CASIOPEA 3rd野呂一生、40周年で記念アルバムリリース、そしてライブ

スーパー・フュージョン・バンドCASIOPEAの結成は1979年。今年40周年を迎えた。現在第3期のメンバーがCASIOPEA 3rdとして活動を続けている。メンバーは、ギターの野呂一生(62)、ベースの成瀬喜博(70)、ドラムの神保彰(60)とオルガンの大高清美の4人。10月20日の東海ラジオ『原・藤井の歌謡曲主義』に野呂一生がゲスト出演した。

CASIOPEA結成当時は、まだ、フュージョンという言葉はなかったそうだ。それまでとは違う音楽、何と言っていいのかわからないジャンルだったが「レコード店にちゃんとしたタナを作りたい。ワンワードで表せる名前が要る」というところから「フュージョン」というジャンル名をレコード業界が決めたようだ。

デビューからフュージョンの第一線で活動してきたCASIOPEA、40周年記念アルバムのタイトルは「PANSPERMIA」(パンスペルミア 7月17日リリース)。語源はギリシャ語で「種をまく」という意味。「生命宇宙飛来説」のことで「地球の生命は宇宙からやってきた」という内容。ダーウィンの進化論に逆らう説だそうだ。野呂は「壮大な宇宙的な響きが感じられたのでタイトルにした」とのこと。サブタイトルは「宇宙からの贈りもの」

10曲入りの新アルバムは、宇宙的なイメージの広がりを感じさせるものとなっている。また、DVDには、26年ぶりのスタジオ収録ミュージックビデオが収録されている。メイキングやエアプレイなどバラエティに富んだ内容で、野呂は「本編は、最初はちゃんとした感じで始まって、だんだん壊れていく」「結構笑えると思う」と話した。

40周年記念アルバムをリリースして、名古屋では8月にライブを行ったCASIOPEA 3rd、次の名古屋は12月22日、今池ボトムライン。野呂は「デビュー40周年を記念するライブにしたいと思っている」と抱負を語った。

原・藤井の歌謡曲主義
放送局:TOKAI RADIO
放送日時:毎週日曜 14時00分~16時00分

※該当回の聴取期間は終了しました。

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