「カルロス・ゴーン被告の逃亡事件」について、弁護士・岩城善之の見解

愛知県弁護士会の岩城善之氏が、東海ラジオ『タクマ・神野のど~ゆ~ふ~』に出演して、カルロス・ゴーン被告の逃亡事件について見解を述べた(1月28日午前10時~)。岩城氏は「(ゴーン被告は)レバノンでの記者会見で持論を述べたが、いくつかの主張は的を射ていない」と指摘した。

岩城氏は、ゴーン被告が、日本の司法制度を「人質司法」と批判していることについて「否認していると保釈が認められないというのは過去の話になりつつあり、現にゴーン氏も保釈が認められている。結果、それで逃亡した。日本の司法制度がおかしいことを訴えたいから逃亡したというのは本末転倒」と話した。ただし、ゴーン氏が4回も逮捕拘留されたことについては、問題ありとした。

ゴーン被告の「日本では起訴された後の有罪率が99.4%で、起訴されたらほぼ全て有罪になるので、公正な裁判が受けられないと判断した」との主張については「日本の起訴後の有罪率が高いのは、検察官が慎重に起訴しているから。それは、起訴されることで、周りから犯罪者扱いされてしまうことを防ぐため。法務省の統計では、検察庁に来た事件のうち、起訴されるのは3分の1ぐらい。それだけ慎重に起訴する事件が選ばれている」と述べた。そして「ゴーン氏が逃亡したのは、日本の有罪率99%がおかしいと訴えたかったためというより、単に有罪になりたくなくて逃げたかったのではないか」と話した。

ゴーン被告が、保釈条件として「妻と会わせないのは非人道的だ」と批判していることについて、岩城氏は「この妻との接触制限については、あくまで制限であって禁止されているわけではない。妻と接触制限が付いたのは、この妻が、ゴーン氏の共犯者であると疑われていたから。共犯者との接触が禁止されるのは当然。それのみで非人道的と言うことには違和感がある」とした上で「ゴーン氏の最初の逮捕が平成30年11月なのに、それから1年以上経過した逃亡時点でも、第1回の裁判期日が未定だったのは、長すぎるのではないかという問題はあると思う」とも述べた。

「保釈条件にGPSをつけていればよかったのではないか」という意見については、GPSをつけた車への令状なしの捜査が適法な捜査かが争われた事例を挙げ「弁護人も実はGPS監視を申し出ていたが、今回は裁判所がそれを採用しなかった。安易にGPS監視付きの保釈が認められるようになると、それはそれで問題であるし、他の場面にも運用が拡大される恐れもある。しかし、勾留されている容疑者から『GPSで監視されてもいいから出たい』と言われたら、弁護人もそれに応じると思う。政府内で検討されているので、今後、早期に導入されるかもしれない」

最後に、保釈保証金が安すぎたとも言われていることについては「保釈保証金は、通常、保釈を決定する裁判官が決めるが、裁判官としては15億円もあれば十分だろうと思ったんだと思う。富裕層に関しては、お金の感覚が全然一般の人と違うので、資産状況の調査を行った上で慎重に判断すべきであったと思う」と述べた。

番組では、今回「カルロス・ゴーン被告の逃亡」を取り上げたが、普段は、聴取者からの「離婚、相続など、親族間の問題」や「近隣トラブル」など、弁護士への相談、質問を募集して、それに答えている。相談、質問は、メール、ファクス、はがきで受け付けている。メール:doo@tokairadio.co.jpファクス:052 961 0077 はがき:郵便番号461 8503 東海ラジオ 宛名はいずれも『タクマ・神野のど~ゆ~ふ~・教えてど~ゆ~ふ~火曜日係』

タクマ・神野のど~ゆ~ふ~
放送局:東海ラジオ
放送日時:毎週月曜~金曜 9時00分~12時00分

※該当回の聴取期間は終了しました。

賀来賢人「SNSに依存せず、ほどよいお付き合いを」リスナーに提言

俳優の賀来賢人がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「賀来賢人 SUZUKI “KENTO’S CLUB”」。3月23日(月)~3月24日(火)の放送では、クラブ会員(※本番組でのリスナーの呼称)から寄せられたメッセージにまつわるトークをお届けしました。

パーソナリティの賀来賢人



◆SNSは「使い分けがわからん!」
3月23日(月)の放送では、会長(※本番組での賀来の呼称)がクラブ会員からのメッセージに答えました。

<クラブ会員からのメッセージ>
「私は最近SNSを始めたのですが、ちょっとしたつぶやきが知らない人に拡散されて、何千人とかに一気に広まり、ビックリしながらも新鮮な毎日を送っています。SNSをやっていて“これはビックリだった!”といったエピソードはありますか?」(女性)

現在、TwitterとInstagramをやっている会長は、「使い分けがわからん!」と実感を語ります。

そもそもTwitterを始めたきっかけは「舞台の宣伝とかのため」。そしてInstagramは、「みんなやっているから」。そんないきさつで始めたSNSについて「どっちもやり始めちゃったもんだから、引くに引けない状況なんですよね(苦笑)」と打ち明けます。

昨今のネットニュースについて「例えば、『僕が誰々と写真を撮りました』ということですら、ニュースになるわけですよ。いい宣伝になることもありますし、恐ろしいこともありますよね」とコメント。

そして、このクラブ会員に向けて「気をつけてくださいね。あまりSNSに依存せずに……でも、ないと生きていけない時代なのかもしれないですから、(SNSとは)ほどよいお付き合いを」と呼びかけていました。

◆クラブ会員の質問や相談に回答
3月24日(火)の放送では、クラブ会員から寄せられたメッセージに答えました。

<クラブ会員からのメッセージ>
「私は今、お箸や器を商材にしたお店で働いているのですが、いまだに苦手なシチュエーションがあります。それは、1人でイヤホンをつけて来店されるお客さまです。接客方法に縛りはなく“何をしてもいいよ!”という感じの社風なのですが、どういう風なアクションをすれば、お客さまが嫌な気持ちにならずに接客ができるのか、と毎日悩んでいます。海外の方には勢いでいけるのですが、日本人の方だとどうしても顔色を伺ってしまいます。会長だったらどうしますか?」(女性)

このメッセージに、「店員さんとしては、難しいですよね~。イヤホンをつけている人は“あまり声をかけてほしくない”っていう意味だと思います……僕もどちらかと言うとそうかもしれない」と答えます。そして、「ほどよい接客は、難しいでしょうけど、頑張ってください」とエールを送りました。

<クラブ会員からのメッセージ>
「私は学校でよく『怒ってる?』と聞かれます。そんなつもりはないので『どうして?』と聞くと、『真顔が怖いから、怒っているみたいだよ』と言われました。けっこう“グサッ”ときています。真顔が怖いからといってずっと笑っているわけにもいかず、とても困っています。賢人会長ならどうしますか?」(女性)

この相談に、開口一番「僕もなんですよ!」と共感する会長。「何にも考えていないのに、『ピリついている』みたいなことをよく言われるんですよね。特に女優さんとか。僕は、緊張してあんまり女優さんに話しかけないんですよ。それが『怖い』って影で言われていたことがけっこうあって。こちとら緊張しているだけなのに……第一印象って大事ですよね」と同じ悩みを抱えている様子。

体が硬くて姿勢が悪いのを悩んでいた会長は、年明けの放送で、2020年の抱負は「体を柔らかくする」と宣言。最近、姿勢の矯正に通っているそうで、「姿勢をよくしてから、先生が『顔の“険”が取れた』ってよく言うんです。だから、体とかも(表情に)関係してくるのかもしれないです」と自身の経験をアドバイスとして送りました。

<番組概要>
番組名:賀来賢人 SUZUKI “KENTO’S CLUB”
放送日時:毎週月~木曜 16:50~17:00
パーソナリティ:賀来賢人
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/kento/

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