られるんでしょうか?

リーダー:浅草サンバカーニバルに毎年出場しておりまして、今年も出ますので!

向井:それはいつ頃?

リーダー:9月の16日です。

向井:そこに向けて皆さん練習っていうのはもうこの時期からずっとやられてるんですか?

リーダー:はい!

三田:まあ~お衣装も素敵!十人十色で!

向井:本当にカラフルで!

サンバ隊:Whoooooooo~~~~~!!

向井:いや~もう何て言うんですかね…怖いです!(笑)

一同:(爆笑)

この日、突然中継が切れてしまうアクシデントに見舞われたライス関町さん!

先週は中継先で足をつってましたが…毎週何かしらのアクシデントに見舞われているような気が(笑)。

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