プロ野球解説者・井端弘和が選ぶ「ドラゴンズ・バントの名手・ベスト3」

東海ラジオ『ドラゴンズステーション』(月~金17:15~19:00)「ドラゴンズなんでもベスト3」のコーナーは、当日のコメンテーターが、ドラゴンズのOB・現役選手の中から、テーマについてトップ3を選ぶというもの。2月16日のテーマは「バントの名手」。井端弘和氏は、谷繫元信・山本昌・川相昌弘の3氏を挙げた。

井端氏は、自身がバントのサインを出されることについて「とても嫌だった」とのこと。その理由は「成功して当たり前と言われるバント。しかし、成功すればいいが、失敗すれば打率にも影響する。投球も微妙に変化してくるし、内野手もチャージをかけてくる」とした。そして、学生時代のバントの思い出について話した。

井端氏は、1年生のときに、入れ替え戦に1番バッターで出場した。1対0でリードされて迎えた9回の攻撃、先頭バッターが出塁し、次に打席に入った井端氏は、初球をバントしたが失敗。そこで4年生がタイムを取って近づいてきて、井端氏に向かって言ったアアドバイスが「(バントは)バットでやるんじゃない。顔でやるんだ」というもの。そして、スライダーを「顔で追いかけて」いったら成功したということだ。

1年生の井端氏にとって、4年生からのアドバイスは大きなプレッシャーとなったが、バントを成功させて「(ホッとして)全身の力が抜けた」という。しかし、井端氏の渾身の送りバントでランナーを2塁に進めたあと、次のバッターが何を思ったか、初球セイフティバントを試みて失敗し、結局、試合にも負けて、ガックリきたとのこと。

「送りバントは顔でやる」井端氏が学生時代に先輩から受けたアドバイスは、理にかなっているのか。井端氏は「顔に当たったら怖いので、バットを顔より前に出すということは合っているのかな。あの試合の相手チームのエースは、その後、プロでも活躍した投手で、キレのいいスライダーを投げてきた。その球をバントできたのだから、いいアドバイスだったのでは」と振り返った。

そして、井端氏が選んだ「ドラゴンズ・バントの名手・ベスト3」の第3位は、谷繫元信氏。「さりげなくキッチリ決める。1塁側にコツンと転がす。狙ってできる」とした。続いて2位は、山本昌氏。井端氏は1番を打つことも多かったが、ランナーがいるとき、ラストバターの山本昌氏は、確実に送りバントを決めていたそうで「自分が打席に立つ場面が想定できる。計算できる」と評価した。

第1位は、川相昌弘氏。井端氏は引退後に行った川合氏との対談で、バントについて話したことがあったそうだ。そのとき、川相氏は「バントは左手が大事」と言った。しかし、井端氏は「(バントは)左手が大事」とずっと思ってやってきた。対談のあと、バントの練習をしに行って、川相氏が言う通り、左手を意識してみたが、わからなかったそうだ。そこで、井端氏は「バントは左手が大事というが、本当は左なんでしょう」と結論付けていた。

ドラゴンズステーション
放送局:TOKAI RADIO
放送日時:毎週月曜~金曜 17時15分~19時00分

※該当回の聴取期間は終了しました。

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