上野大樹 ニューEPリリースで まもなく全国ツアースタート!

TOKAI RADIO『bre:eze』(ブリーズ 月~金15:00~17:00 DJイレーネ)10月8日(火)の放送に、シンガーソングライターの上野大樹がゲスト出演した。上野は山口県宇部市出身の28歳。2023年4月メジャーデビュー。今年4月には、杉咲花主演の月10ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』オープニング曲に、新曲『縫い目』が起用され話題に。10月9日には、ニューEP『光り』がリリースされた。

ニューEPはどんなテーマ・イメージで?

「すでに以前に録り終っていた曲とか、タイアップで書き下ろした曲もあるんですけど、振り返ってみると、記憶とか、すり減ってしまった感情みたいな、みんなの中の少年少女のような一面を思い出す、そんなきっかけになるようなEPになったかなと思います」

「あなた」という言葉がよく出てきますね

「今回の作品に関しては、割と、誰かに向けた曲が多くて、タイトル曲の『光り』は、祖母が亡くなったときに書いた曲なんですけど、悲しい感情に乗せて作ったというより、山口に住んでいる祖母が、もうすぐ亡くなるかもしれないと聞いたときに、会いに行けないもどかしさみたいなものがあったんです」

「そして、亡くなったという知らせを聞いたときに、一気に近くなって、存在しているからこそ、すごく距離を感じるけど、存在しなくなった瞬間に、自分の中に来た感じがあって、それが初めての感情だったので、これは今、書いておきゃなきゃと思って、その日の朝に書き始めて作った曲です」

自身の変化を感じることは?

「デビュー以降、音楽性もそうですけど、自分の人間性自体も、年を重ねるにつれて、成長していったという言い方が正しいかどうかわかりませんが、すべておもしろがれるようになってきて、ひとり旅でいろんな人と仲よくなったり、ミュージシャンの友達、ミュージシャン以外の友達も増えてきました」

「いろんな場所、言葉、景色を見るにつれて、それらを自分の中で、音楽をやってるんだったら書き起こしていきたいなというので、ひとつひとつの体験や経験を音楽にすることが、もっともっとパーソナルなものになって、今、出せているのかもしれないですね」

ライブはどんな感じになりそうですか?

「全国5か所を回らせていただくんですけど、各公演バラエティに富んでいて、ひとりでライブするところもあれば、キーボードを迎えての編成だったり、ファイナルにはチェロを迎えて、アコースティックバンドでやったり」

「自分の中でアレンジも変えつつ、頭もいっぱいいっぱいですけど、自分の中でも楽しんでいけるライブになると思います。今回、殻を破って頑張るぞと思ってます」上野大樹の全国ライブツアーは、10月19日スタート。宮城、愛知、福岡、大阪、東京で開催。愛知は、11月2日(土)名古屋・新栄シャングリラで開催される。

bre:eze
放送局:TOKAI RADIO
放送日時:毎週月曜~金曜 15時00分~17時00分
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10年後のメディアを考える

目まぐるしいスピードで変化しているメディアの在り方。12月10日「長野智子アップデート(文化放送)」では、元日刊スポーツ編集局長の久保勇人が10年後のメディアはどうなっていくのか問題提起した。

久保「1つは接触媒体によって分断が起きている状況があると思います。若者はテレビも見ないし、ラジオも聴かない。SNSと動画の視聴に時間を費やしています。一方、我々のような中高年はSNSにも接しているけれども新聞が発信した情報であるとか、テレビのニュースを信用している。そこで接触媒体によって情報の分断が起きているのではないでしょうか。それと数年前から言われていることですけれども【アテンションエコノミー】っていうのが全盛期になっている。日本語に直すと【関心経済】。つまり情報の価値とか内容よりも、いかに人々の注目を集めるか、それ自体が価値を持つようになっている」
長野「要するにユーチューバーですよね」
久保「つまり再生回数であったり、クリック数などを稼ぐことによって、それがお金になっていくっていう経済圏ができてるので、それによって本来の情報の質っていうのが置き去りにされていくっていう傾向が高まっているのかなと思っています」

番組では久保勇人が10年後、メディアがどうなっていくのか問題提起をしています。

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