ヤングスキニー『ベランダ feat. 戦慄かなの』TOP10入り! 4月からラジオレギュラー出演【最新チャート】

J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』。J-WAVE全番組のオンエア回数、Billboard JAPAN協力の各音楽ストリーミングサービス、ダウンロード、動画再生回数、CDセールス、SNSのポスト回数をポイント計算し、100曲カウントダウンする番組だ。ここでは3月24日(日)付のチャートを紹介!

10位:Hana Hope『Rain Or Shine』

エントリー3週目にしてトップ10入りを果たした。今月SONAR TRAXとなっているこの曲はceroの高城晶平が楽曲提供、プロデュースを担当している。2023年春にリリースした彼女の1stアルバム『HUES』から『We've Come So Far』が『TOKIO HOT 100』最高2位を記録しているが、番組にゲスト出演した際には「将来はインターナショナルで活躍できる歌手になりたい」と夢を語っていた。

9位:Ariana Grande『yes, and?』

先週返り咲き、通算6週のナンバーワンとなった同曲だが今週は8ポイントダウンで9位に。ニューアルバム『eternal sunshine』は全米ビルボードのアルバムチャートで初登場1位を記録。さらにアルバムから『yes, and?』に続くシングル『we can’t be friends(wait for your love)』もビルボードHOT100で1位を獲得して2冠を達成した。

8位:goethe『Dear』

北海道札幌を拠点に活動するバンドgoetheの『Dear』が先週から3ポイントアップで8位に。ちなみにこの曲のサウンドプロデュースを手掛けたのはOvallのベーシストShingo Suzuki。2020年に結成されたgoetheは今年の秋に初の全国ツアーを実施。東京は11月30日(土)渋谷WWW Xで開催となる。

7位:Beyoncé『Texas Hold 'Em』

先週から3ポイントダウンで7位に。今回はいままでの作風とはまったく違うカントリーに挑戦し、『Texas Hold 'Em』は黒人女性アーティストとして初となるカントリーチャートでシングル1位を獲得した。ニューアルバム『Act II: Cowboy Carter』のリリースが3月29日(金)にせまっているBeyoncéは先日、Instagramにアルバムについてコメントした。『Act II: Cowboy Carter』は5年をかけて制作したという力作で、カントリーミュージックの歴史を深く掘り下げ研究したというBeyoncéは「実はカントリーミュージックのルーツはやはり黒人音楽だった」と語っている。アルバムにはいくつかサプライズがあり「あっと驚くアーティスト」とコラボレーションしているという。

6位:ヤングスキニー『ベランダ feat. 戦慄かなの』

7ポイントアップでトップ10入り。現在バンドにとって最大規模のワンマンツアーで全国を回っているヤングスキニー。東京は4月26日(金)Zepp DiverCityで開催する。3月24日にはツアーの合間を縫って、幕張で開催されたツタロックフェスに出演した。4月からは、J-WAVE『THE KINGS PLACE』(月-木 25:00~26:00)の木曜ナビゲーターを担当する。

5位:Fabiana Palladino『Stay With Me Through The Night』

4月5日(金)にセルフタイトルアルバムをリリースするFabiana Palladin。『Stay With Me Through The Night』について「リズム的にはファンクとディスコからきていて、Patrice RushenとMichael McDonaldのピアノ演奏、Chaka Khanの『What Cha' Gonna Do For Me』、Chic『Good Times』でのBernard Edwardsのベース演奏などをイメージして制作した」と語っている。

4位:Selena Gomez『Love On』

先週から1ポイントアップ。曲のところどころにフランス語が聴こえてくる『Love On』。最近Selenaがパリですごした時間にヒントを得て、パリジェンヌのライフスタイルや愛を分かち合うスリルある恋物語、恋愛観をイメージして制作したそう。ミュージックビデオはフランス人監督のGregory Ohrelが務め、美しいフランスの景色や建物を舞台にさまざまな装いのSelenaが登場するおしゃれなビデオに仕上がっている。

3位:SZA『Saturn』

先週から4ポイントアップで今週は3位に。毎年夏にシカゴでおこなわれる都市型フェス、ロラパルーザにヘッドライナーとして出演することが発表されたSZA。フジロックフェスティバル、グラストンベリー・フェスティバルにも出演が決まっており、この夏はフェスに引っ張りだこ。フジロックでSZAは7月26日(金)の初日に出演し、ヘッドライナーを務める。

2位:Jacob Collier『Over You(feat. aespa & Chris Martin)』

Jacob Collieのニューアルバム『Djesse Vol. 4』からK-POPガールズグループのaespaとColdplayのフロントマンChris Martinをフィーチャーした『Over You』が先週から7ポイントアップで2位に。この曲に参加しているaespaは先日韓国で開幕戦を迎えたMLBのドジャース対パドレスの試合前にグラウンド上でパフォーマンスを披露。さらに4月10日(水)には2023年におこなった初のワールドツアーの様子を収めたドキュメンタリー映画『aespa: WORLD TOUR in cinemas』が劇場公開される。Chris Martinにとってaespaとの共演は、BTSに続いて2度目のK-POPとのコラボとなる。Jacob Collierは4月からは北米ツアー、7月からはUK&ヨーロッパツアーがスタートする。

1位:Pharrell Williams & Miley Cyrus『Doctor(Work It Out)』

先週3位に初登場した『Doctor(Work It Out)』が、Ariana GrandeやBeyoncéがナンバーワン争いをするなか、エントリー2週目にして一気に頂点に立った。ちなみにPharrellが『TOKIO HOT 100』でナンバーワンになったのは2014年3月の『Happy』以来。2012年には出来上がり、お蔵入りになっていたMiley Cyrusとのコラボレーションの同曲は来週もトップをキープできるか。

1位:Pharrell Williams x Miley Cyrus『Doctor(Work It Out)』
2位:Jacob Collier『Over You(feat. aespa & Chris Martin)』
3位:SZA『Saturn』
4位:Selena Gomez『Love On』
5位:Fabiana Palladino『Stay With Me Through The Night』
6位:ヤングスキニー『ベランダ feat. 戦慄かなの』
7位:Beyoncé『Texas Hold 'Em』
8位:goethe『Dear』
9位:Ariana Grande『yes, and?』
10位:Hana Hope『Rain Or Shine』


『SAISON CARD TOKIO HOT 100』ではさまざまなデータをもとに、世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。放送は毎週日曜の13時から。
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補欠選挙の結果を分析。「保守王国」と呼ばれる島根に変化が?

4月29日「長野智子アップデート」(文化放送)、午後4時台「ニュースアップデート」のコーナーでは政治ジャーナリストの角谷浩一さんに、4月28日に行われた補欠選挙の結果を解説してもらった。この記事では島根1区に関する部分をピックアップする。

長野智子「選挙区ごとに分析などいただければと思います。まずは唯一の与野党対決となった島根1区です」

角谷浩一「亀井(亜紀子)さんは一度現職もやられていたので返り咲きということになりますが、島根が『保守王国』といわれますよね。1区はずっと細田(博之)前衆議院議長が地盤を守っていて」

長野「小選挙区制度の導入以降、ずーっと。勝ち続けた」

角谷「2区は、もう亡くなりましたけど竹下亘さんがずっと議席を持っていた。つまり保守王国というより、細田さんと竹下さんがずっとやっていたと。ある意味で当たり前だった。それがお二人ともご存命でなくなって、時代が変わってきて、新しい人が。それも自民党の人が引き継ぐものだと思っていたら、こんなことに、と。細田さんがお亡くなりになったための選挙ということで、自民党も候補者を立てました」

長野「はい」

角谷「ただ細田さんは(旧)統一教会との関係が取り沙汰されたり、じつはセクハラ問題というのがあったり。それに安倍派を細田さんはずっと守っていた、ということも。いま問題になっていることを全部抱えていた、みたいな問題があった。お亡くなりになったので自民党は候補者を立てたけど、そんなに簡単ではなかった、ということ」

長野「きちんと説明されないまま、亡くなられてしまったわけですね」

角谷「今回負けたけど、次はもう有権者は自民党に帰ってくる、という声も地元にはあるんだと思います。今回も県会議員がほとんど動かなかった、という話もありました。一方で世論調査、事前のいろんな調査ではかなり引き離されていて、亀井さんが強かった。でも(岸田文雄)総理は2度入ったんですね。最後の土曜にも入られると。総理が最後に入るのは、逆転できそうなとき、というのが不文律でした。数字の差が既にあるのに、総理は入った」

長野「はい」

角谷「これは岸田さんの独特なやり方というかな。突然、政倫審に出ると言う、派閥を解散すると言う……。岸田さんは誰かと相談して揉んで決めるというよりは、直感的に決められるんですね。島根1区は自民党が唯一出していたところだから、小渕(優子)選対委員長はずっと張り付いていました。国会開会中でしたけど、ずっと」

長野「はい」

角谷「岸田さんは2度も入った。茂木(敏充)幹事長は入らなかったんですね」

長野「それはなぜですか?」

鈴木純子(文化放送アナウンサー)「岸田さんとの仲が微妙だという話も……」

角谷「ただ選挙に勝てば微妙どころか、戦うところで『茂木さん、よくやった』となりますよ。一生懸命、入らなかったというのは、幹事長自らが諦めていたんじゃないだろうか、とか。もっと言うと第一声。泉健太立憲民主党代表は、初日に島根で第一声、声を上げているんですね。ところが茂木さんは行かなかったと」

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