Laura day romance 曲もライブも「映画を観たあとのように」
2025.02.10 up
TOKAI RADIO『OH! MY CHANNEL!』(月~金13:00~16:00 DJ大前りょうすけ)2月6日(木)の放送に、Laura day romance(Vo.井上花月 Gt.鈴木迅 Dr.磯本雄太)の井上花月がゲスト出演した。Laura day romanceは、ワンマンライブを重ねるごとに規模を広げている注目のバンド。2月5日に、デジタル・フル・アルバム『合歓る‐walls』をリリースした。
アルバムタイトルはどういう意味?
「最初、合歓という漢字が、こう書くんだと知って『眠る』のほうは一人の行動だけれども、合歓の字を当てたら、人に会って喜んでいるみたいな、ふたつの意味になっているなあ、と、このタイトルを付けたギターの鈴木迅君が言っていた」
アルバム収録の曲のタイトルについては?
「最終確認で、みんなで一緒に考えたりするが、基本は、迅君が考えてくれていて、主題・副題みたいになっているのは、前作のアルバムのときもそうだったが、小説とかは、そういうタイトルになっていることがあって、それがいいんじゃないかということで、今回も、そういう感じでやってみた」
どういうアルバムになった?
「今回のアルバムは、3rdアルバムの前編で、後編は、また、出るが、長編作品を作りたくて挑んだ。テーマとしては、二人の主人公がいて、イメージとしては、名前の付かない関係性の二人で、こっちの視点、あっちの視点というように、二人の視点がいろいろと変わっていく。曲によって変わっていったりして、二人で過去に戻ったり、一人は現実にいたりとか、そういうのが、ストーリー的に分かれている」
「いろいろ説明し過ぎちゃうと、それが正解になっちゃうので、それはちょっと嫌だなということになっている。インタビューとかで、ちょっとだけ言うことにしておいて、こういうふうに聴いてくださいというのは全くない」
ライブは大阪で4月26日・東京は29日
「名古屋でできないのは悲しいが、両会場とも着席で、ゆっくり観ていただけると思う。(曲を聴いて)映画的だねと言ってくださる方がいて、ライブを見ても、そういってくださる方が結構いるので、お客さんも参加するというよりは、参加してもらっているけど、いつもより、受動的になるというか、映画を観たあとのようにできたらいいねと思っている」と話した。
※該当回の聴取期間は終了しました。
【西武】西口文也監督インタビュー 投手陣に求める理想像とは?
2025.05.16 up
5月9日放送のライオンズナイターでは、埼玉県営大宮公園野球場の西武―ロッテ5回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの西口文也監督にインタビューした模様を放送した。與座海人投手への今シーズンの印象、モンテル選手への想いについて訊いた。
――今日の先発は與座海人投手です。前回の今シーズン初登板だった楽天戦(5月1日、4回戦)は、6回、被安打1、3奪三振、無失点の投球内容でしたが評価はいかがでしょうか?
西口「投球内容もよく、投球リズムを変えたりするなかでしっかり抑えて試合を作ってくれたので、非常によかったと思います」
――2軍で投げていて、1軍でなかなか投げられていなかった昨シーズンも含めて、與座投手のマウンド上での姿をご覧になっていかがだったでしょうか?
西口「今年は投球テンポを変えたり色々やってくれていて、本来なら開幕ローテーションに入るところで体調不良があって登板する時期が遅くなってしまいましたが、今年は期待に答えてくれていると思います」
――牧野翔矢捕手のリードはどのように評価されていますか?
西口「ファームでもよく(與座投手と)組んでいますし、(與座投手のことを)分かっていると思うので、そういう意味を込めつつ牧野にも出番がないというところで組ましてみたら、本当にいいリードで引っ張ってくれたなというのはあります」
――與座投手の1番いい球は何だと思いますか?
西口「真っ直ぐ高めでしっかりファウルや空振りを取れたり、ポップフライを打たせたりといったところだと思います。そこの制球力がしっかりしていれば、安心して見ていられると思います」
――源田壮亮選手が今日から1軍に昇格しました。イースタン・リーグで3試合に出場し、毎試合1本ずつヒットを放ち、二塁打、三塁打のベースランニングもスムーズでした。一昨日はショートで9イニングプレーをしています。つまり状態は万全ということでしょうか?
西口「そうですね。万全な状態じゃないと1軍に上げても使いづらいというところもあるので、状態面はもう大丈夫ということで」
――今日は雨が降るなかでの試合になるかもしれません。どういった試合運びを心掛けますか?
西口「相手よりも1点でも多く取ったまま試合を運んでいければと思います」
――火曜日のソフトバンク戦(5月6日、8回戦)で、先発の上田大河投手に対してアドバイスを身振り手振りで行っていました。「投手にはこう振る舞ってほしい」という理想のイメージを教えてください。
西口「初回に4失点をして、ベンチに戻ってくる姿がうつむいて落ち込んでいるような表情だったので、『そういう表情をせずに堂々と帰ってこい』と。あとはマウンド上での立ち振る舞いのことを上田に伝えました」
――西口監督ほどの投手でも、現役時代に序盤で降板したことはあったかと思いますが、淡々とした表情をしていましたね。
西口「打たれたら自分が悪いですし、後ろで守ってくれている野手がいるので、マウンド上で落ち込む姿を見せてはいけない。マウント上では『自分がエースだ』という気持ちで立ってほしい想いもあります」
――育成枠3年目のモンテルが一昨日に支配下契約を勝ち取りました。このタイミングで外野手をひとり増やした理由を教えていただけますか?
西口「期待を込めてというのもありますし、代走も踏まえてですね」
――モンテル選手をスタメンで起用してみていかがだったでしょうか?
西口「少しボール球に手を出してしまうことが多く結果は出ませんでしたが、ベンチでもしっかり声を出して明るくやっていたのでよかったと思います」
――昨年の監督就任会見でお話を伺った時に、育成枠から支配下に登録される1番手としてモンテル選手を挙げていましたが、まさに実現なされましたね。
西口「挙げていましたか? 忘れていました(笑)」
――「ボール球さえ振らなければ」とも仰っていました。
西口「しっかりボール球を振っていましたね(笑)」
※インタビュアー:文化放送・斉藤一美アナウンサー