頑張れ!森原康平投手‼また最高の景色を一緒に見たい!そしてその日は必ず来ると信じるに足る森原投手の話。
森原康平選手
球団から森原康平投手が右肘内側側副靱帯のインターナルブレース術の手術を行い、無事終了したことが発表された。このインタビューは手術前に行ったが、一軍復帰に向けて順調な様子だったので、一報を聞いて、まさかと思った。でも、森原投手ならこの試練も大きな財産にして戻ってきてくれる、そう信じるに足る話だった。
森原投手は緊迫した状況のマウンドで、常に微笑を絶やさずにいる。それは準備100%、いつも、どんな状況でも、投球のための準備を終わらせて、頭も体も心も整った状態で、後は打ってやろうと向かってくるバッターに負けないように気持ちを高めてマウンドに立っているからなのだ。高次元で安定した状態、いわゆるゾーンに入っているのだろう。だから、バッターとの勝負も楽しむ余裕ができるし、シーズン夏場過ぎまで全く投げていなかったスライダーを9回のセーブシチュエーションが懸った大事な場面で投げてみようと思えるのだ。安定していると書いたが、森原投手の場合は、挑戦と失敗を繰り返して成長して、成功して終わりじゃなくて、そこからまたトライ&エラーが始まる。物理学では永久運動はあり得ないとされているが、森原投手は成長の永久運動をしているのだ。
嬉しかったのは、森原投手の著書にも書いてあることだが、「ベイスターズに来て野球を楽しめている。」という話だ。「これは、もちろん環境とかチームのカラーとかもそれもあるんですけど、自分のキャリアの終わりを先に想像して、終わった時に後悔したくない。そのためにあのマウンド上で楽しみたい。あの興奮とか緊張を楽しんでいくことができると、後からいい野球人生だったなって思えるんじゃないかっていう想像です。」
先の先を見ながら、毎日毎日、一瞬一瞬を楽しみながら、刹那に生きる。本当に素敵だ。
そんな森原投手がもう一度味わいたいというのが2024年日本シリーズの優勝シーンとその光景だ。「スタンドのみんなスタンディングオベーションで盛り上がってくれてる光景だったり、そのスタジアムの外でも多くの人が集まって森原コールをしてもらった映像を後で見させてもらって、その時なんかこみ上げてきました。」もう一度あの景色を見たい。僕たちファンも、思いは同じだ。リハビリ中の森原投手が、緊迫したマウンドでほほ笑む日が一日も早く来ることを祈りたい。
森原投手の言う、最高の景色を見るために、ベイスターズファンの皆さん、熱く応援していきましょう!
※放送情報は変更となる場合があります。
男子800mで日本歴代4位をマークした中央大学田邉奨選手~TrackTownJPN
ただ走るだけ、ただ飛ぶだけ、ただ投げるだけでない陸上競技の魅力を。日本唯一の陸上『雑談』専門Podcast番組Track Town JPN
5月15日配信のTrackTownJPNで春先からここまで落合晃選手の日本記録はじめ日本歴代5位までの記録が出た、云わば「歴史的転換期」を迎えている男子800mの話しをしました。
そのなかでも注目なのが東京2025世界陸上400m代表で、今シーズン800mにチャレンジし、木南記念で日本歴代4位の1分45秒57をマークした中央大学3年の田邉奨選手。
TWOLAPS横田コーチ曰く「400m選手が800mにチャレンジしてこのレベルに来るのは珍しい」とのこと。
その田邉選手をセイコーGGPの会場で取材しました。
5月17日セイコーGGPは400mで出場。5月21日からは関東インカレと連戦ですが
(田邉)
今シーズン400m初戦でしたが、400mで出場する関東インカレに向けてペース感を掴みつつ刺激を入れるために出場しました。
ただセイコーGGPは、800のレースに比べるとかなりペースが速いので、ちょっと余裕が無くなり自分の特徴であるラストを伸ばすことが出来ませんでした。
関東インカレは400m個人3本とマイルリレー2本の計5本を走りますが、日本選手権800mに向けて高強度のポイント練習という位置づけです。
今シーズン800mで勝負!
(田邉)
今シーズン800mをメインに勝負したいと思っています。
去年、世界陸上終わった段階で(※25東京世界陸上代表)、一度800mにチャレンジしたいとコーチと相談して800mにチャレンジしてます。
来年以降、北京世界陸上とロサンゼルスオリンピックと2年連続でありますが、その時に自分が800mで行くのか、400m続けるのか判断したいと思ってます。
日本歴代4位1分45秒57をマークした木南記念について
(田邉)
800mとして今シーズン2戦目でした。ぺーサーが500mで抜けてから1段ギアを上げることを事前のレースプランにしていて、そこに関してはうまく走れたかなと思ってるんですけど、上げ過ぎてしまって足が持たなかったので、ラストまで持たせるためのペース作りにまだまだ修正が必要かなと思っています。
今シーズン男子800mの好記録続出についてどう思っていますか
(田邉)
落合選手のタイムは勿論凄いと認識していますが、一緒に走ったことが無いので、ある意味チャンスも有るかなと思ってます。海外で勝負しているクレイアーロンさん、源さん、松本純弥さんが45秒台出しましたが、自分も出せたので800m強い選手は出せてるのかなという認識です。木南記念ではラストで源選手に抜かれてしまって悔しい思いをしたので、800mを主にした選手としっかりラスト勝負出来るように準備をしたいと思ってます。自分が良い走りが出来れば落合選手の日本記録にチャレンジ出来るかなと思っています。
日本選手権、そしてアジア大会に向けて
(田邉)
日本選手権に800mで出場するのは初めてですが、自分は本当に800m慣れてないことばかりでうまく走れてないですし、日本選手権予選、準決勝の着取りなどまだまだ自信が無いです。決勝は落合選手中心のレースになると思いますが、自分がどういうレースをしていくのかをしっかり考えて臨めれば、タイムを付いてくるのかなと思ってます。アジア大会はもちろん意識してますが、1分46秒28という派遣設定記録が切れていないので(※木南記念がノングランプリレースのため)どこかで1本出さなきゃいけないというのはあります。まずしっかり自分のいい走りベストな走りをするっていうところが大事なのかなと思ってます。
400m50秒通過のハイペースで押していくようなレースは、自分では余裕度あるので勝負が出来るかなと思っています。
800mと400mの捉え方
(田邉)
今年は800mメインで練習しつつ、400mのためのあまり練習はしていません。週5回練習あったら、去年は週3回400mブロックで週2回800mブロック。今年は逆に400mブロックは週1回。800mブロックで週4、5回練習してます。
自分の武器は800mやる上ではスピードだと思っているので、400mスピードは落とさずに800mでどれだけ走りに生かせるかを意識して練習しています。
800mをやって400mに生かせるところは、良い動きを出来るだけロスなく長く動き続けるっていうのが800mだと思ってて、400mでも良い動きでラストまで走り切れれば、失速を防いでラストまでしっかり勝負出来るかなと思ってます。
400mから800mへのチャレンジする選手がなかなか居ないことについては、実は陸上の知識はあまり無いのもあって考えたこと無いです。だからチャレンジ出来ないと思ってません。自分の400mは前半のスピードでいつも置かれてしまっていて、後半にマクるレースしか出来てなかったので、400m以上の距離で自分の後半の力が武器になるんじゃないかなと思ってます。
陸上始めたきっかけ
(田邉)
陸上を始めたのは高校2年生の時で、最初は100mと200mやってたんですが、ちょっと自分とは違うなと思って、400m始めました。そして大学入ったら800mやりたかったんですが、入部したのも400mで入部したので、1年目、2年目は400mをやっていました。
※写真は和田悟志さん