映像世界の新星YouTuber、だいにぐるーぷ・岩田涼太が火曜『シン・ラジオ』に登場

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火曜日の『シン・ラジオ』は文系CLUBラジオ。
2月21日(火)のパートナーは河瀬大作さん(フリープロデューサー、元NHK)、ゲストには『だいにぐるーぷ』リーダーの岩田涼太さんを迎えています。

千葉・習志野在住のユーチューバーは、ラジオで何を語るのか? 同じ映像業界で活躍する鈴木さんと河瀬さんもビックリの、新しいモノづくりの話が聞けました!

鈴木おさむ(以下、鈴木) 放送作家の鈴木おさむです。週替わりパートナーは、元NHKで現・フリープロデューサーの河瀬大作さんです。
河瀬大作(以下、河瀬) 宜しくお願いします!
鈴木 そして本日のゲストはユーチューバーです。
河瀬 僕知らなかったんですけど、おさむさんに勧めてもらった『冤罪』? もうやばすぎて人に言いまくっています(笑)。スケールもすごいし技術も。
鈴木 ご紹介しましょう、若干25歳でございます。ユーチューバーだいにぐるーぷ岩田君です!
岩田涼太(以下、岩田) はじめまして、岩田です。
河瀬 25歳なの? 25歳であれ作ったらどうなるの?
鈴木 慶應生です、SFC。
河瀬 もうなんか、オジサンたちどうしたらいいんだろう(笑)
鈴木 25歳なんて、僕ら編集すらできてなかったもんね。それで、だいにぐるーぷは今正式なメンバーは?
岩田 6人です。
鈴木 結成したのは?
岩田 5年前ですね。20歳になる前の頃でした。
河瀬 え、19歳の時?
鈴木 なんと千葉県習志野市在住のユーチューバーです。
河瀬 だから『冤罪』の舞台も幕張なんだ。
岩田 ちょうど(スタジオのある)ここですね。

鈴木 今日はだいにぐるーぷということを知ってほしいという僕の熱望がありまして、岩田君に来ていただきました。僕は数年前にだいにぐるーぷをある人に教えてもらってたんですが、あんまりいっぱい動画を上げていないんです。
河瀬 寡作なんですね。YouTubeというと毎日上げているイメージがありますが……
鈴木 そうじゃないんだよね?
岩田 そうですね、大体年に4~5本でしたね。
鈴木 少ねっ(笑)。ユーチューバーはテレビでやった企画を平気でパクったりするじゃないですか。『帰れま10』とか、大の大人が何時間も考えてたんですよ。『笑ってはいけない』とか、やっぱ言葉って大事なんです(笑)
岩田 やっぱりそうなんですね。
鈴木 だからユーチューバーは面白いしリスペクトしてるけど、でもオリジナリティについて思うところがあったんです。でもだいにぐるーぷを知ったときに、作っているもののすごさがあって。鬼ごっこで日本全国とか。
河瀬 アメリカもあるんでしょ?
鈴木 アメリカでどうやってやるんだっていう。アメリカ全土使って鬼ごっこ。あと心霊の1週間シリーズとか。とにかくオリジナリティがすごい。
河瀬 あと編集がうますぎる。即テレビのゴールデンいけます。
鈴木 やった方がいいですよね?
河瀬 やりたければね(笑)
鈴木 で、このだいにぐるーぷが「冤罪」というドッキリをアップしたんだよね?これがもう構想4年でしょ!? 4年前にこのスタジオの下の幕張で、あるメンバーがお酒を飲みすぎて記憶を失ったことを入口に、4年がかりでメンバーが警察に逮捕されて裁判までの数日間で、警察作るわ、裁判所作るわ、留置所作るわで。
河瀬 そうそう!
鈴木 人は無罪なのに、証拠を突き付けられていくと罪を認めるかというテーマなの?
岩田 そうです。社会性というか、バラエティのままにしたくなくて、リアリティとどう紐づけていくかというのがあって……
鈴木 なるほど。で、ああいうことってきっとあるんですよね。無罪を主張している人っているじゃん!? ありえるなと。世の中怖いなって思っちゃって。

岩田 中学の同級生で結成しました。そこで学歴高かったり、中卒がいたりと多様性がある中でだんだん散り散りになっていたところ、僕が大学に入ったころに「なんかみんなでやろうぜ」と。中学のころからみんなで遊びの企画をしていたんです。
鈴木 そこでYouTube始めた時に、世のユーチューバーはどういう状況?
岩田 ヒカキンさんは君臨してましたね、はじめ(しゃちょー)さんとか、ヒカルさんが出てきたころですね。1年目の夏に、ヒカルさんのふりをして、祭りくじを買う雰囲気を出してビビらせるという企画が出てたので覚えています(笑)
鈴木 (爆笑)一番最初の企画は何ですか?
岩田 1000円エピソードっていうもので、1000円でなにかエピソードを作ってきて披露するみたいな企画です。
鈴木 面白いですねそれも。
河瀬 それで、YouTubeとかどうやって始めることになったのか知りたくて。だって動画を撮って世に問うわけでしょ? 0から1になるって結構な……
鈴木 サッカーチームつくるのとは違うしね。
岩田 なんだろう、皆何かしらやりたいというのはあったので。
鈴木 映像編集とかはやったことあったわけ?
岩田 ないですね。
鈴木・河瀬 ええ~~、ちょっと待ってよ! すげえなあ。最初に撮ったのはスマホとか?
岩田 最初はハンディカムで、最初は10人いたんですよ。それで一人3万円まだそうということになって。それで30万円集まって機材に半分くらい使って半分くらいがスタジオをDIYで作るのに使って。もうかつかつで。
鈴木 うんうん。
岩田 それから毎月15000円くらいかな、みんなから徴収して活動費にするみたいな。
鈴木 サークルみたいな感じ?
岩田 サークルですね、ノリは。やってることは楽しいし、もともとTVの企画みたいなのを自分たちでやるというのが流行っていたんで。その延長で発信するというイメージですね。
鈴木 俺も昔、『世界丸ごとハウマッチ』という値段を当てる番組があって、小学校のときに値段のわからない謎の本が図書館にいっぱいあったので、それを持ってきていくらか当てるのをやってた(笑)。要はそういうことだよね?
河瀬 映像の編集はどう覚えたの?
岩田 最初はひどかったですけど、そこからテレビの編集をマネして作っていました。

岩田さんのYouTube動画制作に関する興味は尽きませんが、ここからはだいにぐるーぷでこれまで作られた動画のベストテンを発表。いずれもテレビマンの2人が舌を巻く作り込みですが、さらにユーチューブの知らない世界も交えて紹介します。

鈴木 CMの間に岩田君に聞いたんですが、河瀬さんがやっていた「ザ・プロフェッショナル」をよく見ていたということで。
岩田 大好きでした。
河瀬 まじすか。最高にいい若者じゃないですか25歳!
岩田 星野リゾートの回をみて星野リゾートのファンになり、今でも行きまくっていますから。
鈴木 すごいじゃないですか、25歳で星野や行きまくってる。この規模が、スケールがすごくないですか(笑)
河瀬 だいにぐるーぷの動画はスケールが全部すごいんだよ。TVじゃできない。

10位『1週間心霊スポット生活』

鈴木 もともとYouTubeを始めたきっかけは何ですか?
鈴木 心霊スポットってだいにぐるーぷじゃ初期になるのかな?
岩田 一番最初ですね。さっきの30万集めた話のあと1年くらいたってはじめました。
鈴木 なんでやろうとしたんですか? 1週間生活してみるっていう……場所はどこですか?
岩田 千葉の東金にある「油井グランドホテル(ホテル活魚)」というところです。
河瀬 知ってる知ってる。
鈴木 結構有名なスポットですよね?
岩田 最初はプライべートで心霊スポット回ったりしていたんです。そのときに「ここに1週間生活したらどうなるんだろうな」という思いが出てきて、心霊現象というより“人はどうなるんだろうか”とうことに関心が出てきました。
河瀬 パニックになっちゃうんじゃないかとか、そういうことですね?
岩田 とはいえ1週間居たら生活しなきゃいけないから、寝床作ったりして順応していったりするじゃないですか。そういうところを見たかったのが大きいですね。
鈴木 やってみてどうでしたか?
岩田 この時は登録1000人位だったのが10万人位になったんですけど、しかもこれがなかったら多分辞めてました。思った以上でしたね。

第9位『無人島からの脱出』

岩田 これはドッキリ企画です。 河瀬 どういうこと? 岩田 1人のメンバーに執拗なファンがDMとかSNSでメッセージ送ってきて、それが悪化してストーカーになるというのを1カ月間かけて追ったものです。 鈴木 僕ちょっとだけストーカー騒ぎが去年あったんで、最悪ですよこのドッキリ(笑) 岩田 これは『世界丸見え!テレビ特捜部』でやっていたダレン・ブラウンさんの催眠術ドッキリがヒントです。ドッキリも究極まで行くと洗脳になるじゃないですか? 洗脳された人は超非現実的な体験をするっていうのを、その追体験を作りたかったんです。ドッキリなんですが、完全にその人目線のドラマとして初めて作りました。 鈴木 ドッキリなんだけど、見てる人も追体験できるような感じで作っているんだよね。そこが新しい。 河瀬 さっきの『冤罪』だってそうだよね。「こんなシーンあり得ないじゃんドッキリなのに」っていうのをちゃんと別に撮っているから、見てる方もドキドキしていっちゃう。 岩田 リアルなシーンと、あとから撮ったインサートシーンが混ざっているんで。 鈴木 ドッキリという名のドキュメントみたいだよね。やり方が新しい。お手本となった作品はあるの? 岩田 好きだったのは『放送禁止』っていうフジテレビの番組で、あれが意外とは入ってます。 鈴木 結構、あの番組に影響受けている人が多いんだよね。

本日はゲストの岩田さんの生まれた年が1997年ということで、その年にヒットした曲をお届けしています。ひとつの動画作品の話題が盛りだくさんなので、放送予定の曲を飛ばしながら、ランキングの方をがんがんいっちゃいます。  

第8位『家にストーカーが来ました』

岩田 これはドッキリ企画です。 河瀬 どういうこと? 岩田 1人のメンバーに執拗なファンがDMとかSNSでメッセージ送ってきて、それが悪化してストーカーになるというのを1カ月間かけて追ったものです。 鈴木 僕ちょっとだけストーカー騒ぎが去年あったんで、最悪ですよこのドッキリ(笑) 岩田 これは『世界丸見え!テレビ特捜部』でやっていたダレン・ブラウンさんの催眠術ドッキリがヒントです。ドッキリも究極まで行くと洗脳になるじゃないですか? 洗脳された人は超非現実的な体験をするっていうのを、その追体験を作りたかったんです。ドッキリなんですが、完全にその人目線のドラマとして初めて作りました。 鈴木 ドッキリなんだけど、見てる人も追体験できるような感じで作っているんだよね。そこが新しい。 河瀬 さっきの『冤罪』だってそうだよね。「こんなシーンあり得ないじゃんドッキリなのに」っていうのをちゃんと別に撮っているから、見てる方もドキドキしていっちゃう。 岩田 リアルなシーンと、あとから撮ったインサートシーンが混ざっているんで。 鈴木 ドッキリという名のドキュメントみたいだよね。やり方が新しい。お手本となった作品はあるの? 岩田 好きだったのは『放送禁止』っていうフジテレビの番組で、あれが意外とは入ってます。 鈴木 結構、あの番組に影響受けている人が多いんだよね。

この後もランキングは続きます。1つひとつの動画制作での裏話はもちろん、企画はいつ、誰とどのように作られていくのか、きわどい動画で撮影許可はとっているのか、これからどんなものを作っていくのかなど、鈴木さんと河瀬さんの質問は止まりません。岩田さんも、YouTubeを越えた映像世界におけるこれからのビジョンを語っています。 そして第1位はやっぱりあの作品!? 絶対聞き逃せない、詳細はradikoで! 全部聞くなら、radikoが便利ですよ!!

シン・ラジオ-ヒューマニスタは、かく語りき-
放送局:BAYFM78
放送日時:毎週火曜 16時00分~19時00分
出演者:河瀬大作、だいにぐるーぷ、岩田涼太
番組ホームページ
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公式LINE

人間特化型・情豊ワイド番組、2022年4月、bayfmから発進!
強い、濃い、熱い、厚い!言葉の浸透力を持った“ラウド・スピーカー”達が曜日ごとに登場、
5曜日5者5様、「ヒューマニスタ」として、それぞれの部屋に「言葉の力」で大胆にあなたを吸引。
刺さる、笑える、響く、泣ける・・・とにかく「人間」ってこんなにも素敵で、素晴らしい存在なんだ!
情に豊かな“シン=親”近感、“シン=真・芯”の感動を、ダイレクトにお届けしていきます。
今までもラジオを愛し聴いてくれるリスナーも、また、これまでラジオは聴いたことがないという人も、
全ての方々に、「ラジオって、こういうことなら・・・いよいよ本気で好きになっちゃうな」と感じさせる、
そんな新しいラジオです!

出演番組をラジコで聴く

※該当回の聴取期間は終了しました。

Nenashiが六本木ヒルズでライブ! 写真をお届け【TOKYO M.A.P.S origami PRODUCTIONS EDITION】

J-WAVE(81.3FM)は、ゴールデンウィークの5月4日(土)と5日(日)の2日間、六本木ヒルズと共催でフリーライブイベント「J-WAVE & Roppongi Hills present TOKYO M.A.P.S origami PRODUCTIONS EDITION」を六本木ヒルズアリーナで開催。

「TOKYO M.A.P.S」は、音楽、アート、パフォーマンスをさまざまな表現で発信するイベントとして2008年にスタート。J-WAVEと六本木ヒルズがこれまで取り組んできた文化発信をより多くの方が身近に体感・参加できる特別プログラムイベントで、毎年プログラム・オーガナイザーを迎え、その年のテーマに沿ったオリジナリティ溢れる魅力的なアーティストが出演する。

今年は、楽器1つでどんな音でも奏でることができるミュージシャンが集うクリエイターチーム/インディペンデント・音楽レーベル【origami PRODUCTIONS】がプログラム・オーガナイザーを務めている。

ここでは、5日(日)に出演したNenashiのライブ写真・セットリストをお届け。

出演者がオンエアに続々登場

5日オンエアの『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)に、出演者が続々ゲストとして登場! Nenashiは15時台に出演。オンエア開始後から2024年5月12日(日)28時頃まで再生可能。

2024年5月12日(日)28時頃まで再生可能

TOKYO M.A.P.S 特別番組も放送決定

本イベントを振り返る特別番組『J-WAVE SPECIAL TOKYO M.A.P.S origami PRODUCTIONS EDITION』(ナビゲーター:藤田琢己 & Shingo Suzuki(Ovall))を、5月6日(月・祝)18:00~19:55に放送する。ライブ音源をたっぷり紹介するとともに、各出演アーティストのコメントも録って出しでお届け。

以下のアドレスから、オンエア時間後に再生可能。また、オンエア後一週間はradikoでも楽しめる。

【radikoで聴く】https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20240506180000

再生は2024年5月13日28時ごろまで

ライブ写真・セットリスト

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■セットリスト
M1 Lost in Translation
M2 Gonna Be Good
M3 Be (Vis ta Vie)
M4 Take Me Back
M5 Pickin'
M6 Unlikely Soul
M7 Scars
M8 Satellite Lovers

(Photo by 上飯坂一)

公演概要

J-WAVE & Roppongi Hills present TOKYO M.A.P.S origami PRODUCTIONS EDITION
日程:2024年5月4日(土)、5日(日)
会場:六本木ヒルズアリーナ(東京都港区六本木6-10-1)

出演(※アルファベット順):
・5月4日(土):Kan Sano、Michael Kaneko、七尾旅人、さらさ
Special Sessionゲスト:ホセ・ジェイムズ、中村佳穂、Mummy-D

・5月5日(日):《U-zhaan, BIGYUKI》、Nenashi、Ovall、さかいゆう
Special Sessionゲスト:藤原さくら、森山直太朗

入場:無料
主催:J-WAVE(81.3FM)/ 六本木ヒルズ
問い合わせ:六本木ヒルズ総合インフォメーション 03-6406-6000(11:00~19:00)
公式サイト:https://www.tokyomaps.jp/

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