肥満・うつ・成績低下などのリスクも…「子どもの睡眠不足」の原因とは? 杉浦太陽「睡眠時間が足りなくなるのは本末転倒」

杉浦太陽がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「SBI損保 presents TOKYO こども TIMES」(毎週土曜14:55~15:00)。“パパ・ママとキッズの会話の架け橋に”をコンセプトに、保育園や幼稚園、学校の子どもたちの間で流行っているもの、子どもたちが考えていること、さらには話題の子ども向け玩具やイベントや、さまざまなジャンルで活躍するスーパーキッズまで、子どもに関するトピックを紹介します。

4月13日(土)の放送では、「子どもの睡眠時間」について注目しました。


パーソナリティの杉浦太陽



◆子どもの睡眠不足の原因を考える

新学期の4月を迎え、新しい学校・学年での生活をスタートしたお子さんもいると思います。新たな環境に慣れるためにも、毎日の体調管理は大切です。

現在、東京大学と理化学研究所による、小学生・中学生・高校生を対象にした子どもの睡眠に関する大規模調査「子ども睡眠検診プロジェクト」がおこなわれています。中間結果の発表では、およそ7,700人を調査した段階で、国が推奨する睡眠時間を満たしていない割合が半数以上にのぼりました。

●厚生労働省の推奨睡眠時間
・小学生 :9~12時間
・中学生 :8~10時間
・高校生 :8~10時間

●調査でわかった平均睡眠時間
・小学6年生:7.90時間
・中学3年生:7.09時間
・高校3年生:6.45時間

国民の健康づくりを目的とする厚生労働省の「睡眠ガイド」によると、子どもの睡眠時間には「肥満」「抑うつ傾向」「学業成績の低下」といったリスクがあります。

では、何が子どもの睡眠不足の原因になっているのでしょうか?

理由としては、大きくわけて下記の2点が挙げられます。

●習い事、塾、部活などでスケジュールが過密
●スマートフォン・パソコンなどのデジタル端末の使用過多

この結果を受け、パーソナリティの杉浦は「習い事や塾は将来のためですけど、その結果、睡眠時間が足りなくなるのは本末転倒な気がします」と話します。

また、デジタル端末の使用時間については、子どもがどのくらい有意義に使っているのか、その内容を確認することも大切です。

杉浦は「新年度に入った今、お子さんの睡眠時間について、考えてみてはいかがでしょうか」と呼びかけました。

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4月13日(土)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年4月21日(日)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:SBI損保 presents TOKYO こども TIMES
放送日時:毎週土曜14:55~15:00
SBI損保 presents TOKYO こども TIMES
放送局:TOKYO FM
放送日時:2024年4月13日 土曜日 14時55分~15時00分

※該当回の聴取期間は終了しました。

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ファーストリテイリング外国人管理職8割 グローバルな人材獲得

430日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、火曜コメンテーターで上武大学教授の田中秀臣氏番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが、ついて意見を交わした。 

専門的に勉強るほど不利な社会世論を打破するべき!日本は完全に遅れている!

ファーストリテイリングは2030年度をめどに、全世界の管理職に占める外国人の割合を8割に引き上げる。執行役員の外国人比率も4割にする。 

アジアなどの大学との連携で管理職候補となる人材の新卒、中途の採用を増やす。 

富士フイルムホールディングスや日立製作所などが役員や管理職層に外国人を登用し始めたが、ファーストリテイリングが定めた管理職の外国人比率の目標は、日本企業のなかで先行する 

(寺島アナ)グローバルな視点を持つ幹部人材の獲得競争が広がるようですが、田中さん、これはどうでしょう?」 

(田中氏)この流れはやむを得ないんじゃないですかね。僕も教育の現場にいて色んなことを見聞しますけど、日本の世論、特に高齢層は、海外で若い人たちが働くことに対しての否定的観点、あるいは専門的な教育に対する否定的な見方が非常に強いですよね。有能な海外人材も報酬がアップすると思って、大学院に行くわけですが、文系が典型的ですが日本の場合“大学院に行ったら生涯所得が下がるだけ”みたいな専門家に対する低評価が当たり前にみなす風土があるんです 

田中氏は、日本のこういった風土を問題視する。 

(田中氏)はっきり言って、それは大学の専門的分野に対して無知すぎますよね。日本だって人文系も理系も大学院に行けば、それ相応のスキルなり専門的知見を研究することができるわけです。それに対する無知が、日本の世論、特に高齢層に強いので、なかなかグローバル人材が育たない環境になってます。短期留学で海外に行く若い人は多いですが、海外に行って学位取らないと。そういった人たちをファーストリテイリングやグローバル人材に特化した会社は管理職に登用する。海外はその流れなのに日本企業は遅れてドメスティック化して、硬直化した人材登用になってるんです。日本の若い人、海外に長期で行って学位を取るのが当たり前な文化になってほしいと思います

ファーストリテイリングでは店舗の運営に関わらず、幅広い分野で幹部人材が必要となっていて、去年8月末時点の管理職は2144人のうち外国人比率は56%、現在19%である執行役員の外国人比率も2030年度を目途に4割にするという。

ファーストリテイリングは将来の管理職を育成するため世界各地で連携する大学の数を増やす。インド、ベトナムでは6つの大学と連携済み。IT専門人材やMBA、経営学修士号を取得した人材を中心に、累計で70人を採用した。

待遇も改善し中東を含めた人材を引き寄せる。去年10月には中国で給与を最大4割引き上げた。日本でも新卒の初任給を上げた。

柳井会長は「優秀なら10億円の年俸を出してもいい」と話す。高額報酬で、ITやクリエイティブ職、サプライチェーン供給網の管理などの高度人材を獲得するという。 

(田中氏)ファーストリテイリングだけではなくて、国際競争力を追求する多くの企業が必要としています。しかしIT専門人材MBA経営学修士号を取ることに対して日本社会は低評価をしているので、給料が上がるわけではなくて、勉強している期間の分、所得が下がっちゃう。勉強して専門的になればなるほど不利な社会を生み出している高齢層の世論を打破しないとダメです。日本は完全に遅れてます

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