日本の古代漁法「鵜飼」を通して、持続可能な伝統社会について考える

東海ラジオでは、特別番組『語らい~鵜に学べば~』を、5月28日(土)19:00~20:00まで放送する。「鵜飼」は鵜を使い鮎を獲る日本の古代漁法。現在、全国11ヶ所で行われているが、どこも、観光客の減少、コロナ禍、後継者不足などの問題に直面している。

岐阜市の「長良川鵜飼」や上流の岐阜県関市で行われる「小瀬鵜飼」も同様。共に1300年の歴史を誇る重要無形民俗文化財で、鵜を操る鵜匠は、宮内庁式部職で男性による世襲制。現在、合わせて9人が伝統を受け継ぎ、皇室に鮎を献上する御料鵜飼にあたっている。

彼らは、本職の鵜匠だけでなく、旅館や料亭の運営といった副業で生計を立てているが、観光客の激減もあって先は見通せない。地球温暖化や長良川河口堰などによる水質の変化も、鮎の生息に影響を与える。

また、鵜匠が乗る「鵜舟」の製作も、需要減少や船大工の高齢化で危機にある。岐阜市では、89歳の船大工に依頼し、鵜舟の新造に着手し、伝統の継承を図る。

同じ水系にある愛知県犬山市の「木曽川鵜飼」でも、鵜舟や船頭の不足、観覧船の老朽化などの問題を抱える一方、2013年には初の女性鵜匠が誕生するなど多様性を模索。クラウドファンディングなど新しい手法による鵜飼存続も目指している。

このように東海地方の鵜飼には、長い伝統とともに、存続の危機にかかわるさまざまな問題が横たわる。これらの問題を解決するためには、本来鵜飼に備わっている持続可能性や、伝統の先にある多様性がヒントになりそうだ。

番組では、鵜匠や船大工など鵜飼に携わるさまざまな人たち、鵜や鮎や川など鵜飼を取り巻くさまざまな環境と「語らう」ことで、飽食の現代における持続可能な伝統社会を築く大切さや意義を伝える。案内役は、空木マイカが務める。

語らい~鵜に学べば~
放送局:TOKAI RADIO
放送日時:2022年5月28日 土曜日 19時00分~20時00分

※該当回の聴取期間は終了しました。

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今まで乗って来た車は50台以上! 内藤剛志、オドロキの車遍歴

4月25日(木)、「くにまる食堂」(文化放送)の最初のコーナー「ニュース一番出汁」では、俳優の内藤剛志さんが、これまでの人生で乗って来た数々の車について語った。

野村邦丸アナ「今朝ピックアップするニュースはこちら。
『苦境テスラ、低価格に活路。生産前倒し、中国車に対抗』
日本経済新聞によると電気自動車市場をけん引してきたアメリカのテスラが成長戦略の見直しを迫られている。2024年1~3月期は低価格の中国EVにおされ、4年ぶりの減収減益。イーロン・マスク最高経営責任者は、撤退観測もでていた次世代の低価格EVについて、逆に投入を前倒しすることを表明した。ただ当初の仕様とは大きく異なる可能性もでており、挽回の道筋はまだ見えていないということです」

内藤剛志「テスラって、やっぱり未来の車っていうイメージでスタートして、そっちへ変わっていくことが新しいこと、オシャレなことであるようなことだったんだけど、低迷している原因は、価格が高すぎるってことですか?」

邦丸「まったくその通りですね。テスラは販売価格そのものが高い。当初はそれでも価格を抑えて、バーッと広まってったわけですね。アメリカの自動車を運転される方でも収入差はありますから、今ではどうしても、ある程度の収入が無いとテスラは買えない。そこにこの中国のBYD(比亜迪)、ここはですね、日本円で200万から300万円以内で買えるってことで、アメリカのドライバーさんて、どこの国の車ってまったく関係ないそうです」

内藤「僕で言えば、オール電化だとなかなか日本では乗りにくいのかなって気が、ちょっとします」

邦丸「充電という問題がありますもんね」

内藤「そうそうそう。実はですね、僕、めっちゃ車が好きで。18で免許取ってから約50年ぐらい? 今年69になりますから、そんなもんですね。BS日テレの『おぎやはぎの車遍歴』という番組に出た時に、全部思い出していくわけですよ。ずーっと思い出してたら、気が付いたら50何台で。そんなに乗ってたんです、僕」

邦丸「その内藤さんが乗って来られた車、一部抜粋しますと、いすゞ自動車……今一般的な自動車の販売はしていませんが、いすゞジェミニ、いすゞ117クーペ、トヨタランドクルーザー、三菱ジープ、ホンダCR-X、ユーノスロードスター、ジープラングラー、GMCユーコン、アルファロメオ、ポルシェ、メルセデス・ベンツ……色々乗ってらっしゃいますが」

内藤「まず、申し上げたいことがあるんですけど、別にお金があるからじゃないんですよ? 父、母……母はですね、昭和30年代から乗ってるんです。それから家内、子どもも乗ってる。で、一時期二世帯住宅に住んでましたんで、全員が免許を持っているから車の台数が増えたというのもある。基本的には俺が代表で買ってたっていうのもありますが、全部に乗ってたわけじゃないんです」

邦丸「あ、これは内藤家の車ということで!」

内藤「後半になると僕、なぜだか外車が多いじゃんって感じですが、CMの関係があってですね、あんまり日本車が好きだって言ってるとCMが来なくなるんですよ」

邦丸「これは役者としては、悩ましいところですね?」

内藤「そうなんですよ。日産のルネッサっていう車のCMをやらせていただいたんですけど、その時痛感したんです。やっぱり、他の日本車で撮影現場に行っちゃいけないんですよ、日産の車に乗ってますから。なので、前の事務所の方が、なるべくなら日本の車じゃないものに乗れと」

邦丸「そういうこともあるんですか!」

内藤「まだ僕、狙ってるんですよ、CMを(笑)」

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