浜田雅功、飯塚悟志、秋山竜次、山内健司…『キングオブコント2023』司会者・審査員のラジオ番組と決勝戦見どころを紹介

“日本一のコント師”を決める大会『キングオブコント2023』。今年の決勝戦は10月21日(土) にTBSテレビで生放送されます。3036組という大会史上最多エントリーとなり、大混戦が予想される今大会の概要や見どころをご案内。

また司会を務めるダウンタウン・浜田雅功さん、『キングオブコント』王者で今回審査員を務める東京03・飯塚悟志さん、ロバート・秋山竜次さん、かまいたち・山内健司さんが出演するラジオ番組もご紹介します。

「キングオブコント」概要と2023年ファイナリストについて

2008年からスタートした『キングオブコント』は、優勝賞金1000万を目指して、次世代のコント師たちが繰り広げるコントの頂上決戦。審査基準は、とにかくおもしろいコント芸。ネタの時間は1回戦(2分)、2回戦(3分)、準々決勝、準決勝、決勝(5分)。準決勝で争った34組の中から勝ち上がったファイナリスト10組が、2023年10月21日に行われる決勝戦に挑みます。

今回決勝に進んだファイナリストは、以下の10組(エントリー順・数字は決勝進出回数)です。

・ゼンモンキー(ワタナベエンターテインメント・初)
・隣人(吉本興業・初)
・ファイヤーサンダー(ワタナベエンターテインメント・初)
・カゲヤマ(吉本興業・初)
・サルゴリラ(吉本興業・初)
・ラブレターズ(ASH&Dコーポレーション・4回目)
・蛙亭(吉本興業・2回目)
・ジグザグジギー(マセキ芸能社・3回目)
・や団(SMA・2回目)
・ニッポンの社長(吉本興業・4回目)

『キングオブコント2023』見どころ解説

今大会のファイナリストは決勝進出初が5組、決勝返り咲き組が3組、昨年から連続出場を決めた2組。昨年決勝で戦ったコットン、かが屋、クロコップが準決勝で落選。ロングコートダディは体調不良で準優勝を欠場となりました。また男性ブランコ、ザ・マミィ、ダウ90000といった人気・実力派勢も準決勝で姿を消すという事態に。予選から波乱含みな展開で注目度が集まっている『キングオブコント2023』の見どころを解説していきます。

『キングオブコント』王者が誕生する可能性が高い初出場組に注目!

結成4年目の若手トリオ・ゼンモンキーは準決勝・決勝初進出。結成1年目で所属事務所主催の『お笑いABEMA CUP~ワタナベNo.1決定戦』で優勝するなどの賞レース常連。アクロバティックな動きで独特のワールドを生み出す大阪・よしもと漫才劇場所属の隣人。2021年 『第10回ytv漫才新人賞』 優勝経験もある関西の注目株です。

ファイヤーサンダーは2018年『第39回ABCお笑いグランプリ』優勝者。コントをやるために吉本興業から離脱。大阪から上京し、現在はワタナベエンターテインメント所属のコントにかける情熱が半端ない異色コンビ。中学サッカー部の同級生コンビ・カゲヤマ。NSC在学時から、エントリーし続け、2人とも38歳となる今年念願の初進出。小道具・大道具を使ったコントに定評があり、バナナマン・日村さんに絶賛されたことも。

サルゴリラは苦節20年、高円寺出身で幼稚園からずっと仲良しの44歳コンビ。「ガッチャ」「ジューシーズ」のトリオを経て、2015年からピース・又吉直樹さん命名の「サルゴリラ」として活動。又吉さん、パンサー・向井慧さんと同居歴もある児玉智洋さんは芸人評価が高い人物です。昨年第15回までの『キングオブコント』で、決勝初出場組が優勝したのは9回。若手ながら賞レース常連、ようやく来たチャンスを狙うアラフォー芸人ら初出場組に注目しましょう。

“7年ぶり”が2組の返り咲き組、連続出場組も実力派揃いで見逃せない!

7年ぶり4回目の決勝進出を決めたラブレターズは、2023年「ラヴィット!」(TBS系)発の賞レース「日本でいちばん明るい賞レース 耳心地いい-1グランプリ」で準優勝。7年ぶり3回目となるジグザグジギーは2022年「にちようチャップリン」(テレビ東京系)の企画「第1回 輝く!チャップリン大賞」で大賞を獲得。最近の番組内賞レースでもきっちり実績を積み上げている7年ぶり返り咲き組に期待がかかります。

2021年の決勝初進出でブレイクを遂げ、今や人気芸人となった蛙亭。テレビ露出が多い中、単独ライブも定期的に開催してネタを研鑽。結成10周年イヤーに優勝を狙います。や団は昨年決勝初進出で見事3位の好成績を納め、大きなインパクトを残しました。多くの実力派が敗退した準決勝を突破した勢いで頂点を目指します。昨年物議を醸した「暗転」を逆手に取り、「暗転ライブ」も行った4年連続ファイナリストのニッポンの社長。返り咲きのラブレターズも4回目となり、2020年覇者ジャルジャルに次いで4回目での正直となるかも見どころ。決勝経験者も初出場組も楽しみな顔ぶれが揃っています。

『キングオブコント2023』司会者・審査員の番組

浜田雅功(ダウンタウン)出演 MBSラジオ『ごぶごぶラジオ』

「キングオブコント」決勝戦では、2008年の初回からお笑い界のレジェンド・ダウンタウン2人が司会を担当。2013年から松本人志さんが審査員、浜田雅功さんが司会を務めています。

浜田さんがパーソナリティを務めているのが2023年4月からスタートした『ごぶごぶラジオ』。テレビ番組『ごぶごぶ』のスピンオフ・ラジオ特別番組を経てレギュラー化。浜田さんにとっては「MBSヤングタウン」以来、32年ぶりのMBSラジオレギュラー番組となります。

テレビ番組『ごぶごぶ』同様、浜田さんと“浜田ファミリー”のライセンス・井本貴史さん、どりあんず・平井俊輔さんと堤太輝さんとスタッフ、そして“構成員”ことリスナーが、上下関係なく五分五分の立場で作り上げるラジオ番組。

「親父」「CEO」などとテレビでは聞かれない浜田さんの呼称が飛び交うほど関係性が厚いメンバーとのゆるゆるトーク。たまにドSな浜ちゃんが顔を出したり、ダウンタウン人気絶頂期の衝撃の裏話をポロリしたりも。開催予定の「ごぶごぶフェス」やダウンタウンがCM出演している「くら寿司」を盛り上げるアイデアを募集しています。

浜田雅功メインMCのラジオ番組『ごぶごぶラジオ』とは?

ごぶごぶラジオ
放送局:MBSラジオ
放送日時:毎週金曜 25時00分~25時45分
番組ホームページ
公式Twitter

メールは「gobugobu@mbs1179.com」
ハガキは「〒530-8304 MBSラジオ『ごぶごぶラジオ』」
ハッシュタグは「#ごぶごぶラジオ」

※放送情報は変更となる場合があります。

飯塚悟志(東京03)出演 TBSラジオ『こねくと』

2021年から『キングオブコント』審査員を務める東京03・飯塚悟志さん。所属するお笑いトリオ・東京03は、2009年に初出場で優勝を勝ち取り、現在では日本を代表するコント師に。

2023年4月から石山蓮華さんがパーソナリティを務めているTBSラジオ午後のワイド番組『こねくと』で水曜パートナーとして出演中。俳優、電線愛好家などさまざまな顔を持つ蓮華さんと気づきや知識をリスナーたちと共有共感しています。

「東京03・ 飯塚悟志 の市外特番!」では、毎回市外局番をくじで引き、地域をピックアップ。その土地をまるで散歩しているかのようにヴァーチャルツアーで紹介。コント師の一面が見え隠れすることも。おちゃめな飯塚さんを映したショットがSNSで頻繁に公開されています。

9月下旬の水曜、飯塚さんが番組内で結成20年を迎える東京03について語りました。

「結成当時は30歳。30で売れてなかったらやめろみたいな時代。もう無理だなと思っていたけど、ちょっとだけ3人で楽しいコントをやれたらいいねって。就職しようみたいな気持ちで組んだのが東京03。本当にダラダラ20年(笑)目標も何もないです。最後に楽しいことができたらいいねっていうだけ。それでずーっと続いてきちゃってるんですよ」と胸中を明かしていました。『キングオブコント』覇者となるまで、その後もメンバーのお2人とは素敵な関係が続いているようです。

こねくと
放送局:TBSラジオ
放送日時:毎週月曜~木曜 14時00分~17時30分
出演者:パーソナリティ: 石山蓮華 パートナー:(月)菅良太郎(パンサー)、(火)でか美ちゃん、(水)飯塚悟志(東京03)、(木)土屋礼央
番組ホームページ
公式Twitter

メールは「connect@tbs.co.jp」
ハッシュタグは「#こねくと」

※放送情報は変更となる場合があります。

秋山竜次(ロバート)出演 bayfm『俺のメモ帳!on tuesday』

ロバート・秋山竜次さんは飯塚さんと同じく2021年から審査員を担当。ロバートは2011年に3年ぶり2回目に出場した決勝戦で優勝を経験しています。

ロバートでのコント、梅宮辰夫さんのお面を使った体ものまね、唯一無二のキャラクターを量産して人気の秋山さん。2023年4月からbayfm『俺のメモ帳!on tuesday』で強烈な個性を発揮しています。自身のアイデアが詰まった「メモ帳」に書かれたネタをこの番組で初出し、蔵出し。毎週破天荒極まりない内容で話題を集めています。

毎回演出が変わるオープニングから秋山ワールド全開。ある日は秋山さんの性欲情報、日焼け情報、リスナーからの情報などを道路交通情報センター風の「秋山情報センター」の女性(秋山さん)が紹介。またある時は中島みゆきさんの名曲「糸」カバーが多すぎな点を歌いながら問題提起するとんでも展開でスタート。

「私が一生言わない言葉宣言」などリスナーが寄せたボイスメッセージを効果音として、番組内で最大限に活用するのも特徴。ボイスで作った「メモ子ちゃん」「メモっち」「メモ侍」などキモカワキャラも増加中です。ラジオの新たな可能性が詰まった前代未聞の最先端番組です。

俺のメモ帳!on tuesday
放送局:BAYFM78
放送日時:毎週火曜 25時00分~25時30分
番組ホームページ
公式Twitter

メールは「akiyama@bayfm.co.jp」
ハッシュタグは「#俺メモ」

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※放送情報は変更となる場合があります。

山内健司(かまいたち)出演 TBSラジオ『かまいたちの ヘイ!タクシー!』

飯塚さん、秋山さんと同じく2021年から審査員を務めているかまいたち・山内健司さん。かまいたちは2017年に2年連続2回目の決勝進出で王者となりました。

2018年からかまいたちの2人がパーソナリティを務めているのがTBSラジオ『かまいたちのヘイ!タクシー!』。当初番組放送作家の元タクシー運転手・モリシ―が運転するタクシーに乗って番組を収録していましたが、現在は番組専用車・かまタク car(カリファイア)を使用しています。

スタジオ・ロケ先に向かう車内・商店街や店舗など街ブラロケ先と収録場所が変わるのも特徴的。スタジオではリスナーと電話をつないで話す「へい!テレフォン」、車内では「はぁ」「冗談や冗談、ホンマやホンマや」などのネタを紹介しながらトーク。

街ブラロケでは、出会った人々との交流や食リポも。長年かまいたちのマネジャーを務めた樺澤まどかさんも番組にたびたび出演。2人が樺澤さんに対する感謝や、退職時のエピソードを語る場面もありました。

かまいたちのヘイ!タクシー!
放送局:TBSラジオ
放送日時:毎週月曜 21時30分~22時00分
番組ホームページ
公式Twitter

ハッシュタグは「#かまタク」

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江口のりこ×中条あやみ×笑福亭鶴瓶 大いに泣いて笑って元気になれる人生賛歌!『あまろっく』

ニッポン放送「ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町」(日曜朝5時~)で、おススメの最新映画をご紹介しているコーナー『サンデー早起キネマ』。4月14日は、家族の絆と愛を描いた3本をご紹介しました。

その1本は、「人生に起こることは何でも楽しまな!」 関西出身の豪華キャストで贈る、笑って泣いてロックに生きるご実家ムービー『あまろっく』。

『あまろっく』  (c)2024 映画「あまろっく」 製作委員会

舞台は兵庫県尼崎市。ここには、船舶が通行できる日本一大きな尼崎閘門があって、“0メートル地帯”に海水が流れ込むのを防ぎ、水害から街を守っているのです。閘門は、英語でロックゲート、だから愛称は“尼ロック”!

この街で町工場を営む能天気な近松竜太郎の娘・優子は、「父のようにはなりたくない」と幼い頃から何でも頑張り、堅物だけれどエリート街道をまっしぐら! しかし、理不尽なリストラで失業し、39歳・独身にして尼崎に戻ってきます。昼間はゴロゴロ、夜は幼馴染がやっている駅前のおでん屋台でほろ酔いの日々。

そんなある日、65歳の父が突然「お父ちゃんは再婚します」と言いだし、なんと20歳の早希を連れてきます。役所で働く早希は、孤独な幼少期を過ごし、誰よりも“家族だんらん”を夢見ていたのです。ずっと年下の“継母”の登場に戸惑う優子は、共同生活を受け入れることができず、三人の日々は衝突と騒動の連続でした。

そしてある日、思いがけない悲劇が近松家を襲います。優子はこれまでの人生を振り返り、家族の“本当の姿”に気づいていくのです。

『あまろっく』  (c)2024 映画「あまろっく」 製作委員会

メガホンを取ったのは、小学生の時まで尼崎で育ったという中村和宏監督。数年前まで“尼ロック”の存在を知らなかったそうです。「日本一と言いながら知名度はほぼゼロで尼崎市民でも知らない人がほとんど。なんのアピールもせず、ただそこにいるだけで家族を守っている不器用な父親のようだと思った」といいます。そんな“尼ロック”の下で暮らすハチャメチャな面白い家族の物語を書きたかったとこの作品を作りました。

『あまろっく』  (c)2024 映画「あまろっく」 製作委員会

とても優秀なのに居場所がなくなる優子役は、江口のりこさん。愛想がなくて忖度もできないから、煙たがられて孤立してしまう……でも実は優しくて可愛い!という役が本当にピッタリでした。

若すぎる継母・早希には、中条あやみさん。家族になろうと一生懸命で「優子ちゃん、〇〇やで~」とグイグイと優子に切り込んでいく姿がキュート!中条さんのベタベタの関西弁も、魅力的。

そして、街の“尼ロック”のごとく、家族を見守る父・竜太郎役は、ニターっと笑う顔が憎めない笑福亭鶴瓶さん。最高です!「人生におこることは何でも楽しまな!」が口癖。

『あまろっく』  (c)2024 映画「あまろっく」 製作委員会

この作品を観ると、本当に、人生を楽しまなきゃっていう気持ちが沸々と湧いてきて、自然と胸を張り大きな歩幅でグングン歩いて行けそうな気になります。何があっても、そこから立ち上ってまた歩き出せるのが人間、支えてくれる家族や仲間がいれば尚更です。

大いに泣いて笑って元気になれる人生賛歌!この春あなたも元気をもらいに映画館に出かけませんか?

『あまろっく』  (c)2024 映画「あまろっく」 製作委員会

『あまろっく』
4月19日(金)新宿ピカデリー他 全国公開

江口のりこ 中条あやみ
松尾諭 中村ゆり 中林大樹 駿河太郎 紅壱子 久保田磨希 浜村淳
後野夏陽 朝田淳弥 高畑淳子 (特別出演) 佐川満男
笑福亭鶴瓶
監督・原案・企画:中村和宏
2024年 日本 /119 分 カラー シネスコ /5.1ch
配給:ハピネットファントム・スタジオ

(c)2024 映画「あまろっく」 製作委員会

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