玉城ティナ、EXILE MAKIDAI、青山テルマ、海原やすよ、前園真聖…10月に誕生日を迎える有名人のラジオ番組

秋が深まり、寒い冬を迎える準備をする季節になりました。秋の夜長はラジオに耳を傾けながらリラックスタイムを。この記事では10月に誕生日を迎える有名人をピックアップ。テレビやネットで話題の有名人の番組をチェックしてみませんか? あなたにハマる何かがあるかもしれません!

玉城ティナ出演 ニッポン放送『玉城ティナとある世界』

10月8日に23歳の誕生日を迎えたのが玉城ティナさん。14歳で女性ファッション誌「ViVi」の最年少専属モデルとなり、女優としても活躍。2018年の「私にXXしなさい!」で映画初主演後、「Dinerダイナー」、「AI崩壊」ら話題作に出演。ドラマでは2020年「そして、ユリコは一人になった」で主演。この秋は主演作「荒ぶる季節の乙女たちよ。」とドラマオリジナルキャラでレギュラー出演する「極主夫道」がオンエア。出演作が途切れない玉城さんは業界の期待値がトップクラスの女優のひとりです。

野球中継による中断を経て、4カ月ぶり10月に復活したこの番組。玉城さんが毎週世の中の狭くも新しいコミュニティの奥深さを紐解いています。誕生日直後の放送では「4年目を楽しむ倶楽部」として23歳の抱負と4年目に入った番組に向けてのトークを。同じく4年目を迎えたニッポン放送“同期”番組の菅田将暉さんのANNや高橋みなみさんと朝井リョウさんの番組なども紹介しながら、意気込みを語っていました。知的好奇心旺盛な玉城さんとともに世の中の気になるカルチャーを楽しみながら気軽に学べるプログラムです。

玉城ティナとある世界
放送局:ニッポン放送
放送日時:毎週水曜 21時20分~21時40分
出演者:玉城ティナ
番組ホームページ
公式Twitter

Twitterハッシュタグは「#たませか」

※放送情報は変更となる場合があります。

EXILE MAKIDAI出演 TOKYO FM『LDH PERFECT YEAR 2020 RADIO』

10月27日に45歳の誕生日を迎えるのはEXILE MAKIDAIさん。EXILEの活動のほか、情報番組のパーソナリティや俳優としてドラマや映画、舞台にも出演するなど多岐のジャンルで活躍。2015年にはEXILEのパフォーマーを勇退。2018年にはVERBALさん、DJ DARUMAさんとのユニットPKCZ(R)で世界デビュー。アメリカを代表するヒップホップ界のレジェンドラッパーのスヌープ・ドッグとのコラボ曲が話題になりました。

2019年10月からスタートし、6年に1度のLDHの祭典、2020年の「PERFECT YEAR」を盛り上げるために始まった番組。しかし、新型コロナウイルスの影響で予定されていた公演が中止となり、オンラインライブなど新しい形での開催に。この番組では毎週LDHグループのアーティストたちがゲストに登場。LDHの良き兄貴分的なMAKIDAIさんだから引きだせるメンバーたちの素顔やリラックスしたトークが聴きどころ。霊感が強いゲストが登場して身の毛のよだつ実体験も披露されました。

LDH PERFECT YEAR 2020 RADIO
放送局:TOKYO FM
放送日時:毎週土曜 20時00分~20時30分
出演者:EXILE MAKIDAI
番組ホームページ
公式Twitter

Twitterハッシュタグは「#Lラジ」

※放送情報は変更となる場合があります。

青山テルマ出演 東海ラジオ『青山テルマの笑わないともったいないから笑ってこーよ』

10月27日に33歳の誕生日を迎えるのは青山テルマさん。2007年SoulJaの楽曲「ここにいるよ feat. 青山テルマ」で話題となり、翌年の「そばにいるね feat. SoulJa」が大ヒット。「そばにいるね」は2008年上半期で最も多くのセールスを記録し、「日本で最も売れた着うたフル楽曲」としてギネス認定されました。アーティストとしての活動のほか、バラエティ番組ではとびきり明るいキャラで笑顔を振りまいて大人気。センスあふれるキュートなファッションやヘアスタイルもインスタグラムで公開。ファッションアイコンとしても注目されています。

2020年4月に始まった東海ラジオの新しい取り組み、1組のアーティストとその楽曲を年間で応援していくプロジェクト『TOKAIRADIO ONE ARTIST』。その記念すべき第一弾が青山テルマさん。番組のハッシュタグは「#テルマ笑」でテルマさんの笑いが絶えず、聴くと笑顔になれる番組です。とある日には初めて参加したプロ野球の始球式について熱くトーク。インスタに「エモすぎて書けなかった」というほど感激したことをラジオで明かしました。キャッチボールの練習の相手が、野球経験者で仲良しの芸人・とにかく明るい安村さんだったなどの裏話も。インスタにはアップされないテルマさんの日常をキャッチできます。

青山テルマの笑わないともったいないから笑ってこーよ
放送局:TOKAI RADIO
放送日時:毎週日曜 22時30分~23時00分
出演者:青山テルマ

Twitterハッシュタグは「#テルマ笑」

※放送情報は変更となる場合があります。

海原やすよ出演 ABCラジオ『やすよとともこのOFF MODE』

10月14日に45回目の誕生日を迎えたのが海原やすよさん。実の姉のともこさんを相方に「海原やすよともこ」で活躍する姉妹漫才コンビのツッコミ担当。上方漫才大賞の大賞を2度受賞している実力派。2020年3月に中川家とともに吉本興業常設劇場の新看板に就任しました。2020年4月からは先輩女性コンビ・ハイヒールが15年間MCを務めた枠を受け継いで「やすとものいたって真剣です」がスタート。関西で冠バラエティ番組を多数持ち、抜群のトーク力と親しみやすく明るいキャラクターで人気を集めています。

2020年4月から始まったふたりきりでは意外にも初のレギュラーラジオ番組。タイトルどおり、オフモード全開。番組Twitterでは女子トークを盛り上げる種類豊富な山盛りお菓子の画像を毎週アップ。テレビや舞台の楽屋での雰囲気のようなふたりのたわいない雑談風トークが聴けるのはお笑いファンにとっては贅沢かも。やすよさんの誕生日を祝う回ではスタジオをパーティーモードに装飾。番組リスナーオフ子さん・モド男さんから多数のお祝いメッセージも届き、ファミリー感あふれるオンエアとなりました。

やすよとともこのOFF MODE
放送局:ABCラジオ
放送日時:毎週金曜 24時00分~24時30分
出演者:海原やすよともこ
公式Twitter

Twitterハッシュタグ「#オフモード」

※放送情報は変更となる場合があります。

前園真聖出演 JFN系列『丸園音楽堂』

10月29日に47回目の誕生日を迎えるのが前園真聖さん。1992年にJリーグ・横浜フリューゲルスに入団。サッカー日本代表としては1996年のアトランタオリンピック本大会にチームキャプテンで出場。ブラジルを破る「マイアミの奇跡」を演出しました。海外クラブでの経験を経て2005年に現役引退。現在はサッカーの解説者や普及活動を行うほか、愛されキャラ“ゾノさん”としてバラエティ番組への出演も多数。スイーツやペットのミニ豚・セブンもSNSで人気を集めています。

元サッカー日本代表の前園さんと元女子サッカー日本代表の丸山桂里奈さんのW元代表コンビがスポーツではなく“音楽”を語るユニークな番組。季節やトークテーマに合わせた曲をふたりがセレクトしてオンエア。テレビなどではあまり知ることができないふたりの日常や音楽性がのぞけるのが醍醐味です。番組の中で結婚願望を語っていた丸山さんが見事ゴールイン。元サッカー日本代表の夫・本並健治さんとのハッピーな新婚生活の話も聴けるかもしれません。

丸園音楽堂
放送局:FM岩手 他24局ネット
放送日時:毎週木曜 19時30分~19時55分
※放送局によって日時が異なる場合があります。
出演者:丸山桂里奈、前園真聖
番組ホームページ

※放送情報は変更となる場合があります。

この記事を書いた人

高田りぶれ(たかだ・りぶれ)

山形県生まれ。ライターなど。放送作家のキャリアを生かし、テレビ・ラジオ番組のおもしろさを伝える解説文を年間150本以上執筆。趣味は観ること(プロレス、サッカー、相撲、ドラマ、お笑い、演劇)、遠征、料理。

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まちの本屋さんを、何とか残したい! 熊野大社参道の由緒ある書店・三代目の強い思い

それぞれの朝は、それぞれの物語を連れてやってきます。

「佐野書店」佐野憲一さん

山形県の置賜(おきたま)地方にある南陽市。平安時代からの歴史を誇る湯のまち・赤湯と、同じく平安時代から続く熊野大社の門前町・宮内に代表される、主に2つの地域からなる、人口およそ3万人のまちです。

熊野大社の参道

この熊野大社の参道に、レトロな佇まいの本屋さんがあります。

お店の名前は、「佐野書店」。

ガラスに歪みがあって、歴史を感じさせる重い扉をガラガラッと開けると、ご主人の佐野憲一さんが顔をのぞかせてくれました。

憲一さんは、書店の店主としては三代目で、今年の秋で80歳を迎えます。ただ、佐野家自体は、まち歩きのパンフレットにも、鎌倉幕府の初代執権、北条時政とゆかりがあると記された歴史ある家。江戸時代までは修験道の寺院・蓮蔵院(れんぞういん)を守ってきました。

「佐野書店」の建物にあったという宮内小学校の150周年記念誌を手にする佐野憲一さん

しかし、明治に入ると、佐野家の歴史が変わります。寺院の広い敷地があった佐野家に、地域で初めての「学校」が設けられることになりました。

「じつは本屋になっているこの建物、元々は学校だったんです。私が寝泊まりしている2階に上がると、いまも明治の小学生が壁に書いたいたずら書きが残っているんですよ」

そう話す憲一さんですが、本屋さんを始めた経緯は、よく分かっていないといいます。

「昔、お店に来てくれた年配の方が、大正の終わりごろ、この店で学校の教科書を買った思い出を話してくれたんです。その頃にはもう、本屋さんだったのではないかと思います」

いずれにしても、この地域の近代教育の始まりを支えた建物は、まちの本屋さんに姿を変えて、親しまれていくことになりました。

「佐野書店」

佐野憲一さんは、昭和40年代に、東京・池袋にあった芳林堂書店や練馬区・石神井公園にあったいずみ書店で修業を積んで、ふるさと・宮内に帰り、先代のお父様と一緒に、実家の佐野書店で働き始めました。

まちの本屋さんの仕事といえば、「配達」がメイン。本が届くとバイクに積んで、地元の学校や図書館といった公共施設へ届けたり、個人のお宅や地元の商店街のお店へ、バイクを走らせました。とくに、まちの理容店・美容室は、雑誌を定期購読してくれる得意先でした。

当然、インターネットの無い時代、憲一さんは、配達が終わると、紙の伝票を処理しているだけで、あっという間に一日が過ぎていったといいます。

しかし、昭和の終わりごろ、山形にも大型スーパーが出店してきました。分厚かった伝票の束が、1枚抜け、2枚抜け、だんだん薄くなっていくのが分かりました。

ところが、憲一さんは諦めませんでした。

『本屋さん同士で一緒になって、大きな本屋さんを作ったら、勝負になるかもしれない』

平成の初め、志を同じくした地元の7つの本屋さんに声をかけて、広い駐車場のある新しい本屋さん、「ブックユニオン」というお店の開店にこぎつけ、何とか劣勢を盛り返すことに成功します。

ところが、2000年代に入ると、本を取り巻く環境が大きく変わります。憲一さんは、配達先のお宅で、大手の宅配業者と鉢合わせすることが増えました。宅配業者のクルマからは、決まってあるものが見えました。インターネットを使った外資系通信販売業者のアルファベットのロゴでした。

『ついに、本をインターネットで買う時代になったか……』

憲一さんは胸が痛みました。

令和のいま、新たに開いた書店「ブックユニオン」は、カフェを併設したり、イベントを開くなど、ブラッシュアップに努めて、地域に親しまれるお店になりました。

一方、熊野大社の参道にある「佐野書店」を訪れる人は、決して多くはありませんが、憲一さんは配達を続けながら、雑誌を中心に新刊も仕入れています。

「佐野書店」佐野憲一さん

本の魅力について、憲一さんはこう語ります。

「本は、突然の出会いを与えてくれるんです。書店で、実際に見て、手に取って、思いもよらなかった本を買ってしまう……。これが新鮮な毎日に繋がるんです」

 

『まちの本屋さんを、佐野書店を、何とか残したい!』

その強い思いを胸に、憲一さんは、きょうもお店を開けます。

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