木梨憲武、竹中直人、アンミカ、ダイアン・ユースケ、ロバート・馬場…3月に誕生日を迎える有名人のラジオ番組

春の息吹を感じつつも、まだ寒さも感じられる3月。この記事では、3月に誕生日を迎える有名人がパーソナリティを務めるラジオ番組をピックアップ! 大河ドラマ出演中の個性派俳優から大人気の料理芸人の番組など、あわせて5つのプログラムをご紹介します。

木梨憲武出演 TBSラジオ『土曜朝6時 木梨の会。』

3月9日(水)に59回目の誕生日を迎えたとんねるずの木梨憲武さん。タレントとしてだけでなく、画家としても活躍している木梨さんは現在、全国美術館ツアー中。1994年に初個展を開き、その後ニューヨークやロンドンでも個展を開催。

現在、京都文化博物館では展覧会「木梨憲武展 Timing―瞬間の光り―」にて初お披露目となる新作絵画を含む、遊び心満載の約200点を展示。展覧会は2020年で終了予定が、大好評につき延長。3月28日(日)まで京都、その後は山形、鳥取、宮崎、福井、東京を巡回予定です。

木梨さんが担当する番組は、毎週土曜朝6時からの1時間生放送。とにかく元気でハイテンションな木梨さんがその場その場でどんどんアイデアを言い、企画を展開。ラジオだけでなく、動画配信サービスとも連動して、映像でもやりたいことをやっていく。毎週どんなことが起こるのかわからないワクワク感あふれる番組。

ゲストにもスポンサーにもどんどん攻め込む木梨さんですが、そこには愛とリスペクトが。本当にカッコいい大人の番組です。

土曜朝6時 木梨の会。
放送局:TBSラジオ
放送日時:毎週土曜 6時00分~7時00分
出演者:木梨憲武
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Twitterハッシュタグは「#木梨の会」

※放送情報は変更となる場合があります。

竹中直人出演 TBSラジオ『SMBCモビット presents 竹中直人 ~月夜の蟹~』

3月20日(土)に65回目の誕生日を迎える竹中直人さん。現在は、NHK大河ドラマ『青天を衝け』で、主人公の渋沢栄一(吉沢亮さん)に影響を与える徳川慶喜(草彅剛さん)の父・水戸徳川家藩主の徳川斉昭役で出演中。

また漫画家・大橋裕之さんの初期短編集を竹中直人さん、山田孝之さん、齊藤工さんの三人が映画監督として共同制作をした映画『ゾッキ』の公開も控えています。吉岡里帆さん、満島真之介さん、松田龍平さんら豪華キャストが出演する不思議な笑いが詰まったヒューマンコメディ。2021年4月2日(金)から全国公開されます。

ドラマ、映画、CMで大活躍中の竹中さん。2009年から続けているゲストトーク番組でホストとしてのもうひとつの顔を見せています。最近では比嘉愛未さんがゲストで登場。比嘉さんに出身地・沖縄に伝わる歌を披露してもらいながら、ルーツにまつわる深い話を。今まで俳優のほかに宮根誠司さんや占い師のDr.コパさん、漫画家のしりあがり寿さんなど多彩な顔ぶれが。

もうひとつの聞きどころは、人生に役立つ俳句を紹介するコーナー。竹中さんが毎週異なるユニークなキャラクターに扮して俳句を解説してくれます。

SMBCモビット presents 竹中直人 ~月夜の蟹~
放送局:TBSラジオ
放送日時:毎週日曜 19時30分~20時00分
出演者:竹中直人/堀井美香
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※放送情報は変更となる場合があります。

アンミカ出演 J-WAVE『VOLVO CROSSING LOUNGE』

3月25日(木)に48回目の誕生日を迎えるアンミカさん。モデル業のほか、ジュエリーデザイン、洋服やコスメのプロデュースを担当。テレビ番組のMCやコメンテーターとしても活躍中。

誕生日前日の3月24日(水)には、アンミカさんが人生において救われた言葉、31個を掲載した日めくりカレンダー「毎日アンミカ」を発売。「自分の機嫌は自分でとる」「遠回りだからこそ見える景色がある」など、ポジティブになれる言葉が詰まっています。

アンミカさんが担当しているのが、さまざまなジャンルで活躍する人々を毎週1組ゲストに迎えているトーク番組。最近では歌舞伎俳優の尾上松也さん、ビッケブランカさん、HYの仲宗根泉さん、クリープハイプの尾崎世界観さんらが登場。

アンミカさん目線で切り込む質問の角度が絶妙で、他のゲスト番組にはないドキドキ感が醍醐味。アンミカさんだからツッコめる、深く聞き込める唯一無二のパーソナリティ力に圧倒されます。

VOLVO CROSSING LOUNGE
放送局:J-WAVE
放送日時:毎週金曜 23時30分~24時00分
出演者:アン ミカ
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※放送情報は変更となる場合があります。

ダイアン・ユースケ出演 ABCラジオ『よなよな…月曜日』

3月14日(日)に44回目の誕生日を迎えたのがダイアン・ユースケさん。2021年に結成21年目を迎えたダイアンは、2年連続でM-1グランプリ決勝進出を果たし、上方漫才大賞の大賞を受賞した実力派漫才コンビ。

2018年に東京進出を果たし、2019年に西澤裕介から「ユースケ」への改名を発表して話題になりました。ユースケさん扮するメガネと髷がトレードマークの京都太秦の役者・岸大介も人気。もっちゃりした独特の雰囲気に癒されるという声多数。数十時間の空き時間にバラエティ番組に出演し、明石家さんまさんとの共演経験も。

スタートから7年目、東京進出してからも続くダイアンの人気生放送番組。スマイルやギャロップなど大阪芸人たちの仕事ぶりや、関西の劇場でのハプニングを愛情たっぷりにイジって話すふたり。その弾けるトークからは、芸人たちへのダイアンなりの深い愛情が感じられます。

この番組恒例なのが、ユースケさんの誕生日にリスナーとの生電話企画。ユースケさんに直接バースデーメッセージを伝えられる大チャンスとあり、毎回大盛り上がりしています。

ミルクボーイ、ダイアン、かが屋…ラジオで人気芸人のトークを聴こう【関西編】

よなよな… 月曜日
放送局:ABCラジオ
放送日時:毎週月曜 22時00分~24時30分
出演者:ダイアン
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Twitterハッシュタグは「#abcyonayona」

※放送情報は変更となる場合があります。

ロバート・馬場裕之出演 RKBラジオ『ヨドバシカメラpresents ロバートの家電研究所』

3月22日(月)に42回目の誕生日を迎えるロバート・馬場裕之さん。料理芸人としての地位を確立し、日本各地のテレビ局でレギュラー料理コーナーを持つほどに。日々InstagramやYouTubeチャンネルで、メイン料理からドリンク、デザートまで彩り鮮やかで簡単なレシピを多数紹介して人気を集めています。この春から麒麟・川島明さんがMCを務める朝の情報番組『ラヴィット!』(TBS系)にも単独でのレギュラー出演が決定しました。

馬場さんが秋山さん、山本さんとともにロバートが3人揃って出演しているラジオ番組があります。秋山さんと馬場さんにとっては、地元・福岡でのレギュラー番組。家電量販店提供とあり、家電はもちろん、花粉の季節に役立つマスクなどもピックアップ。

それぞれ活躍するフィールドを持つロバート3人が集まっての商品紹介は、一味違って聴き応え抜群。コントっぽくあり、フリートークっぽさもありでついつい耳を傾けてしまいます。

ヨドバシカメラpresents ロバートの家電研究所
放送局:RKBラジオ
放送日時:毎週日曜 10時00分~10時10分
出演者:ロバート
番組ホームページ

※放送情報は変更となる場合があります。

この記事を書いた人

高田りぶれ(たかだ・りぶれ)

山形県生まれ。ライターなど。放送作家のキャリアを生かし、テレビ・ラジオ番組のおもしろさを伝える解説文を年間150本以上執筆。趣味は観ること(プロレス、サッカー、相撲、ドラマ、お笑い、演劇)、遠征、料理。

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村上春樹「自分のカヌーは自分で漕げ」学生時代にカート・ヴォネガットの小説で出会った言葉

作家・村上春樹さんがディスクジョッキーをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「村上RADIO」(毎月最終日曜 19:00~19:55)。4月28日(日)の放送は「村上RADIO~村上の世間話4~」をオンエア。好評の「村上の世間話」シリーズ第4弾は、クスッと笑える“世間話”を、村上DJが選曲したグッドミュージックとともにお届けしました。
この記事では「今日の言葉」について語ったパートを紹介します。



◆The Sandpipers「Chotto Matte Kudasai」
サンドパイパーズが歌います。「ちょっと待ってください」というのが曲のオリジナル・タイトルなんです。マジで。

◆TSF「Salade de Fruits」
TSFというフランスのボーカル・グループが「フルーツ・サラダの歌」を歌います。

トマト・サラダも好きだけど、フルーツ・サラダもいいですよね。マンゴー入りのサラダが僕の好物です。



◆<クロージング曲>
Barney Wilen「As Time Goes By」

今日のクロージング音楽、フランス人のベテランテナーサックス奏者バルネ・ウィランが「As Time Goes By」を演奏します。いいですねえ。決めの歌詞、「月の光とラブソングが、時代遅れになることはない」。本当にそのとおりです。

ちなみに今日おかけした音楽は、すべて僕が最近中古屋さんのバーゲンで買い込んできたCDです。値段は100円か200円か、高くて300円。そんなものです。バーゲン・コーナー、こまめに探すとけっこう素敵なものに巡り会えますよ。

さて、今日の言葉は、
「Paddle Your Own Canoe(自分のカヌーは自分で漕げ)」です。

これはボーイスカウトのモットーにもなっていますが、もともとは英国の古い格言です。でも僕がこの言葉を初めて知ったのは、学生時代にカート・ヴォネガットの小説『スラップスティック』を読んだときです。その中でこの言葉はとても印象的に使われていて、今でもよく覚えています。『スラップスティック』、愉快な小説ですよね。先日久しぶりに読み返して、あらためて感心しました。

「自分のカヌーは自分で漕げ」。要するに自分のことは人に頼らずに、自分でしっかりやれということですよね。

でも「自分のことは自分でやれ」と言うと、身も蓋もないというか、ごく当たり前の「ご教訓」になってしまいます。でも「自分のカヌーは自分で漕げ」って言われると、そのシチュエーションが目の前に浮かんできますよね。実際にカヌーに乗って、パドルを手にして、1人で急流を乗り切っているような、そんな具体的な気持ちになります。「がんばらなくちゃ」、みたいな。

言葉の力って、表現の力って、結局そういうことなんですよね。生きた具体的な共通イメージを、送り手と受け手の間に起ち上げること。僕はいつもそのことを頭に置いて文章を書いています。それって大事なことです。

「自分のカヌーは自分で漕げ」

漕いでください。



番組では他にも、ほとんど夢を見ないという村上さんが鮮明に覚えているという“夢の話”から、近所をジョギングしているときにある動物に遭遇したときのエピソード、学生時代の夏休みに一人旅をしたときの思い出などについて語る場面もありました。

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4月28日(日)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 5月6日(月・祝)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:村上RADIO~村上の世間話4~
放送日時:4月28日(日)19:00~19:55
パーソナリティ:村上春樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/murakamiradio/

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