「皐月賞2024」radikoで春の競馬中継を聴こう

クラシック三冠レースの初戦「第84回皐月賞」(3歳・芝2000m)が、4月14日(日)に中山競馬場で開催されます。「最も速い馬が勝つ」とされるこのレース、栄冠を手にするのはどの馬なのか? ぜひradiko(ラジコ)で競馬中継をお楽しみください。

牡馬クラシック三冠開幕戦! 「皐月賞」

1939年、イギリス競馬のクラシック競走「2000ギニーステークス」を模範に、最もスピードのある優秀な繁殖馬の選定を目的として、4歳 (現3歳)牡馬・牝馬限定の競走「横浜農林省賞典四歳呼馬 」が創設されました。

創設当初は横浜競馬場・芝1850mを舞台に行われ、その後東京競馬場前での施行を経て、1949年に舞台を中山競馬場へと移します。名称も現在の「皐月賞」に改称され、翌1950年には距離を芝2000mに変更しました。レース名の「皐月」は旧暦の5月を指しており、「皐月賞」改称当時は5月上旬に行われていましたが、1952年より4月に繰り上げられています。

皐月賞は、東京優駿(日本ダービー)・菊花賞と続く、中央競馬のクラシック三冠競走の第一関門として位置付けられており、皐月賞は「最も速い馬」が、日本ダービーは「最も幸運に恵まれた馬」が、菊花賞は「最も強い馬」が勝つと言われています。これまでクラシック三冠を制したのは、1941年のセントライト(1941年)、シンザン(1964年)、ミスターシービー(1983年)、シンボリルドルフ(1984年)、ナリタブライアン(1994年)、ディープインパクト(2005年)、オルフェーヴル(2011年)、コントレイル(2020年)の8頭です。

舞台となる中山競馬場は、直線入口でのスタートから内回りコースを1周します。スタート地点から1コーナーまでの距離は約400m、坂を上りながらポジション争いをする形です。ゴール前にも急坂が待ち構えており、坂に負けないパワーと器用な脚が要求されるコースです。

「皐月賞」の注目馬

前々走のホープフルSでは2着のシンエンペラー(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎)。半姉はアメリカでGI7勝のシスターチャーリー、全兄ソットサスは凱旋門賞などフランスGIで3勝と、世界的な良血馬です。前走の弥生賞ディープインパクト記念では、コスモキュランダに先を越されてしまいましたが、メンバー中最速タイの上がり3ハロン34秒8(推定)の末脚で2着に入りました。今年2戦目で状態面の上積みも大きく、本番での本領発揮が期待です。

ジャスティンミラノ(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎)は、デビューから2連勝中。前走の共同通信杯では、ラスト2ハロンを10秒9、10秒8の加速ラップで、ジャンタルマンタルに1馬身1/2差で完勝しました。今回のレースでは初の右回り、多頭数の中山コースでの対応も鍵となりますが、それらを補うだけの高い潜在能力を持っています。

前走のホープフルSでGIタイトルを獲得したレガレイラ(牝3歳、美浦・木村哲也厩舎)は、2017年のファンディーナ(7着)以来となる牝馬の皐月賞出走です。ホープフルSでは、ラスト1ハロンでシンエンペラーを豪快に捕らえて快勝。牝馬のホープフルS優勝は、GI昇格後では初の快挙となりました。1948年のヒデヒカリ以来、76年ぶり史上3頭目の牝馬戴冠に挑みます。

「皐月賞」出走馬はこちら

競馬中継番組まとめ

日曜競馬実況中継
放送局:ラジオ日本
放送日時:毎週日曜・土曜 13時00分~16時35分
出演者:解説:佐藤直文 境和樹
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GOGO競馬サンデー!
放送局:MBSラジオ
放送日時:毎週日曜 13時00分~16時30分
出演者:佐藤哲三(元JRA騎手)、来栖正之(MBSアナウンサー)、中野広大(MBSアナウンサー)、三宅秀一郎、中西則善、奥村麻衣子、青木行雄、丹羽崇彰
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OBCドラマティック競馬
放送局:OBCラジオ大阪
放送日時:毎週日曜 10時00分~16時30分
出演者:西村寿一、濱野圭司、田辺大介、三宅きみひと、鈴木セイヤ、井川茉代
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中央競馬実況中継
放送局:ラジオNIKKEI第1
放送日時:毎週日曜・土曜 9時30分~16時45分
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中央競馬実況中継
放送局:ラジオNIKKEI第2(RaNi Music♪)
放送日時:毎週日曜 9時30分~16時45分
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補欠選挙の結果を分析。「保守王国」と呼ばれる島根に変化が?

4月29日「長野智子アップデート」(文化放送)、午後4時台「ニュースアップデート」のコーナーでは政治ジャーナリストの角谷浩一さんに、4月28日に行われた補欠選挙の結果を解説してもらった。この記事では島根1区に関する部分をピックアップする。

長野智子「選挙区ごとに分析などいただければと思います。まずは唯一の与野党対決となった島根1区です」

角谷浩一「亀井(亜紀子)さんは一度現職もやられていたので返り咲きということになりますが、島根が『保守王国』といわれますよね。1区はずっと細田(博之)前衆議院議長が地盤を守っていて」

長野「小選挙区制度の導入以降、ずーっと。勝ち続けた」

角谷「2区は、もう亡くなりましたけど竹下亘さんがずっと議席を持っていた。つまり保守王国というより、細田さんと竹下さんがずっとやっていたと。ある意味で当たり前だった。それがお二人ともご存命でなくなって、時代が変わってきて、新しい人が。それも自民党の人が引き継ぐものだと思っていたら、こんなことに、と。細田さんがお亡くなりになったための選挙ということで、自民党も候補者を立てました」

長野「はい」

角谷「ただ細田さんは(旧)統一教会との関係が取り沙汰されたり、じつはセクハラ問題というのがあったり。それに安倍派を細田さんはずっと守っていた、ということも。いま問題になっていることを全部抱えていた、みたいな問題があった。お亡くなりになったので自民党は候補者を立てたけど、そんなに簡単ではなかった、ということ」

長野「きちんと説明されないまま、亡くなられてしまったわけですね」

角谷「今回負けたけど、次はもう有権者は自民党に帰ってくる、という声も地元にはあるんだと思います。今回も県会議員がほとんど動かなかった、という話もありました。一方で世論調査、事前のいろんな調査ではかなり引き離されていて、亀井さんが強かった。でも(岸田文雄)総理は2度入ったんですね。最後の土曜にも入られると。総理が最後に入るのは、逆転できそうなとき、というのが不文律でした。数字の差が既にあるのに、総理は入った」

長野「はい」

角谷「これは岸田さんの独特なやり方というかな。突然、政倫審に出ると言う、派閥を解散すると言う……。岸田さんは誰かと相談して揉んで決めるというよりは、直感的に決められるんですね。島根1区は自民党が唯一出していたところだから、小渕(優子)選対委員長はずっと張り付いていました。国会開会中でしたけど、ずっと」

長野「はい」

角谷「岸田さんは2度も入った。茂木(敏充)幹事長は入らなかったんですね」

長野「それはなぜですか?」

鈴木純子(文化放送アナウンサー)「岸田さんとの仲が微妙だという話も……」

角谷「ただ選挙に勝てば微妙どころか、戦うところで『茂木さん、よくやった』となりますよ。一生懸命、入らなかったというのは、幹事長自らが諦めていたんじゃないだろうか、とか。もっと言うと第一声。泉健太立憲民主党代表は、初日に島根で第一声、声を上げているんですね。ところが茂木さんは行かなかったと」

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