「キャッチャーとしての部分は何ら問題がない」石伊について山﨑武司氏
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4月2日、バンテリンドームナゴヤの中日-巨人戦で、ルーキーで唯一開幕一軍を勝ち取った石伊雄太捕手がプロ初のスターティングメンバ―に起用され、先発柳、2人目勝野の二人をリードした。
初回岡本に先制タイムリーを許したが、その後の打席では抑えるなど学習能力を評価。
「キャッチャーとしての部分は一軍でも何ら問題がない」とキャッチャーとしての能力を認めた。
「ディフェンス能力だけ考えると、加藤匠馬でもいい。若さ、これからの将来性で井上監督は起用している。」と解説。
しかし2点目を失った6回ヘルナンデスのタイムリーツーベースの場面では「ヘルナンデスはアウトコースのボール球にずっと手をだしていたのに、最後ストライクが欲しくなってしまった。ボール球でよかった。これも勉強。」と語った。
一方で打撃に関しては「プロのピッチャーにまだ全然ついていけていない。今の時代、守りだけでは試合に出られない。守りでは失敗を重ねながら経験を積んで、打つ方は打席を重ねること。二軍で場数を踏ませるという考え方もでてくるのではないか。」とバッティングについては注文をつけながらもプロ初マスクのルーキーにエールを送った。