演歌歌手の彩青、師匠・細川たかしとの「あんパン」エピソードを懺悔

三味線、尺八、そして歌の三刀流、彩青(りゅうせい)が、東海ラジオ『山浦ひさし!イチヂカラ!』7月10日の放送にゲスト出演した。恒例の懺悔のコーナーで彩青が話したのは、師匠・細川たかしとのエピソードだった。

彩青は、自粛で自宅では稽古ができないなか、細川から、細川の自宅で稽古ができるよう便宜を図ってもらった。何度か、稽古に行くうちに、細川から「あんぱん、食べていいよ」と声をかけられた。あんパンは、細川の大好物で、自宅にはいつも用意されているそうだ。

あんパンのある場所を知っている彩青は、遠慮なくいただくことにした。しかし、その日、たまたま、残っていたあんパンは、ひとつだけ。最後のひとつのあんパン、彩青は、食べようかどうしようか迷った。迷った末、食べることにした。「師匠なら(最後のひとつであっても、いつもやさしいし)許してくれるだろう」という思いがあったという。

しかし、戻ってきたホソカワは「あれ、あんぱん、ひとつあったはずだけど、どこ行った?」これをきいて彩青は「とても、自分が食べたとは言えず、黙っていた」そうだ。彩青は「最後のあんパンを食べられなかったことが、師匠にとって『心のこり』」と、師匠の代表曲のタイトルで話を締めた。

彩青は、東海ラジオでは『26時の歌謡曲』水曜日内に自身のコーナー「彩青のしゃべり者です」を持っている。ほか、自粛が続く今の時期に、歌を聴いてもらう機会を作ろうと、ブログに1分動画をアップして、昭和の名曲などを披露している。5月13日に発売した2枚目のシングル「津軽三味線ひとり旅」では、三味線の立ち弾きに挑戦している。彩青は「ぜひ、カラオケで歌ってほしい」とPRに力を込めた。

山浦ひさし!イチヂカラ!
放送局:TOKAI RADIO
放送日時:毎週月曜~金曜 13時00分~16時00分

※該当回の聴取期間は終了しました。

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甲府市でもこの夏開始「部活動の地域移行」とは

渡辺麻耶が木曜日のDJを担当するFM FUJIの番組『Bumpy』(毎週月曜~木曜、13:00~18:50)内のコーナー「CLOSE UP TODAY」(毎週木曜、17:35~)。4月18日のオンエアでは、甲府市教育委員会学校教育課の指導主事、井上透さんに、甲府市でこの夏始まる部活動の地域移行についてインタビューしました。

麻耶:早速ですが「部活動の地域移行」とは、具体的に言うと、部活動がどのように変化していくことなんでしょうか?

井上:これまで「学校部活動」として行ってきた中学生のスポーツ活動・文化芸術活動を、これからは地域の方が指導する「地域クラブ活動」として行っていくというものです。

麻耶:なぜ「部活動の地域移行」を進めることになったのでしょうか?

井上:理由は、主に2つあります。1つは、少子化の影響です。少子化により部員数が減り、学校単独でチームが成り立たず、十分な活動ができなくなったり、休部・廃部になったりする状況が出てきました。現に、数年前から、野球やサッカー・バレーボールなどいくつかの種目において、複数の学校による「合同チーム」で大会参加している状況が増えてきています。

もう1つは、教育問題の複雑化・多様化の影響です。教育問題の複雑化・多様化に伴い、これまで行われてきた指導体制を継続することが、教員にとって大きな負担になっている状況があります。競技経験等もない先生が顧問を務める場合、その負担はさらに大きくなるものと考えられます。

こうした背景から部活動の存続が厳しくなってきたため、国がガイドラインを示し、全国的な動きとして「部活動の地域移行」を進めるに至った、ということです。

麻耶:大会などはどのような枠組みで出場することになるのですか?

井上:国で令和5年度から7年度までの3年間を「改革推進期間」と位置付けています。それに基づいて、甲府市としては令和6・7年度については、一部の種目でこの事業に取り組んでいくことになっているのですが、令和7年度まではこれまで通り、学校単位や合同チームで大会参加する予定でいます。

麻耶:今年度は一部の種目で実施するということですが、その内容を教えてください。

井上:8月から、バスケットボール・バレーボール・剣道の3種目で活動に取り組みます。市内の国公立中学校12校を、3校ずつ4つのブロックに分けて、ブロックごとに月2回程度合同での練習を行う予定です。

麻耶:来年度以降の予定について教えてください。

井上:今年度は3種目ですが、来年度はさらに2種目程度加えることを考えています。令和8年度には、現在休日に活動を行っていて、市内の学校に設置されている種目すべてで、地域移行を行う予定です。いずれは、月2回の活動をさらに増やして、休日の活動を「地域クラブ活動」として行うようにできないか検討しているところです。それを実現させるには、まだまだたくさんのハードルがあるのですが、これまで学校部活動が担ってきたスポーツ活動・文化芸術活動の振興・発展を、いよいよ地域や国全体で考えていかなければならない時期に来ていると考えています。私も元々中学校教員の一人ですが、長らくスポーツに携わってきた者として、中学生たちが末長く関われるスポーツ活動・文化芸術活動の機会の構築に注力していきたいと考えています。ぜひ地域の方々にも、ご理解・ご協力いただきたいと思います。

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