アニメ・声優オタク佐久間大介が贈るラジオ番組『Snow Man 佐久間大介の待って、無理、しんどい、、』

ジャニーズ屈指のアニメ・声優オタクである佐久間大介さんのラジオ番組『Snow Man 佐久間大介の待って、無理、しんどい、、』(文化放送)。佐久間さんがオタクな面を余すところなく発揮する、通称『待てムリ』の魅力を大解剖!

Snow Manがラジオで見せる素顔とは?『Snow Manの素のまんま』の魅力を解説!

佐久間大介出演 文化放送『Snow Man 佐久間大介の待って、無理、しんどい、、』

2022年4月にスタートしたSnow Man・佐久間大介さんがパーソナリティを務めるレギュラー番組。佐久間さんが単独でパーソナリティを務めることと、自身初の冠番組となりました。主にアニメ、ゲーム、声優に関する番組で構成され、多くの人気声優などがパーソナリティを務めている番組が並ぶ文化放送のA&Gゾーンでお贈りする1時間です。

Snow Manのメンバーとしてアイドルとして活躍するほか、ジャニーズ屈指のアニメ・声優オタクとして知られる佐久間さんが、自身の近況はもちろん、大好きなアニメについて熱く語ります。そしてアニメやゲームの話を繰り広げるだけでなく、リスナーからの意見も募集し、それに対しオタクな一面を余すところなく発揮し、共有していきます。また、佐久間さんと縁のある豪華声優陣のゲスト出演も魅力です。

Snow Man 佐久間大介の待って、無理、しんどい、、
放送局:文化放送
放送日時:毎週土曜 20時00分~21時00分
出演者:佐久間大介(Snow Man)
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Twitterハッシュタグ「#待てムリ」

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※放送情報は変更となる場合があります。

Snow Manがパーソナリティを務める冠番組『不二家 presents Snow Manの素のまんま』も同じく文化放送で毎週木曜21時〜から放送されています。

Snow Manがラジオで見せる素顔とは?『Snow Manの素のまんま』の魅力を解説!

豪華声優陣がゲスト登場!過去の放送エピソード紹介

『待てムリ』には、これまで深澤辰哉さん、阿部亮平さん、宮舘涼太さんといったSnow Manのメンバーや、ジャニーズ事務所の先輩で同じくアニメ好きのKis-My-Ft2・宮田俊哉さんら佐久間さんと縁のあるゲストはもちろん、アニメ好きなら知らない人はいない声優の方も多数出演しています。ここでは豪華声優陣が出演した過去の放送回を一部ご紹介します。

「マンガが読めない」梶裕貴の職業病とは?(2022年4月23日放送)

『進撃の巨人』エレン・イェーガー役などで知られる梶裕貴さんの回では、梶さんの意外な職業病が明らかになりました。佐久間さんも驚いた梶さんの職業病は「マンガが読めない」ということ。その原因は、新しいアニメ作品に参加するために通過しなければならないオーディションにありました。

声優という職業はアニメ作品に出演する際、ベテランも新人もオーディションを受けてその役を掴み取ります。それは人気作品に数多く出演している梶さんも同じです。そこで新しい作品に出演するために「自分で勉強し続けるしかない」と、梶さんは自身でマンガを購入して研究。ただ「読み込んでいくと好きになっていくんですよ」と作品への愛が募り、「作品が実際に『アニメ化しますよ』ってなった時、オーディション。それでテープオーディション通ってスタジオオーディションになります。どんどん、どんどんその役に近づいているはずなのに『落ちたらその役を演じることは一生ないんだろうな』と思うと、勝手にフラれた感覚になるんですよ」と、思い入れが強くなるほど落選した時に相当なショックを受けてしまうため「好きだからこそ読めない」と、声優ならではの職業病を語っていました。

茅野愛衣が明かす宮田俊哉の演技力に佐久間大介も「ええ!そうなの!」(2022年6月4日放送)

2022年6月4日に登場した茅野愛衣さんは、自身が出演していた『デリシャスパーティ♡プリキュア』でKis-My-Ft2・宮田さんと共演し、そこで“宮田一派”の構成員である佐久間さんの話題が持ち上がったことが明かされました。宮田さんから「よろしく伝えておいてください」という言伝を預かってきた茅野さんは「仲良しなんですね」と、2人の関係に言及。実際、佐久間さんと宮田さんはほぼ毎日食事にも出かけていた仲で、宮田さんが佐久間さんに「おまえは本当に弟のようにかわいい」と言ったこともあるそうです。

そこから宮田さんのことでトークが盛り上がり、宮田さんの声優としての技量についての話題に。『デリシャスパーティ♡プリキュア』で宮田さんは、茅野さんが演じたキャラクターの双子の兄・菓彩ゆあんと菓彩みつきを熱演し、さらにワイルド系と柔らかい系というキャラクターを演じ分けていたことが明かされると「ええ! そうなの!?」と、佐久間さんはびっくり。また、茅野さんら声優陣から見ても宮田さんの実力は相当なものだったようで、その演技に「すごいね」とアフレコ現場が騒然としたそうです。

浅沼晋太郎、“佐久間推し”のあまり…(2022年11月26日放送)

『ヒプノシスマイク』碧棺左馬刻などを演じる浅沼晋太郎さんが出演したのは、2022年11月26日の放送。「僕の話なんてどうでもいい。“さっくん”の話を聞きたくて」と、佐久間さんのことを“さっくん”と呼ぶ浅沼さんと佐久間さんは、プライベートでも交友のある様子を見せました。

きっかけは佐久間さんの先輩であるKis-My-Ft2・宮田さんだったようで、浅沼さんと宮田さんが対談をした際に「浅沼さんのキャラクターをめちゃくちゃ好きな後輩がいるんですよ」という会話からはじまり、『ヒプノシスマイク』に登場する「MAD TRIGGER CREW」のTシャツを着ていた佐久間さんの写真を見て、浅沼さんが「本物だ」と確信し、そこから一緒に食事に行く仲になったそうです。

また浅沼さんはSnow Manのライブを訪れ、感動してファンクラブに入会を決意。さらに自身のお渡し会でファンから「(Snow Manは)誰推しですか?」と、Snow Manの話題を聞かれることが増えたことも明らかになると、驚いた佐久間さんは「浅沼さんに会いに来てるんでしょ? そんな短い時間で、俺の話絶対にしちゃいかん! もったいないよ。浅沼さんに聞きたいこと聞きなよ!」と、ファン目線でコメントしていました。そういった質問に対して浅沼さんは、佐久間さんと岩本照さんのペアを意味する「ニコイチです」と答えているようで、「“さくさくさくま”って呼んでいい?」など、佐久間さんの出演番組での話題を持ち出すなど、“佐久間推し”ぶりを存分にのぞかせていました。

三森すずこ「しっとりシーンの時のトーンが…」声優・佐久間大介の印象は?(2022年5月7日放送)

佐久間さんが“姉さん”と呼ぶ三森すずこさんが出演した2022年5月7日は、2人が共演した映画『白蛇: 縁起』を振り返るトークが繰り広げられました。

映画『白蛇: 縁起』は中国で大ヒットしたアニメ作品。2020年6月に日本語吹き替え版が全国の劇場で公開され、三森さんがヒロインの白を、佐久間さんが白を愛する男主人公・宣を演じました。この日、リスナーからのメールで「お互いのグッときた演技」を聞かれた佐久間さんは「最後のシーンがめちゃめちゃ良かったですね」と振り返ると、アフレコ時に感極まって号泣してしまったことも明かしました。さらにSnow Manが担当した主題歌「縁 -YUÁN-」をその後ライブで歌う度に、アフレコのことを思い出してしまい、泣いてしまったそうです。

一方、三森さんは「お芝居もさることながら声の“音色”が素敵」と佐久間さんの特徴を指摘。特に落ち着いたシーンでの声質が印象的だったようで「しっとりシーンの時のトーンが、めちゃくちゃいい声なんだよね」と佐久間さんの声質が綺麗だと大絶賛。その言葉に佐久間さんも「ええ!嬉しい!」と喜びを爆発させていました。

森久保祥太郎、佐久間大介の悩みに答える(2022年7月23日放送)

テレビアニメ『カードファイト!! ヴァンガード will+Dress』に廻間ミチル役で出演している佐久間さん。2022年7月23日の放送では、アニメキャラクターを演じる際の悩みを森久保祥太郎さんに打ち明けていました。

「あまりそのキャラになり切る、バックボーンを深掘りするということの経験があまりなかった」という佐久間さんは、「役を知るためにこうするべきってありますか?」と、森久保さんに質問したました。森久保さんは「僕の場合、どれだけ共感できることがあるか、探りますね」と実体験と結び付けることで、自然に役に没入できると助言。また、アフレコが進行していくにつれて、自分の思い描いていたキャラクター像と、実際のキャラクターとの食い違いが発生してしまうことについては、テレビアニメ『東京リベンジャーズ』での経験を例に語りました。

森久保さんは同作でストーリーに大きく関わる稀咲鉄太を演じており、「アフレコの時、原作でもあまり詳しく描かれていなくて、スタッフに質問してもよく分からなかった」と、人気アニメで苦悩したことを告白。「なんとなくどちらに転んでもいい塩梅でやることもある」と長年の経験に基づくアドバイスも贈りました。

「違う!違うんですよ!」佐久間大介、堀江由衣を前にパニック?(2022年6月18日放送)

あまり緊張しない性格であることを自負している佐久間さんですが、「死ぬほどソワソワしている。ドキドキしている」落ち着かない様子だったのが、堀江由衣さんのゲスト回。堀江さんは『とらドラ!』櫛枝実乃梨役、『ひぐらしのなく頃に』羽入役など、数え切れないくらい多くの人気キャラクターを演じており、佐久間さんは「ずっと存在していないと思ってた」、「マジで概念」と口にしていました。

また堀江さんは佐久間さんが「好き」と公言している『ゆゆ式』にも出演しており、堀江さんからそのことについて「みんな喜んでいますよ」と現場の雰囲気が伝えられると「めっちゃ嬉しい!」、「ラジオを忘れるくらい叫びたくなる!」と喜んでいました。

その後は佐久間さんがアニメオタクを自覚し、初めてDVDを全巻そろえた作品である『とらドラ!』の話題に。佐久間さんは『とらドラ!』について、「みのりん(櫛枝実乃梨のこと)が大河(作品のヒロイン)を大事にしていて、大河のことを知っているからこそのもどかしさというか。なんか『報われないな』というのが良くて、みのりん大好きでした」と、堀江さんが演じたキャラクターみのりんへの愛を熱弁。しかし「誰派でした?」と堀江さんから『とらドラ!』の推しキャラについて質問されると、佐久間さんは突然しどろもどろに。「みのりんじゃない!? あんなにみのりんって言ってくれたのに…」と疑惑の目を向けられると、「違う! 違うんですよ!『とらドラ!』は全員好きなんですよ」と慌てて弁解。ただ最後は「けど一番嫁とか言ってるのは大河」と白状し、堀江さんを笑わせていました。

「1番話しやすい人数は?」内山昂輝&佐久間大介で議論!(2023年6月3日放送)

2023年6月3日の放送では、2023年春クールに放送されていたテレビアニメ『山田くんとLv999の恋をする』で主人公・山田秋斗を演じた内山昂輝さんが出演しました。その作品にちなみ、この日は事前に募集したリスナーの「コミュニケーション能力がLv1だと感じたエピソード」が紹介され、3人以上の大人数でいる時「全員が知っている話題にしなければとか、常に聴き手になってしまう。さらに自分の意見を言うのが苦手で相づちしていることが多い」というリスナーからメールが届きました。

内山さんは、「場によりますね。聴き手に回っておけばいいかと思うこともありますし、喋ろうと思うこともありますし、バランス取っちゃいますね」と聴き手、話し手どちらにもなると明かしました。しかし、趣味の海外サッカー観戦になると「高校の同級生で、海外で働いている友達がいて、時差とかで時間合わないんですけど、夜中にサッカー観る時に電話を繋いで90分喋るみたいないのは、最近やっていますね。試合の展開によっては『ちょっと待って…あ! あ!』みたいな」と興奮を抑えられず、盛り上がることもあるそう。

一方で、佐久間さんはリスナーが苦手だと感じている3人での会話が「一番話しやすい」と感じているんだとか。「3人だとどちらかが喋らなくても誰かが喋ってくれるから。めちゃくちゃキレイに行くんだなと!」と力説。それに対し内山さんは「でも3人だと”2対1の構図”もできやすいじゃないですか。2人は共通で1人が阻害されている。どういう顔をすればいいのかなって…」と感じていると語ると、「難しいな」と2人で頭を悩ませていましたが、最終的には「”2人と2人の構図”が作れる4人がベスト」という結論を導きました。

「【推しの子】のラストを示唆しているって言われて…」アヴちゃんが語る裏話に佐久間大介大興奮!(2023年6月17日放送)

2023年に放送され、大流行した作品のひとつでもあるテレビアニメ『【推しの子】』。そのエンディング主題歌「メフィスト」を歌う女王蜂・アヴちゃんが、2023年6月17日の放送にゲスト出演しました。

「待って! 本当にいる! 三次元にいるんだ!」という佐久間さんの言葉で迎えられたアヴちゃんは、アニメ関連の楽曲を制作する時の心構えに言及。作品の内容に「むやみに寄せない」というアヴちゃんの言葉に佐久間さんは「意外でした」と驚いていました。その理由は「僕たちが(楽曲を)知るのってアニメを観てからだったりするわけじゃないですか。するとアニメの世界の、表面じゃないところ、真の誰にも見えないところを表現したりとか『ここにいくんだ』、『ここに繋がるんだ』と聴いている側が手探りで探っているから」と、アヴちゃんが作る楽曲が物語の核心を突いていることを語りました。

これに対しアヴちゃんは「根底が繋がっている作品しか来ないんですよ。その時点で作れちゃうのが運命感じちゃうし、シナジーを感じちゃうし…という感じなんですけど、やっぱり原作者の方が『なんでここまで叫んでいるんだろう』って」、「徹底的に奥から。私たちにしか抉れないものグッと取るというのが私の仕事だと思う」と原作者の想いを汲み取り楽曲にしていることを言葉にすると、佐久間さんは「かっけぇ!」と感嘆の声を漏らしました。

さらに話題の楽曲「メフィスト」が「【推しの子】のラストを示唆しているって言われて。『最終ネームのプロット見ました?』いや見てないですけどって」と原作者から言われた事実に佐久間さんは「なんだって……?」と愕然。さらにアヴちゃんが「そこまで繋がれるんだなって。まあ毎回とは限らないと思いますけど、そこまで没入するのが大事なのかな」と語ると、「めっちゃ好き!」と佐久間さんは興奮していました。    

「ファンの方は幸せですね」豊崎愛生を感動させた佐久間大介の”アイドル論”(2023年8月12日放送)

メディアミックスで製作され、高い人気を誇る『けいおん!』シリーズへの出演でも知られる豊崎愛生さんが出演した放送では、豊崎さんから佐久間さんへ逆質問が飛びました。

ライブでは「たくさんの人が来てくださったとしても、目に入る『1人1人に歌おう』ってしないと歌えなくなっちゃうんですよ」という豊崎さんは「どんな気分なんですか?」と、Snow Manとしてたくさんの大舞台に立つ佐久間さんに、アイドルとして“ファンと接する際の心構え”を尋ねました。

「元々僕はアイドルを目指していなかったんですよ。昔から表現が苦手な子だったので、何も表現できなくて、それを諦めて何も言わない。ずっと我慢する子だったので、そこで出会ったのがダンス」、「ダンスの先生の奥さんがお母さんに『ジャニーズ事務所に入ってみれば?』って、履歴書を送ってくれて。『踊れればどこでもいいや、楽しいし』って行ったらこのアイドルの世界」と芸能界に飛び込んだきっかけを切り出した佐久間さん。

さらに「最初は全然慣れなかったんですけど、先輩とかキラキラしてるんで、憧れもすごい持ったんですよ。それで『アイドルって素敵だな。アイドルになりたい』と、歌とかも練習して。先輩を見ていくと、その空間にいる全員を幸せにするのがアイドルなんだって」、「豊崎さんタイプの人はファンを確実に"落としていく人"なんで、どんな人でも落とせるすごい力を持った人なんですよ。僕的には、僕たちを好きでいてくれる人たちがいる空間がすごい楽しいし、この『楽しいという空間をみんなと共有したいな』ということで、余すことなく全員が楽しめたらいいなと思って、パフォーマンスしていますね」と自身のアイドル論を語りました。

それに対し豊崎さんは「感動した!もう泣きそう!」と感銘を受けた様子。さらに佐久間さんは「番組を聴いてくれている人もそういうマインドなので、誰も置いていかないように『知らないだろうな、こういうのはあまり分からないだろうな』というのは補足入れたりとかもしますし」と番組へのスタンスも明かし、「自分に愛情を向けてくれる人に対して、それ以上で返してあげたい」とも語り、そんな佐久間さんの言葉に「佐久間さんのことを応援しているファンの方は幸せですね」と豊崎さんは最後まで感動していました。

『待てムリ』コーナー紹介

ゲストトーク以外にも聴きどころがいっぱいな番組のコーナーをご紹介します。

■佐久間'sプレイリスト
佐久間さんがリスナーと「共有したい」と思う楽曲を、プレイリストにして紹介するコーナー。HoneyWorks、カゲロウプロジェクトといった佐久間さんおすすめのアーティストがこれまでに紹介されてきました。

■推し語り/注目アニメ語り
佐久間さんが「推したい」と思うのもの、またテレビドラマと同じように3か月ごとに新しい作品が放送されるアニメの中で、佐久間さんがおすすめだと思う作品を紹介します。過去に佐久間さんは『可愛いだけじゃない式守さん』や『阿波連さんははかれない』などについて熱く語りました。

■ヲタクの本音
ヲタクにまつわるテーマを設けてリスナーの皆さんから一定期間回答を募集するもの。例えば「ヲタクはじめ」というテーマでは、アニメや漫画、ゲームに限らず、好きな物にのめり込み始めたきっかけを募集しました。

■リスナーの推し事
アニメやゲームについて熱弁する佐久間さんに対し、逆にリスナーが自分の推しているものを紹介します。「ナミブ砂漠のライブカメラ」や「古代生物」などが取り上げられ、新しい推しに出会えるかもしれないコーナーです。

■あー、しんどい、、
推しが好きすぎるあまり「辛い」と感じてしまった出来事、またはそのままの意味で「しんどい」と思ったことをリスナーから募集するコーナーです。

過去の放送はradikoで振り返ろう!

「『待てムリ』を聴き逃してしまった…」、「面白かったからもう一度聴きたい」という場合は、radikoの「タイムフリー」がおすすめです!

「タイムフリー」は、過去1週間以内に放送された番組を聴ける無料の機能です。番組を再生し始めてから24時間以内であれば、合計3時間まで聴くことができ、番組の一時停止・巻き戻し・早送りも可能です。「聴き逃してしまった放送を聴きたい」、または「面白かったからもう1度聴きたい」という場合にぜひご活用ください!

聴き逃したラジオ番組を聴ける「タイムフリー」【radiko使い方ガイド】

この記事を書いた人

radiko編集部

radiko編集部員が「ラジコを通じて、ラジオの良さをもっと知ってもらい、皆さんが面白い番組に出会うキッカケ」になるように、ラジオ各局の情報をまとめて発信中。radiko newsでは、新番組へのインタビュー、さまざまなテーマに沿ったまとめ記事など、独自の切り口でも番組をご紹介しています。ラジコ公式SNSの情報更新も行なっています。

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10年間で5兆円投資“国産旅客機”再挑戦 「技術におぼれるな。いいものが売れるのではなく、売れるものがいいものだ」石川和男が指摘

政策アナリストの石川和男が4月20日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送Podcast番組「石川和男のポリシーリテラシー」に出演。経済産業省が3月27日、次世代の国産旅客機について、今後10年間で官民あわせて約5兆円規模の投資を行うと公表したことについて「いいものが売れるのではなく、売れるものがいいものだ」という認識が必要だと指摘した。

スペースジェットの開発状況を視察した際の赤羽国交大臣(当時)令和2年1月19日  ~国土交通省HPより https://www.mlit.go.jp/page/kanbo01_hy_007313.html

経済産業省は3月27日、大臣の諮問機関である産業構造審議会の会合で航空機産業戦略の改定案を示した。そのなかで、次世代の国産旅客機について、2035年以降の事業化を目指し、今後10年間で官民あわせて約5兆円規模の投資を行うと明らかにした。国産旅客機の開発をめぐっては2023年2月、約15年かけて国産小型ジェット旅客機「三菱スペースジェット(MSJ/旧三菱リージョナルジェットMRJ)」の事業化を進めていた三菱重工業が事業からの撤退を表明している。

MSJの事業撤退表明から約1年、一部では「唐突」との声もあがるタイミングで政府が官民あげての国産旅客機事業化を掲げたことについて、ゲスト出演した元桜美大学客員教授で航空経営研究所主席研究員の橋本安男氏は「私は唐突とは思わない。(MSJの開発は)8合目まで行ったと言われているが、開発費を使い過ぎて事業性のめどが立たなくなって、撤退を余儀なくされた。ただ、それまでに獲得したノウハウや技術を無駄にするのはもったいない。放っておくと無くなってしまうので、残っているうちに糧にして次のステップに進むべきだ」と、今回の政府の戦略案を評価。一方で、世界では脱炭素を目指し、水素燃料電池を使った航空機の試験飛行が始まっているとして「日本にはスピード感が足りない。国が支援してでも、早くローンチ(販売や提供の開始)しないといけない」と指摘した。

また、約15年かけて事業化を進めたMSJが撤退を余儀なくされた背景について橋本氏は「市場の見極めに疎かった。ものづくりはすごいが、インテグレーション能力=事業を可能にする能力が足りなかったのだろう」と述べ、原因のひとつとして「最初に作った『M90(旧MRJ90)』が、アメリカのパイロット組合が設ける重さ39トン、座席数76席という“スコープ・クローズ”(航空会社とパイロット組合の契約の一部で、リージョナル航空機の機体重量や座席数などの制限値を定めたもの)の条項を見誤った」と言及。「製造過程で、この問題が解消されたと勘違いしていたことが大きかった。新たにこの条項に適合した『M100』を設計しなおしたが、『M90』の製造にかかった5000~6000億円と同等のコストが再度かかるという負担が重く、頓挫した」と経緯を詳細に述べた。

石川がアメリカの型式証明取得をめぐって、当局に「いじわるされたのでは?」との見方を指摘すると、橋本氏は「それはうがちすぎだし、負け惜しみ。謙虚になるべき」ときっぱり。「ブラジルやカナダのメーカーは、アメリカのボーイング社と競合するような機体でも、ちゃんとアメリカの型式証明を取っている」と指摘した。

石川は、今後の国産旅客機開発の再挑戦について「日本は技術的に素晴らしいものがたくさんある。航空機以外にも、携帯電話やスマートフォンも本当は技術的にはすごいのに、技術におぼれてしまってコストをかけすぎてしまって、“こんな高いもの、高いレベルの機能はいらない”となってしまう。いいものが売れるのではなくて、売れるものがいいものだ」と持論を述べた。

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