桜田前五輪相の問題発言を山浦ひさしが独自分析

桜田氏の五輪相辞任の引き金となった発言「復興以上に大事なのは高橋さんだ」について、東海ラジオパーソナリティの山浦ひさし(写真左)が、11日の番組冒頭で持論を展開した。(『山浦!深谷!イチヂカラ!』月~金13:00~16:00)山浦は「この人の一番の欠点は、自分にボキャブラリーがないことを理解していないこと。自分に突発的な語彙力がないことを理解せずにアドリブを言っちゃうことだ」と指摘した。

「つなぎ」の問題

続いて山浦は「ここからは自分の推論」と断ったうえで「(東京オリンピック、東北復興支援の話の後)そろそろ話を切り上げなければいけない。高橋議員を応援する言葉で切り上げなければいけない。そこで、復興の話から高橋さんの話に上手につなぎたいと思ったはず。復興の話からちょっとトーンを上げて明るくしてつなげたいと思ったのではないか」と推察した。

自分たちなら

さらに「自分たちならばどう言うか」という話では「本当に復興が大事です。大事といえば、この高橋さんも大事です」とか『復興が大事、それを成し遂げる力になってくれるのが、この高橋さんです』などの例を挙げ「本当は、復興より(高橋さんが)大事だと思っていないだろうし、そんなことを言いたかったんじゃないだろうが、なんせ、語彙力がないから言っちゃう」と語った。

池江璃花子選手の時も

「池江璃花子選手の時も、本当に残念だと思っていたと思う。残念と言うべきところをがっかりと言ってしまった。自分にアドリブの語彙力がないことを理解していない」と重ねて述べて、そして「我々同様、政治家は言葉が命、この辞任は致し方ないのかなあ」という言葉でこの話を締めた。

山浦!深谷!ヨヂカラ!
放送局:TOKAI RADIO
放送日時:毎週月曜~金曜 13時00分~16時00分

※該当回の聴取期間は終了しました。

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なぜ残酷なシーンで明るい曲? miletが明かす、聴いて感動した映画音楽とは?

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)のワンコーナー「SONAR'S ROOM」。毎週木曜日はmiletが登場。4月11日(木)のオンエアでは、miletが「ルーツミュージック」をテーマに、映画と音楽について語りました。


■映画監督キューブリックとの出会い

デビュー前までは、学生として映画を学んでいたmilet。映画を学ぶきっかけを与えてくれたのは、あの名作映画でした。

milet:授業では小津安二郎とか黒澤明とか、現代映画というかちょっと前の映画を観ながら、分析や理論を勉強していました。好きな監督はロベール・ブレッソンやマーティン・スコセッシ、スタンリー・キューブリックなどですね。

キューブリックとの出会いは、映画『2001年宇宙の旅』でした。

milet:この映画に出逢ったのは中学生くらいのときでした。そこまで映画が好きってわけではなくて、もともとクラシックが好きでした。『ツァラトゥストラはかく語りき』という交響曲が、私とキューブリックの『2001年宇宙の旅』をつなげてくれました。それで私は映画音楽に興味を持つようになり、さらに映画理論にのめり込むようになっていきました。


■映画音楽への衝撃

miletが映画を勉強していく中で「この曲の使われ方がスゴい」と思った曲が、Paul McCartney & Wingsの『Band on the Run』です。

milet:この曲が使われた映画が、1984年のローランド・ジョフィ監督の『キリング・フィールド』という映画です。この映画は、カンボジア内戦をテーマにしています。最初の方でカンボジアの若い子が内戦に巻き込まれて殺されるシーンでこの曲が流れるんです。いわゆる映画の理論で言ったら「対位法」といわれる技法で、映像的にはすごく残酷だったりグロテスクなものを映しながら、曲は全然そんなことを感じさせない。ちょっと楽天的だったり、明るい音楽を、対照的な映像と合わせることで、その映像を引き立たせる効果があります。このシーンを観たときに、なんで残酷なシーンでこんな明るい曲を流すんだろうって思いました。そのときに、「映画の中で音楽ってこういう役割にもなったりするんだな」ということに感動して、そこから映画の音にのめり込んでいきました。


■関和亮監督との出会い

milet:他にもミュージックビデオも勉強しました。初めてミュージックビデオの授業をうけているとき、レジュメで関和亮監督について勉強したんです。実は関監督は、私のファーストEPにも収録されいる『inside you』のミュージックビデオの監督をしていただきました。あのときにはまさか、いつか私が関監督と仕事をするだなんて夢にも思っていなかったので、「この人のミュージックビデオは、なんて面白いんだろう!」って純粋に楽しんでいました。サカナクションの『アルクアラウンド』だったり、OK GOのミュージックビデオだったり、一発撮りを勉強させてもらって、そこからミュージックビデオにも注目していきました。そういった映画の音楽だったり、ミュージックビデオだったりっていうのが私の音楽のルーツにつながっています。


■オーケストラと奏でるmiletの夢

この日はmiletの新曲を初オンエアしました。

【radikoで聴く】milet『Wonderland』

milet:5月15日リリースのセカンドEP『Wonderland EP』に収録されているタイトルトラックです。映画『バースデー・ワンダーランド』のイメージ曲、挿入歌として書いた曲で、全ての一つ一つの音に心をこめて、少しでも勇気がでるような、なんだか背中を押してもらえるような、音にしてみました。この曲の聴きどころはオーケストラでの壮大な音。とにかく大迫力で、レコーディングでも大興奮、大感動でした。オーケストラとの曲作りという私の一つの夢も、この曲が叶えてくれました。

『Wonderland』は4月26日にも配信予定です。ぜひチェックしてみてください!


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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時−24時 オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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