平原綾香、ラジオ愛語る「スタッフがどれだけ愛情込めて作っているか伝えたい」

平原綾香が9月11日の東海ラジオ3ワイド番組に出演し、ラジオに対する自身の思いなどを語った。東海ラジオ開局60周年記念ソング「radio radio」は平原の作品で「ラジオが女の子に恋をする」内容となっている。

最初に出演した『たくま・神野のどーゆーふー』では、その「radio radio」について「人がラジオに語りかける曲は多いが、ラジオが(人に)語りかける曲は少ない」と思ったことが曲作りのきっかけになったという。そして「ラジオがリスナーに語りかけるだけじゃなくて、ラジオのスタッフがどれだけ愛情を込めてラジオ(番組)をつくっているか、遠くにいる人たちにも元気になってもらえるように頑張っているか、ということを伝えたかった」と話した。

さらに「ラジオのスタッフが(打ち上げなどで)酔っぱらったときに、みんなで歌えることをイメージして、キャッチーなメロディにした」とも。平原は9月15日に名古屋市の日本特殊陶業市民会館でコンサートを開催する。9月23日には名古屋・栄のオアシス21銀河の広場で開催される「東海ラジオ 大感謝祭2019」に出演する。いずれのステージでも「radio radio」を観客と一緒に歌う予定。「radio radio」は、8月21日にリリースされたアルバム「はじめまして」に収録されている。

平原が次に出演した『源石和輝 ひるカフェ』では、ラジオ局の記念曲を作ったことで「ラジオがより好きになった。人の温もりが伝わるし、音楽を耳を澄ませて聴くと、音だけで聴く喜びを思い出させてくれる」と話した。

そして、番組のトークテーマ「ラグビー」について聞かれると「人生で初めて国歌独唱したのがラグビーの日本対イタリア戦。そのときにラグビーの面白さにハマって、ラグビーの精神もカッコイイと思った」と言い、岩手県のラグビー場でも国歌を歌ったことも話した。

そして、今月20日に味の素スタジアムで行われるラグビーワールドカップ開幕戦でも国家独唱することを発表した。国家独唱について平原は「最初は緊張するかと思ったが、ファンも選手も大声で歌うので緊張が解けた。みんなと一緒に歌うという感覚がとても素敵」と話した。歌のキーは、みんなで歌えるように本人のキーより低くしてあるとのこと。

最後に出演した『山浦!深谷!イチヂカラ』では、懺悔のコーナーで「19歳でデビューしたとき、名古屋に来て、そのときはじめて名古屋が愛知県にあることを知った」ことを懺悔した。地理には弱いらしい。

たくま・神野のどーゆーふー
放送局:TOKAI RADIO
放送日時:毎週月曜~金曜 9時00分~12時00分

※該当回の聴取期間は終了しました。

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甲府市でもこの夏開始「部活動の地域移行」とは

渡辺麻耶が木曜日のDJを担当するFM FUJIの番組『Bumpy』(毎週月曜~木曜、13:00~18:50)内のコーナー「CLOSE UP TODAY」(毎週木曜、17:35~)。4月18日のオンエアでは、甲府市教育委員会学校教育課の指導主事、井上透さんに、甲府市でこの夏始まる部活動の地域移行についてインタビューしました。

麻耶:早速ですが「部活動の地域移行」とは、具体的に言うと、部活動がどのように変化していくことなんでしょうか?

井上:これまで「学校部活動」として行ってきた中学生のスポーツ活動・文化芸術活動を、これからは地域の方が指導する「地域クラブ活動」として行っていくというものです。

麻耶:なぜ「部活動の地域移行」を進めることになったのでしょうか?

井上:理由は、主に2つあります。1つは、少子化の影響です。少子化により部員数が減り、学校単独でチームが成り立たず、十分な活動ができなくなったり、休部・廃部になったりする状況が出てきました。現に、数年前から、野球やサッカー・バレーボールなどいくつかの種目において、複数の学校による「合同チーム」で大会参加している状況が増えてきています。

もう1つは、教育問題の複雑化・多様化の影響です。教育問題の複雑化・多様化に伴い、これまで行われてきた指導体制を継続することが、教員にとって大きな負担になっている状況があります。競技経験等もない先生が顧問を務める場合、その負担はさらに大きくなるものと考えられます。

こうした背景から部活動の存続が厳しくなってきたため、国がガイドラインを示し、全国的な動きとして「部活動の地域移行」を進めるに至った、ということです。

麻耶:大会などはどのような枠組みで出場することになるのですか?

井上:国で令和5年度から7年度までの3年間を「改革推進期間」と位置付けています。それに基づいて、甲府市としては令和6・7年度については、一部の種目でこの事業に取り組んでいくことになっているのですが、令和7年度まではこれまで通り、学校単位や合同チームで大会参加する予定でいます。

麻耶:今年度は一部の種目で実施するということですが、その内容を教えてください。

井上:8月から、バスケットボール・バレーボール・剣道の3種目で活動に取り組みます。市内の国公立中学校12校を、3校ずつ4つのブロックに分けて、ブロックごとに月2回程度合同での練習を行う予定です。

麻耶:来年度以降の予定について教えてください。

井上:今年度は3種目ですが、来年度はさらに2種目程度加えることを考えています。令和8年度には、現在休日に活動を行っていて、市内の学校に設置されている種目すべてで、地域移行を行う予定です。いずれは、月2回の活動をさらに増やして、休日の活動を「地域クラブ活動」として行うようにできないか検討しているところです。それを実現させるには、まだまだたくさんのハードルがあるのですが、これまで学校部活動が担ってきたスポーツ活動・文化芸術活動の振興・発展を、いよいよ地域や国全体で考えていかなければならない時期に来ていると考えています。私も元々中学校教員の一人ですが、長らくスポーツに携わってきた者として、中学生たちが末長く関われるスポーツ活動・文化芸術活動の機会の構築に注力していきたいと考えています。ぜひ地域の方々にも、ご理解・ご協力いただきたいと思います。

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