宮川愛李 番組メッセージテーマにピッタリな「挟まれた」エピソードを披露
2024.05.27 up
TOKAI RADIO『bre:eze』(ブリーズ 月~金15:00~17:00 DJイレーネ)5月23日(木)の放送に、宮川愛李(みやかわあいり)がゲスト出演した。宮川は東京都の式根島出身。トークは式根島の話からスタート。
式根島はどんなところ?
「そもそも東京都に島があるのかというところが、たぶん、わからない方もいらっしゃると思うんですけど、1周12kmぐらいしかない小さな島で、本当に小さいんですよ。今、確か、人口が300人弱で、私がいた頃の中学校は、全校生徒8人。本当に田舎だったので、名古屋に来て、歌ったり、イベントやラジオに出演していると、ちっちゃい島から出てきた私が、こうして、いろいろなことがやれて、最高じゃんって、日々思っている」とのこと。
今日のテーマ「挟む」でエピソードは?
「最近の出来事で、電車で(外国人)観光客の方がいっぱいの車両に乗り合わせたときに、ちょうど空いている席に座ったら、両隣に座った2人がカップルだった。混んでいたので、席を替わることもできずにいたら、私を挟んで、二人が『どこに行こうか』という相談を始めた」
そして「そのうちに、男性のほうが、おもむろに東京の地図を広げて、ふたりで地図の上で、東京の有名な観光名所を指さしながら、いろいろと話し始めた。しまったと思ったが、もう遅くて、カップルもちょっと笑っていて、私も、いつの間にか『じゃあ、ここのお寺に行ったら』なんて、会話に参加していた」そうだ。「一緒についていけばよかったかな。でも、心臓バクバクだった」とも。
新曲について
「挟む(挟まれる)」エピソードを披露した宮川愛李、5月17日、デジタルシングル『ただし好きとは言ってない!!』をリリースした。宮川は「作詞・作曲・セルフプロデュースは、前作に続いて2作目。今年に入って、路上ライブをやったり、セルフプロデュースで楽曲を作ったり、デビュー5周年目を控えて、いろんな挑戦を新たにしている中での2作目」
新曲のタイトルについて
「すごくポップな曲になったので、今までとは違う、くだけたタイトル感がいいよねという話になって、ライトノベル感があるというか、ちょっと長めのタイトルで目を引きたいなという思いがあった」
再び新曲について
「自分自身、セルフプロデュースを始めて間もないというところがあって、いい意味でも、やりたいこと、挑戦したいことがたくさんあって、それが溢れてきている時期なので、納まりがつかないというか、まとまらないみたいなものを、逆に生かして、今回の楽曲を作った。カラフルなところは、魅力として出ているんじゃないかと思う」
「軽いミュージカルぐらいのストーリーがあって、気持ちを込めた楽曲になったなあと思っていて、ライブでもかなりテンション高めに盛り上がれる楽曲に仕上がっているので、歌っていて楽しい」
「セリフがあったり、演技じみたようなパートもあって、カラオケで配信するとなったときに、みんなにも、なり切って歌ってほしいし、自分の思うポップな歌い方の落とし込みで、表現が広がるなというところは意識している」と話した。
東海エリアでのライブ出演は、近いところでは、6月1日2日に、名古屋一帯のライブハウスで行われるライブサーキットで、6月1日(土)12:30~名古屋 PeNY limitedに出演する。
※該当回の聴取期間は終了しました。
Mrs. GREEN APPLE大森元貴「この曲は終わりがないというか、地続きにつながっていくやるせなさを歌っているから…」新曲『天国』の歌詞を語る
2025.05.17 up
3人組ロックバンドMrs. GREEN APPLE(大森元貴(Vo/Gt)、藤澤涼架(Key)、若井滉斗(Gt))がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK! ミセスLOCKS!」(毎週月曜 23:08頃〜)。
5月12日(月)の放送では、「天国 感想チェック」と題して、生徒(リスナー)から寄せられた新曲「天国」の感想メッセージを紹介していきました。
Mrs. GREEN APPLE大森元貴
<リスナーからのメッセージ>
ミセス先生こんばんは! 「天国」リリース日に何回も何回も聴きました。いつも以上に、生きること死ぬこと、笑うこと悲しむこと、さまざまな感情がわいてきて、ついついずっと聴いてしまいます。この曲は「僕」「わたし」「あなた」など登場人物がいっぱいいて、それぞれについて映画と照らし合わせながら考えるのは楽しいです!
ここでミセス先生に質問です。「天国」のなかで一番印象的な歌詞や、こだわりの歌詞はありますか?(15歳)
<ミセスからのメッセージ>
(写真左から)Mrs. GREEN APPLE藤澤涼架、大森元貴、若井滉斗
若井:どこだろう……。
藤澤:個人的にずっとぐるぐるするのは……「どうすればいい? を どうすればいい?」が、なんかすごくずっと残る! でもこれって、ハチャメチャな言葉に聞こえるんだけど、めちゃくちゃわかるっていうか。「もうどうしたらいいんだ!」って、自分のなかで回収しきれないことすらに対して「もうこの感情もどうしたらいいんだよ!」みたいな、収拾つかない気持ちをよく表したなと思って。その1フレーズで、感情の爆発みたいなものをめちゃくちゃ物語っているなっていう。藤澤はそう思います。
大森:ありがとうございます。
藤澤:作家としてのこだわりの歌詞はあります?
若井:全部こだわりだと思うけども!
大森:例えば「この期に及んで尚 朝日に心動いている」とか、「そうだ 家に帰ってキスしよう」とか。けっこう同じ属性というか、作用を持つ言葉かな、と思って。見苦しいし、許せないし、やるせないし、捨てきれないんだけども、そんな落胆してる、諦めてしまってる世の中だけども、朝日が登ることに対して綺麗だと思う自分の心があるとか、そういうのって非常に馬鹿馬鹿しいというか。
若井:「この期に及んで」ってね。
大森:「なら、どうすればいい? いっそ忘れちゃえばいい? そうだ 家に帰ってキスしよう」とか。舞台挨拶でもこのコメントに触れたんだけど。いい言葉っていうか、僕はこれは皮肉の歌詞(として書いたわけ)で。いろんな人の状況とか、環境とか、世界のことに対する憤りとか、自分に対する憤りとか、いろいろあるけど「もういいや」みたいな。「もう自分の幸せだけ考えてればいいや」みたいな、もうそんなんで自分のわだかまりとか、世界のぐつぐつしたものっていうのが、さらっと気まぐれに流れていくっていうことの皮肉というか、風刺歌詞なんだよね、ここは。だから歌番組とかでも、ここだけ僕は楽しそうに歌いたいな、と思って。
藤澤:そっか。そういう部分が、なんか人間味があって。
大森:怖いんだろうね。
藤澤:おお、ってなるポイントだよね。
大森:この曲って終わりがないというか、ずっと地続きにつながっていくやるせなさを歌ってるから、「だから生きよう」とか「だから頑張れ」とかまで全然歌ってないっていうか。でもそれがすごく多くの人に聴いてもらって、なぜか心地いいと思う人もいて。その気持ちはすごくわかるんだけど。不思議な曲を作ったな、と我ながら思いますね。
VIDEO
----------------------------------------------------
5月12日(月)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 5月20日(火)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
----------------------------------------------------
<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長(小森隼・GENERATIONS from EXILE TRIBE)、アンジー教頭(アンジェリーナ1/3・Gacharic Spin)
放送日時:月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/lock/