新機長・福山雅治がラジオから空の旅をご案内!ディズニーランドのモデル地を紹介

1967年から放送を開始し、幅広いリスナーから愛され続けている長寿番組『JET STREAM』。良質な音楽と落ち着いた語り口のナレーション。深夜に遠い異国の地をイマジネーションさせるような選曲で、贅沢な大人の時間を届けてくれます。

今年の春からは、福山雅治さんが機長(メインパーソナリティ)を担当。4月14日(火)は、ディズニーランドのモデルになった街「マーセリーン」を紹介しました。(TOKYO FM『JET STREAM』4月14日(火)放送分)

『JET STREAM』とは?

1967年にTOKYO FMの前身である東海大学の実用化試験局「FM東海」にて放送開始。コンセプトは「旅と音楽を柱とした深夜のリラクゼーション・プログラム」です。

日本航空(JAL)の提供番組でもあるため、世界の国や都市が紹介され、海外への興味を掻き立てます。しっとりとしたナレーションはとてもイマジネーションを掻き立てられ、放送中に流れる音楽もイージーリスニングで、落ち着いた気分で聞かせてくれるのが特徴。放送開始から現在に至るまで多くのリスナーの心を掴み、根強いファンから愛されています。

現在の機長(メインパーソナリティ)は、6代目となる福山雅治さんが務めています。福山さんのラジオキャリアの中で、初のフリートーク無しのスタイルでの放送となります。

歴代機長を紹介

■初代:城達也さん(1967年7月~1994年12月)

放送開始から27年間機長を担当し、放送回数はなんと7387回。番組の収録の際は、旅客機の機長という番組コンセプトと役作りのために、実際の飛行機の操縦士を意識して毎回スーツを着用してスタジオ入り。さらに夜間飛行という設定から、夜間の旅客機の暗いコックピットを再現するかのように、スタジオ内の照明も暗く落として収録に臨んだそうです。

『JET STREAM』は城さんの代名詞的な番組でもあり、世界各地をロマンチックなナレーションで紹介し、数多くのファンを魅了し続けました。

■2代目:小野田栄一さん(1995年1月~2000年3月)

事務所の先輩であった城さんから引き継ぐかたちで機長に就任。「ではまた明日の(金曜日は“来週○曜日の”)午前零時に、このラウンジでお会いいたしましょう。」というエンディングの挨拶が好評でした。

■3代目:森田真奈美さん(2000年4月~2002年9月)

女性パーソナリティということで、機長ではなくフライトアテンダントという設定。また『LOVE SOUNDS ON JET STREAM』という番組タイトルで放送されました。

■4代目:伊武雅刀さん(2002年10月~2009年3月)

初代機長である城達也さんを踏襲した放送スタイルで再スタート。番組タイトルは『JET STREAM』に戻して放送されました。

■5代目:大沢たかおさん(2009年4月~2020年3月)

初ラジオレギュラーにして、機長に大抜擢。元々番組のリスナーでもあり、番組構成は4代目の伊武さんのスタイルを受け継いで放送。そして番組は、2017年に民放FM史上最長となる番組放送開始50周年を迎えました。

■6代目:福山雅治(2020年4月~)

TOKYO FMが開局50周年を迎える2020年春に新機長に抜擢。色気ある声で未だ見ぬ異国の風景や美しい天空へとリスナーを誘います。

ディズニーランドのモデルになった街「マーセリーン」

4月14日(火)の放送は、ウィーンとアメリカへフライト。アメリカはディズニーランドのモデルになった街「マーセリーン」をウォルト・ディズニーに思いを馳せながら紹介しました。

福山:この街にはウォルト・ディズニーホームタウンミュージアムという名の博物館がある。この博物館には幼い頃いたずらっ子だったウォルト・ディズニーが思い起こされる。

いつも家族で賑わうロサンゼルスのディズニーランド。そのメインストリートにある一軒の家の窓には、父親のイライアス・ディズニーの名が密かに記されているようです。

福山:しかしながら、不思議なことにディズニーがこのマーセリーンに住んだのは5歳からわずか4年の間。しかも、都会暮らしが長かった彼の父親・イライアスは子どもたちのために始めたこの街での農業経営に失敗。夜逃げ同様にこの街を去っています。そんな辛い思い出に満ちたこの街をなぜディズニーは生涯思い続けたのでしょう。

それは、ディズニー家が家族揃って住んだのはこの街が最後。この街を離れたディズニー家は生涯一緒に暮らすことはありませんでした。

福山さんの魅力ある語り口は、まるでその街に訪れたかのように引き込まれます。深夜に遠い異国の地をイマジネーションさせるような贅沢な時間を届けてくれる『JET STREAM』。ぜひ、就寝前などにご堪能ください。

JET STREAM
放送局:TOKYO FM
放送日時:毎週月曜~土曜 24時00分~24時55分
出演者:福山雅治
番組ホームページ

※放送情報は変更となる場合があります。

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「ベビーカー」電車・バス利用時の注意点…思いやりと配慮で“子育てにやさしい移動環境”を

杉浦太陽と村上佳菜子がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「杉浦太陽・村上佳菜子 日曜まなびより」(毎週日曜 7:30~7:55)。「学びと成長」をコンセプトに、毎回さまざまなゲスト講師をお招きして、明日の暮らしがもっと豊かになる情報や気になるトピックをひも解いて、今よりもちょっと成長することを目指す番組です。

5月19日(日)の放送テーマは、「ベビーカーからのお願い。お互いに思いやりの気持ちを」。国土交通省 総合政策局 バリアフリー政策課長の田中賢二さんをゲストにお迎えして“子育てにやさしい移動環境”について伺いました。


(左から)杉浦太陽、田中賢二さん、村上佳菜子



◆電車やバスのなかでベビーカーは折りたたまなくてもいい?

ピクトグラムとは、場所や施設などをイラストでわかりやすく表現した図形で、日本語では「案内用図記号」と言います。なかでも「ベビーカーマーク」は、使用者に“ベビーカーを安心して使用できる場所や設備”であることを知らせると同時に、ベビーカーを使用していない一般の人に対しても“配慮・ご協力をお願いします”と呼びかける意味も込められています。

しかし、ベビーカーマークの意味を知らない人、見たことがない人の割合は半数以上いるのが現状です。

また、ベビーカーを使用している人もそうでない人も“モヤモヤ”を抱える場面があります。たとえば、交通機関利用時の“ベビーカーを折りたたむかどうか”の判断です。

2014年に国土交通省や交通事業者団体、子育てなどに関連する団体などで構成する協議会で「電車やバスなどの車内やエレベーターでは、原則としてベビーカーを折りたたまずに使用できる」と公表しました。しかし、2023年に国土交通省が実施したアンケート調査によると、大きくわけて賛成派が約9割、反対派が約1割という結果に。

反対意見のなかでもっとも多く寄せられていたのは“車内が大変混雑しているときの利用には反対”という声で、ほかにも「子どもが乗っていないのにベビーカーを広げたままにしている」「出入口付近にいること」などの意見も目立っていたそう。

その一方で、「乗り降りの際にすきまに車輪が挟まって危険ではないか」「急ブレーキがかかったときや混雑時は抱っこしているほうが安全ではないか」など、子どもの安全を心配する声もありました。

これらの意見に、田中さんは「お互いに思いやりの気持ちを持って、誰もが快適に電車やバスをご利用いただけるように、お互いに譲り合って子育てにやさしい移動環境を目指していきたいと思っています」と声を大にします。

◆ベビーカーを安全に使用するために…

続いて、ベビーカーを使用する方が電車やバスを利用する際に注意してほしいことについて言及。まず、ベビーカーをホームから電車に乗せるときは段差や隙間に注意し、ホーム上では線路に落ちたりしないように、ベビーカーを線路と平行の向きに止めてストッパーをかけてください。また車内でも、走行中の揺れなどでベビーカーが動いて周りの人とぶつからないように、ベビーカーの向きに注意してストッパーをかけておきましょう。

どんな状況であっても“駆け込み乗車”は危険です。特にベビーカーの場合、ドアに挟まれたり、転んでしまうと子どもの命が危ぶまれますので絶対にやめましょう。

続いて“バス利用”のケースについて。バスにはベビーカーを固定するためのベルトが付いている椅子があります。固定ベルトを正しく使用してベビーカーを止めましょう。その際に「バスの進行方向に対して後ろ向きに固定すると、走行中の揺れなどで子どもがベビーカーから飛び出してしまうリスクを減らすことができます」と田中さん。

また、基本的にベビーカーは折りたたまずに乗車することができますが、バスの走行状況によっては、折りたたんで着席での乗車を求められることがあります。そうした状況を想定して利用しましょう。

そして、エスカレーターや階段のベビーカー使用は危険なため、子どもをベビーカーから降ろしたうえでの利用が求められますが、「荷物が多いときなど、手助けが必要な場合は、遠慮なく駅やバスの係員、周りの方に協力をお願いしていただけたらと思います」と呼びかけます。

国土交通省が調査した「電車やバスなどにベビーカーを折りたたまずに乗車した際、周囲の人に何か手助けをしてもらいたいことはありますか?」というアンケートには、「ベビーカーのために場所を空けてもらいたい」「乗り降りを手伝ってもらいたい」「乗り降りする順番をゆずってもらいたい」といった意見が寄せられました。ベビーカーを使用している人も、その周りの人も、お互いに気軽に声をかけられる雰囲気づくりが重要です。

国土交通省では、5月1日から1ヵ月間「ベビーカー利用に関するキャンペーン」を実施中です。最後に田中さんは「子どもの安全を守るために、ベビーカーを使用している方は、周りの方に気を配って安全に使用していただきたいと思います。また、周りの方も思いやりの気持ちをもってゆずり合っていただき、お互いに電車やバスなどを快適にご利用できるようにご協力ください」と話していました。

番組のエンディングでは、杉浦と村上が今回学んだことについて復習します。村上が挙げた今回のポイントは“思いやりでお互い笑顔”。「相手を思いやり、お手伝いをしたあとに『ありがとうございます』という笑顔が最高です」と話します。

続いて、杉浦は“ベビーカーへの配慮をお願いします”と声を上げ、「(配慮する)気持ちがあるだけで変わっていきます。お互いに笑顔でいきましょう!」とコメントしました。


(左から)杉浦太陽、村上佳菜子



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5月19日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年5月27日(月)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:杉浦太陽・村上佳菜子 日曜まなびより
放送日時:毎週日曜 7:30~7:55
パーソナリティ:杉浦太陽、村上佳菜子
番組Webサイト:https://audee.jp/program/show/300007925

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