家入レオ 新アルバムは「歌が好きでしょうがなかった少女を迎えにいくような気持ちで作った」
TOKAI RADIO『bre:eze』(ブリーズ 月~金15:00~17:00 DJイレーネ)9月13日(金)の放送に、シンガーソングライターの家入レオがゲスト出演した。10月2日には、8枚目のアルバム『My name』がリリースされ、愛知県でのコンサートは、11月4日に愛知県芸術劇場大ホールで開催される。
20代最後のアルバム『My name』について
「19歳から20歳になるときって、やれることも増えるし、すごく夢見てたから『20(トウエンティ)』というアルバムもリリースしたんですけど、今回、あまり年齢は意識してなくて、自然の流れで、自分の生まれてきたときに持っていた名前、家入が本名、レオが芸名なんですけど、家入レオになる前の自分を音楽にしようとなって、歌が好きで好きでしょうがなかった少女を迎えに行くような気持ちで作りました」
「デビュー当時は、今、振り返ると、本名とレオという人物を、どこかでスイッチを切り替えていたんだろうなあと思うんですけど、今は、呼び名がどっちであっても、私であることに変わりはないって思えています。ということは、たぶん、音楽も生活している自分も、境界線がなくなってるから、音楽がどんどん楽しくなってくる」
「去年リリーした『NAKED』という、直訳すると『裸の』という意味なんですけど、家入レオが心に着ていた洋服を、音楽で脱ぐことができたから、より自分が自分でしか生きていけないという思いを、この『My name』というアルバムで表せたのかもしれないです」
キャリアを重ねて言葉の使い方も変わってきたのでは?
「10代は直感。20代は思考。30を前にして、やっと、いい意味で諦められたというか、古い友だちを迎え入れるみたいに、私は背伸びしても飾っても、自分のこの体で生きていくしかないんだろうなって思えたら、すごく楽になって、変に飾ったりせず、純粋でピュアな言葉が、より紡げるようになったかもしれないですね」
他のアーティスト、豪華制作陣とのコラボは楽しかったのでは?
「背中を預けられるミュージシャン、そしてアーティストの方々と、1曲1曲、自分らしさを紡ぐのが楽しかったですし、みなさんとご一緒してると、自分の中からも、いろんなインスピレーションが湧いてきて、自作曲もふんだんに入っているので、音楽が広がるなあと思いました」
家入レオは、9月22日(日)に、ららぽーと名古屋みなとアクルスでリリースイベント(ミニライブ&特典会)を行う。全国ツアーは10月12日からで、愛知は、11月4日(月振)愛知県芸術劇場大ホールで開催。家入「家入レオの曲と、聴いてくれるみなさんがいたら、会場を選ばない感じの雰囲気にしたいなと思っているので、アゲアゲもあり、しっとりもあり、欲張っていきたいと思います」と話していた。
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- 放送局:TOKAI RADIO
- 放送日時:毎週月曜~金曜 15時00分~17時00分
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