石山蓮華のTBSラジオ番組『こねくと』の魅力とは?

石山蓮華さんがMCを務め、曜日ごとにパートナーが交代する『こねくと』(TBSラジオ)は2023年4月スタート。同時間帯前枠の『たまむすび』からつながる番組の魅力をご紹介します。

2023年4月スタート! TBSラジオ『こねくと』

2023年4月に放送開始した『こねくと』は、毎週月曜〜木曜14時〜TBSラジオで放送されています。前番組『たまむすび』(2012年4月〜2023年3月)の終了に伴い、スタートしました。

タイトルの由来は、『たまむすび』の”むすび”を引き継ぎ、”つながり”を意味する『こねくと』。コンセプトも「人と人との”ゆるやかなつながり”」としており、1992年生まれの若者以上⼤⼈未満であるメインパーソナリティー・石山蓮華さんが、「⼤⼈」世代の知識や経験、「若者」世代のひらめきや感性を集積し、様々な出会いをつないでいきます。

石山さんは、俳優・文筆家・電線愛好家として活躍。ラジオ番組は、過去に『オレたちゴチャ・まぜっ!〜集まれヤンヤン〜』(MBSラジオ)、同局の『アフター6ジャンクション』、『たまむすび』に出演し、2023年2月から3月にかけて放送されたTBSラジオ『あだぷと』でパーソナリティを担当しました。

『こねくと』も、前番組『たまむすび』同様に個性豊かな曜日パートナーも石山さんと共に番組を盛り上げます。月曜はパンサー・菅良太郎さん、火曜は歌手・タレントとして活躍するでか美ちゃん、水曜は東京03・飯塚悟志さん、木曜は『たまむすび』でも木曜パートナーを務めた土屋礼央さんが出演します。

こねくと
放送局:TBSラジオ
放送日時:毎週月曜~木曜 14時00分~15時30分
出演者:石山蓮華 / 月曜パートナー:菅良太郎(パンサー)/ 火曜パートナー:でか美ちゃん/ 水曜パートナー:飯塚悟志(東京03) / 木曜パートナー:土屋礼央
番組ホームページ
公式Twitter

ハッシュタグ「#こねくと」

※放送情報は変更となる場合があります。

『こねくと』主なタイムテーブル

14:00〜オープニングトーク

14:20〜ニュース・交通情報・天気予報

14:25〜快適生活ラジオショッピング

14:40〜こんにちは、〇〇です。

14:50〜交通情報

15:00〜各曜日日替わりコーナー「こねくとネット~その1」

15:25〜ニュース・交通情報

16:00〜各曜日日替わりコーナー「こねくとネット~その2」

16:30〜交通情報・天気予報

16:35〜オプチャでこねくと

16:45〜TBSラジオプレス(月)

17:00〜各曜日日替わりコーナー「こねくとネット~その3」

17:15〜Podcastこねくしょん(火・木)

17:24〜交通情報

過去の放送エピソード紹介

石山蓮華、ステージイベントを大反省(2023年5月8日放送)

『こねくと』はラジオ放送だけでなく、ゴールデンウィーク中に都内でイベントも開催され、イベントには石山さんとテーマ曲を作った「The SKAMOTTS」が出演。石山さんはイベントの音声が公開された5月8日に、イベントでの反省を語りました。

「音楽のライブで、お客さんと一緒にライブを作っていくというのが初めてだったのでアンコールをお願いしたいなと思ったんですけど、どうやってお願いしたらいいのかわからなくて」と、石山さんが猛省していたのは、ライブ終わりのアンコールについて。実際の音声が流れると「なんか、ここで終わっちゃうのさみしいなって。さみしいなって思いますよね? じゃあみんなでお願いしてみましょうか。せーのアンコール、アンコール……」と、合いの手を入れてアンコールを観客から引き出す石山さんのぎこちない様子がオンエアされました。

これについて月曜パートナーのパンサー・菅良太郎さんは「結構自然に始まるんですよね、アンコールって。『ありがとう』ってアーティストがはけていって、それで拍手から。そういう感じが良かったかもしれないですね。「終わっちゃうのさみしいな」って自分から拍手する方が良かったかもしれない」と分析。自分もMCが苦手だとして「いや頑張りましょう。このラジオを通して。上手くなりましょう!」とお互いの成長を誓い合っていました。

「私すごい覚えているのが…」でか美ちゃんがゲーム中にした“おふざけ”(2023年5月30日放送)

火曜日の日替わりの企画コーナー「こねくとネット」では、石山さんと同年代のでか美ちゃんが平成に流行したものを振り返る「平成探偵団 平成(ウチら)の時代」が放送されています。その中で「もっと聴きたい」と反響があったのが、2000年前後に任天堂から発売されたゲーム機『ゲームボーイカラー』と『ゲームボーイアドバンス』を語る回でした。

「あたいはですね、ゲームボーイカラーでございます」とゲームボーイカラーのクリアカラーを持っていたという石山さん。小学校に入学した頃に父親の影響で購入してもらったそうで、『ポケモン』の金と銀にドはまり。インフルエンザに罹っても寝る間も惜しんでゲームに没頭し、病院の診察室にまでゲーム機を持参して医師から「1回ゲーム機を置いてください」と注意され、号泣した思い出を語りました。

一方で、でか美ちゃんは「みんな持ってるから欲しい!」とねだってゲームボーイアドバンスのクリアカラーを購入。しかし、あまりゲームで遊ぶこと自体に興味がなかったでか美ちゃんは、ゲーム機本体と買ってもらった『スーパーマリオアドバンス4』を「ずっとやり込んでいた」とのことで、ゲームをクリアした後は「どれだけ速くクリアできるか、どれだけ全部のハテナブロックを回収できるか」と、隅々までやり込んだそうです。

さらにその後は、『ポケットモンスター』の主人公とライバルの名前の話題に。「私すごい覚えているのが、オーキド博士が自分の名前を呼んでくれるんですよ。『誰々頑張れ。誰々も頑張れ』って。ライバルの名前も呼ぶシーンがあるって知ってたから、本名『ナカイ』って言うんですけど、自分には『ナカイ様』とつけて、ライバルには『バカヤロー』とつけてケラケラ笑ってた。本当に良くない子供だったな」と、でか美ちゃんが“おふざけ”を明かすと「うわ! しんどいな! 知恵のある子供の遊び方ですね!」と石山さんも爆笑していました。

「ゲームボーイカラーvsゲームボーイアドバンス」あなたが思うカラフルなポケットはどっち?

「流行りますね!」リスナーからの差し入れに大喜び(2023年4月26日放送)

『こねくと』ではリスナーから差し入れが届くこともあります。2023年4月26日のオープニングで石山さんは、島根県に住むリスナーから「お便りと差し入れをいただいた」と報告しました。

差し入れが届くきっかけになったのは、日替わり企画コーナー「こねくとネット」で毎週水曜日に放送されている「東京 03・飯塚悟志の市外特番!」。毎週異なる市外局番に焦点を当て、そこに住むリスナーから地域の情報を募集するなどして名所や物産などを特集するというコーナーです。そのコーナーで島根県のとある地域が取り上げられたことから、「この気持ちをなんとか形にして感謝を届けたい」というリスナーから地域で有名な銘菓や名産品を差し入れとしてスタジオにプレゼントが贈られました。

届いた出雲そばやお米などを前に「ありがとうございます!」と大喜びの石山さんと水曜パートナーの東京 03・飯塚悟志さん。しかし、その中でひとつ気になる差し入れがあったようで……。「“げたのは”ってなんですか?」と飯塚さんが興味を示したお菓子は、生八つ橋のように三角の形をしており、石見銀山で働いていた人々が食べていたと言われるもの。早速石山さんと飯塚さんが“げたのは”を口にすると、サクサクと軽い音が。

また「叩き合わせると下駄で歩くような音がする」という“げたのは”の由来に石山さんは大はしゃぎ。「これは流行りますね!」と“げたのは”を叩き合わせていると、その様子に飯塚さんも思わず「何?この謎の放送」とツッコミを入れてスタジオの笑いを誘っていました。

リスナーさんからの差し入れで、謎の時間が生まれました...

石山蓮華&土屋礼央、お互いの自慢にならない特技とは?(2023年4月13日放送)

4月3日から放送がスタートした『こねくと』。2週目の終わりを迎えた4月13日は、ラジオ局内のコンビニエンスストアで買ったお菓子を食べた瞬間に「ここに馴染んできたかも」と『こねくと』に出演する生活に慣れてきたという石山さんのオープニングトークからスタートしました。

しかし、局内ですれ違うスタッフらと「どういう感じで会釈したらいいのか。さっき『おはようございます』と挨拶したけれど、もう1回廊下ですれ違ってどれくらい会釈すればいいのか、図りかねています」と悩みを吐露。すると、木曜パートナーである土屋さんは「それを通りすぎるのがここの住民ぽくない?」、「無言が耐えられるカップルは上手くいくって言うよ?」という持論に「私もパイセンを見習って…」と居住まいを正していました。

一方、土屋さんも曜日パートナーに就任したことで「もっと石山さんを知らなきゃな」と石山さんのプロフィールを検索。そこで“座って遠くのものを取る”という石山さんの特技にたどり着くと「これどういうことですか?」とストレートに質問。それに対し石山さんは「体が結構柔らかいんですよ。座ったまま、こう」と実際に披露してみせると、土屋さんは「俺、あんまりこれ言うとマズいんだけど、行ったことない場所に行ったことある体でしゃべれる」と互いに自慢にならない特技を明かしました。

そして、石山さんがかつて住んでいた西浦和をお題に「武蔵野線ね。なかなかこうね、大きい山手線って言うのかな。清瀬の新小平なんて怖いよね、なんて」と土屋さんが特技を実際に見せつけ、さらに『ジェーン・スー 生活は踊る』で語った青春18きっぷを使用したトークも披露し、「使ったことがない」と話してスタジオを驚愕させていました。

石山蓮華と土屋礼央「自慢にならない特技」披露!

有野晋哉と5年ぶりの共演(2023年5月31日放送)

石山さんと各曜日のパートナーが個性豊かで様々なトークを繰り広げる『こねくと』ですが、各曜日パートナーは人気タレントでもあるため放送を欠席することも。その際に代役として出演するピンチヒッターも豪華です。

例えば飯塚さんが単独ライブのため欠席した2023年5月31日に出演したのはよゐこ・有野晋哉さん。『オレたちゴチャ・まぜっ!〜集まれヤンヤン〜』(MBSラジオ)で5年前に共演していた石山さんと有野さんは、「あの頃は楽しかったね」、「本当にごちゃごちゃしていて、色んなことが毎週起きてましたよね」と、当時の思い出話に花を咲かせました。

「私はその時、俳句と短歌が好きだったので、毎回頭のところで1人ずつ自己紹介をしていくんですけど、そこで俳句を詠むというのをやっていたんですが不評で。2か月くらいでストップがかかって」と石山さんが挑戦していたユニークな自己紹介に、有野さんは「でも2か月やってたのはすごいよ。2か月飽きずにやってたんだもん」と笑いつつ、当時を懐かしんでいる様子でした。

さらに「番組を聴いていた」というリスナーから放送内容を綴ったメールが届き、そのメールによって「大好きな人に出会った時に、緊張のあまり道端で吐く」、「緊張感を持って臨む仕事の時は下着をつけないで臨む」といった石山さんの意外な生態が次々と明らかに。また「今日はつけていますか?」という質問には「安心してください。履いてますよ」と答え、「やっぱりその時、下着の有無で緊張感は決まらないということが、やってみた上でわかりましたね」とコメントしていました。

よゐこ・有野晋哉さん登場!5年ぶりの再会!!

過去の放送はradikoで振り返ろう

『こねくと』を「リアルタイムで聴くのが難しい…」、また「面白かったからもう一度聴きたい!」という人もいるでしょう。そういう場合は、radikoの「タイムフリー」がおすすめです。

「タイムフリー」は、過去1週間以内に放送された番組を聴ける無料の機能です。番組を再生し始めてから24時間以内であれば、合計3時間まで聴くことができ、番組の一時停止・巻き戻し・早送りも可能です。「聴き逃してしまった放送を聴きたい」、または「面白かったからもう1度聴きたい」という場合にぜひご活用ください!

聴き逃したラジオ番組を聴ける「タイムフリー」【radiko使い方ガイド】

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全国のラジオ番組が聴けるradikoプレミアム会員限定サービス「エリアフリー」【radiko使い方ガイド】

radikoプレミアムのメリットとは? 有料・無料会員の違いを解説!

この記事を書いた人

radiko編集部

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戸籍がないまま生きる「無戸籍者」を減らすために…2022年12月におこなわれた「民法の改正」について専門家が解説

杉浦太陽と村上佳菜子がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの新ラジオ番組「杉浦太陽・村上佳菜子 日曜まなびより」(毎週日曜 7:30~7:55)。「学びと成長」をコンセプトに、毎回さまざまなゲスト講師をお招きして、明日の暮らしがもっと豊かになる情報や気になるトピックをひも解いて、今よりもちょっと成長することを目指す番組です。

4月28日(日)の放送テーマは、「知っていますか? 無戸籍を解消するための新しいルール」。法務省民事局の齊藤恒久(さいとう・つねひさ)さんをゲストにお迎えして、戸籍の仕組み、無戸籍を解消するための新しいルールについて伺いました。


(左から)杉浦太陽、齊藤恒久さん、村上佳菜子


◆“戸籍がない子ども”が生まれてしまう理由

戸籍とは、人がいつ誰の子として生まれ、いつ誰と結婚し、いつ亡くなったかなどの親族的身分関係を登録し、その人が日本人であることを証明する公の記録です。住民票をはじめ、さまざまな行政手続は原則として戸籍に基づいておこなわれます。乳児の予防接種や乳幼児検診のお知らせ、小学校・中学校への入学の通知といったものも、戸籍に基づいて保護者へ送られます。

一方で、戸籍がないと日本人であることの証明ができないため、多くのデメリットが生じることになります。

<デメリットの一例>
・パスポートが作れない
・一部の資格取得ができない
・親の遺産が相続できない

しかしながら、日本には戸籍がないまま生きている、いわゆる「無戸籍者」と呼ばれる人たちが約800名います(法務省調べ)。「戸籍に関する法律では、子どもが生まれると、出生の届出をすることが義務付けられていますが、何らかの理由によって手続きをしない方がいると、戸籍に記載されない『無戸籍者』が存在してしまうことになります」と齊藤さん。

その出生の届出が“できない理由”とは何でしょうか? その原因の1つとして“従来の民法の規定”が挙げられます。民法には“生まれた子の父が誰であるか”を法律上早く確定させて子の利益を図るために、子どもが生まれた時期によって「誰が父親か」を推定する規定があります。

これまでの民法では、役所で婚姻届が受理された日から200日より後に生まれた子は「その婚姻による夫の子」と推定され、その夫婦の戸籍に入ることとなっていました。

また、離婚などにより婚姻を解消した場合、離婚届が受理された日から300日以内に生まれた子は「前の夫の子」と推定されるため、戸籍には前の夫が父親として記載されることになります。父が確定すると、子は父に対して養育費の支払いを求めることができたり、父の相続人になったりできます。

ところが、この規定によって出生届を“出せない”“出したくない”という女性が一定数存在していると言われており、その背景には「離婚後の300日ルール」が関係しているとされています。

前述の通り、離婚して300日以内に子どもが生まれた場合、戸籍には前の夫が父親として記載されることになります。しかしながら、離婚するまでの経緯は人それぞれで、例えば、夫の暴力(DV)から逃れるために、長らく別居してから離婚するケースも考えられます。そして、別居中に新しいパートナーができ、そのあいだに子どもを身ごもるケースもあるかもしれません。

しかし、離婚成立から300日以内にその子が生まれた場合、戸籍には前の夫が父親であると記載されることになり、そうした背景から、出生届の提出をためらってしまう人もいるようです。

この事実に、村上は「離婚がスムーズにできないケースはDVだけではないと思うので、出生届を出せずに悩んでいる方は、私が想像するよりも多いかもしれないですね」と慮ります。

◆無戸籍問題の解消のために民法を一部改定

無戸籍となる問題の解消を目指すため、2022年12月に民法の一部が改正され、誰が父親かを決めるためのルールが見直されました。その1つが“誰が父親かを推定する規定の見直し”です。

今回の改正で、婚姻届が受理された日から200日以内に生まれた子であっても、その婚姻における夫の子と推定されることになりました。なお「離婚後300日以内に生まれた子は前の夫の子とする」というルール自体は、子の利益を図るために必要なので変更はありません。ただし“母親が再婚した後に生まれた子”に対しては、離婚後300日以内に生まれた場合であっても“再婚後の夫の子”と推定されることになりました。これにより、出生届を提出するのをためらう人の減少が予想されます。

その一方で、やっとの思いで離婚できたとしても、再婚しない限りは前の夫の子だと見なされる問題があります。そのようなケースでは、裁判所での手続を通じて“この子の父親ではない”と申し立てることができるのですが、これまでの民法では、これを夫側だけがおこなうことができたため、母親側が手続をしたい場合は、離婚した元夫に「『自分はこの子の父親ではない』という申し立てを裁判所にしてほしい」と頼む必要がありました。

そして、仮に依頼できたとしても夫が協力的ではないと、この制度が利用しにくいという指摘がありました。そこで、今回の改正によって、父だけでなく、母や子も、父と子の関係を否定する訴えを裁判所に申し立てることができるようになりました。

この見直しにより、前の夫の子として扱われることを避けるために出生届を出さず、結果として無戸籍となってしまう人々を減らすことができます。ただし、この規定が適用されるのは「2024年4月1日以降」に生まれた子どもが対象です。

したがって、それより前に生まれた子どもには改正前の規定が適用されますが、2024年4月1日から1年間(2025年3月31日まで)に限り、2024年4月1日より前に出生した子どもであっても、子または母が、父と子の関係を否定する訴えを裁判所に申し立てることができます。ちなみに、4月1日以降に生まれた子どもと母の場合、父と子の関係を否定する訴えができる期限は“出生から3年間”です。

出生届のことで悩んでいたり、戸籍がなくて生きづらい思いをしている方は、無戸籍に関する相談窓口や最寄りの法務局などに相談しましょう。法務局では、無戸籍の方に寄り添った支援をしています。法務省のサイト「無戸籍でお困りの方へ」をご確認ください。最後に齊藤さんは「もし、友人や知人に出生届や戸籍のことで困っている人がいれば、今回の内容をぜひ教えてあげてください」と呼びかけました。

番組のエンディングでは、杉浦と村上が今回学んだ「無戸籍を解消するための新しいルール」について復習します。村上は“期間限定”を注目ポイントに挙げ、「2024年4月1日より前に生まれて(無国籍で)悩んでいる方は、2025年3月31日までは裁判所で手続することができます!」と強調します。

一方、杉浦が挙げたポイントは“無戸籍相談窓口や最寄りの法務局に相談”です。「今回は結構難しい内容だったので、詳しく知りたい方は、無戸籍相談窓口や最寄りの法務局に相談するのが一番だと思います」とコメントしました。


(左から)杉浦太陽、村上佳菜子



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4月28日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年5月6日(月・祝)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:杉浦太陽・村上佳菜子 日曜まなびより
放送日時:毎週日曜 7:30~7:55
パーソナリティ:杉浦太陽、村上佳菜子
番組Webサイト:https://audee.jp/program/show/300007925

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