ちょっとのコツでお店の味へ!洋食のレシピ!【オレンジページおすすめ!】

TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』月~木曜日の11時から放送中!

10月17日(火)放送後記

生活の知恵を授かるコーナー「スーさん、コレいいよ!」。
今日のゲストは、番組初登場!生活情報誌『オレンジページ』編集長の松田紀子さんです。

今回テーマは「ちょっとのコツでさらに美味しくなる洋食レシピ
洋食というと、ハンバーグ、オムライス、グラタン、メンチカツ、ロールキャベツ、コロッケなどなど。数多くあって、おうちでよく作っている、という方も多いと思います。そんな洋食をちょっとのコツでお店みたいに格上げするレシピをオレンジページで特集しました。きょうは、その中から「メインの料理」と「副菜」の2つのレシピをご紹介します!

まずはメインの料理は・・・

ソテーをもっと柔らかくジューシーに!チキンソテーガリバタソース

チキンソテーでお肉がかたくなってしまった、という経験をしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?ただ、ちょっとのコツでジューシーにする方法があるんです。そのコツも含めてレシピを紹介したいと思います。

材料(2人分)
①鶏もも肉(小):2枚(およそ400ɡ)
②サラダ油:適量
〈ガリバタソースの材料〉として
③にんにくのすりおろし(チューブでもOK):少々
  ④砂糖:大さじ1
⑤しょうゆ、みりん:各大さじ2
⑥バター:10ɡ

作り方

1)まず、鶏肉の皮面を焼きます。ボウルに、にんにくのすりおろし、砂糖、しょうゆ、みりんを混ぜます。鶏肉は余分な脂肪を除きます。フライパンにサラダ油小さじ1を中火で熱し、鶏肉を皮面を下にして並べ入れ、ときどきトングなどで肉を押さえ、出てきた脂をペーパータオルで拭き取りながら7~8分焼きます。

2)続いて、蒸し焼きにしますが、ここがポイント!こんがりと焼き色がついて、肉の縁が少し白くなったら裏返します。ふたをして弱火にし、2分ほど蒸し焼きにします。
★こうすることで、皮面はカリッと香ばしく、肉は弱火で蒸し焼きにすることで肉汁をキープでき、ジューシーに仕上がります。

3)最後にソースをからめる工程です。フライパンの余分な脂をペーパータオルで拭き取り、ボウルに混ぜたソースと、バターを加えて強火にします。鶏肉の上下を返しながら照りが出るまで1分30秒ほどからめ、器に盛り、フライパンに残ったソースをかけたら完成です!

ポイント
鶏肉から脂がどんどん出てくるので、こまめに拭き取ってください。脂は臭みのもとになるのと、拭き取ったほうが皮がよりパリッと仕上がります。

続いては、副菜です。

調味料と合わせて、レンチンするだけ。きのこのレンチンマリネ

レンチンするだけって簡単!
こってり濃厚な洋食の箸休めには、さっぱり味の副菜がぴったり。火を使わずにできるから、主菜作りの合間にささっと作れます!

材料(2人分)
①しめじ:1パック(およそ100ɡ)
②エリンギ:2本(およそ100ɡ)
③ローリエ:1枚
④オリーブオイル:大さじ3
⑤レモン汁:大さじ1/2
⑥塩:小さじ1/3

作り方

1)しめじは、石づきを切ってほぐします。エリンギは長さを半分に切ってから縦に薄切りにして下さい。

2)口の大きさが20cmほどの耐熱のボールにローリエ、オリーブオイル、レモン汁、塩を入れて混ぜ、しめじ、エリンギを加えて混ぜます。ふんわりとラップをかけ、電子レンジで3分ほど加熱し、そのままさましたら完成です!

ポイント
このレシピの決め手はローリエです。さわやかな風味で一気にこじゃれた一皿になるので、省かずに入れることをおすすめします。

松田紀子さん
1973年長崎県生まれ。リクルート『じゃらん九州』の編集者を経て、出版社メディアファクトリーで『ダーリンは外国人』などのコミックエッセイを担当。2016年よりKADOKAWA『レタスクラブ』編集長、2019年にKADOKAWA退社後、ファンベースカンパニーでディレクターを務める傍ら2021年から『オレンジページ』の編集長になられました。今年の目標は「5キロやせる」「本を100冊読む」「首のしわをとる」です。

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