「食べ過ぎると罪悪感になっちゃうから…」料理家・長谷川あかり考案の“22時のやさしいジャンク飯”に山崎怜奈も大絶賛!

山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。4月4日(木)の放送は、料理家で管理栄養士の長谷川あかりさんをゲストに迎えお送りしました。


(左から)パーソナリティの山崎怜奈、長谷川あかりさん



◆“体にいい気がする味”を重要視

自身のXで新レシピを次々に発表し、これまで4冊のレシピ本の出版や、「キューピー3分クッキング」(日本テレビ系)にも出演されている長谷川さん。

れなちは、長谷川さんのレシピをもとに、よく料理を作っているそうで「すごく簡単でわかりやすいし、体にいい味、やさしい味の料理が多いですよね」と感想を伝えると、長谷川さんも、料理をする際は“体にいい気がする味”を重要視していると言い、「そういった食事が心にもいいというか、意外と大事なことなんですよね。手間を省きながら作っていますけど、“体にいいものを食べているぞ!”ということを大切にしています」と語ります。

◆れなちも大絶賛“22時のやさしいジャンク飯”

そんな長谷川さんは、3月1日(金)に最新レシピ本「いたわりごはん2 今夜も食べたいおつかれさまレシピ帖」(KADOKAWA)を出版。本書は“夜ご飯”がテーマになっているそうで、「夜ご飯は朝・昼よりも比重が大きめというか、1日の疲れをおいしいご飯で満たす大切な時間になると思うんですけど、時間がない現代人でも気楽に、でも、丁寧に作った味がする料理で、皆さんに“今日も頑張ってよかったな”と思っていただけたら」と解説します。

れなちは、本書のなかでも4章の「22時のやさしいジャンク飯」に注目し、「夜にお腹が空いたときに何を食べたら罪悪感がないのか、それが私の至上命題だったんです。だから(この章は)最高です!」と大喜び。これには、長谷川さんも同じ思いを抱いていたそうで、「21時くらいまでならヘルシーにいこうと思うんだけど、22時を超えると、一周回ってご飯が食べたくなっちゃうんですよね(苦笑)。とはいえ、食べ過ぎると罪悪感になっちゃうから“やさしいジャンク飯”という新たなジャンルを作ってみました」と説明します。

◆ピーラーはスイスイと剥けるものを!

続いて、この日のメッセージテーマ「キッチングッズ」にちなんで、新生活にあると便利なアイテムを聞いてみると、長谷川さんは“ピーラー”をチョイス。「ちゃんと皮が剥けないピーラーだと、料理のやる気が一瞬で失せてしまいますので、ツルツル、スイスイと剥ける物を買ったほうが絶対にいいです!」と声を大にします。

最後に、簡単にできる料理として“蒸し料理”を薦めます。「白ワインや、上級者は紹興酒を使ったりもしますが、基本的に料理酒で蒸せば何でもOK(笑)! セイロじゃなくてもフライパンで全然作れますので、いろいろなお酒を用意しておいて、そこにオリーブオイル、バター、ごま油などのオイル系、あとは“何で塩味を付けるか”によって何通りも楽しめます!」と話していました。

<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/darehana/
タグ

EV市場に変調……アクセルをふかしはじめた日本勢への影響は?

政策アナリストの石川和男が5月19日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送Podcast番組「石川和男のポリシーリテラシー」に出演。米EV(電気自動車)大手テスラが、減収減益や人員削減に追い込まれるなど変調をきたすEV市場について専門家と議論。今後の日本がとるべきEV政策やメーカーの戦略について提言した。

※画像はイメージです

米EV大手テスラは4月15日、世界で従業員の10%以上を削減すると発表。同社の今年1-3月期の決算は、前年同期に比べ4年ぶりの減収減益となったほか、EVの販売台数も9%減となった。一方、安値攻勢をかける中国メーカーBYDの今年1-3月期決算は、純利益が前年同期に比べ11%増、販売台数は13%増となったものの、伸び率は減少した。

この現状について、ゲスト出演した自動車業界に詳しい経済ジャーナリスト井上久男氏は「中国では今、景気低迷を背景にした価格競争からEVの値引き販売が起きている。今年3月に中国のスマホ大手シャオミが出したEVが、かなり評判がよく、まさに走るスマホ。テスラより安い価格で市場投入してきており、中国のEV大手BYDが“シャオミ潰し”に動くなど、中国勢同士で競争が起きていて第二のEV競争が始まっている。テスラはそれに巻き込まれている」と解説した。

日本勢について井上氏は「まだ商品をほとんど出せていない。値引き競争したくてもできない。それが不幸中の幸いで、値引き競争に巻き込まれずに済んでいる」と指摘。あわせて「EVが新しいもの好きな人たちの間である程度一巡して、いわゆるキャズムのような状態になっている。充電環境の悪さや、補助金がないと高くて買えないなどの理由から、再び世界でHV(ハイブリッド車)が売れ始めている」と明かした。

一時はEVに関して出遅れが指摘された日本メーカーだが、井上氏によると「テスラやBYDが引っ張ってきた、この4年くらいのスピードが早すぎた」とのこと。井上氏が取材した大手国内自動車メーカーの経営陣は「(EVが)想定内の普及スピードに戻ってきた」と話したという。

井上氏は「中国では“賢い車”、車のスマート化が加速している。日本メーカーは中国勢に比べると、まだスマート化に関するノウハウは少ない」とも述べ、トヨタと中国SNS大手テンセント、日産と中国ウェブ検索大手バイドゥが提携したように、車のスマート化技術の強化が重要だと指摘した。

そのうえで、今後日本メーカーが世界のEV市場で勝てる価格について聞かれた井上氏は「市場によって違うと思うが、アメリカであれば補助金なしで400万円くらい(1ドル150円程度を想定)のEVを出せば売れると思う」と述べる一方、「日本国内では150万円くらいだと思う。国内は軽自動車が中心のマーケットになっていて、可処分所得も伸びず、高齢者も増えるなかで国民の足となっている。地方に行けば一人一台。ガソリンスタンドも減少する中、軽自動車のEVでもう少し安いものが出れば爆発的に売れると思う」との見通しを示した。

最後に石川は「(今のEV価格競争を)日本が傍観者として見ているのは、実はいいこと。日本メーカーは、競争を見極めたうえで売っていくことができる。最終的に日本メーカーが大事にしなければならないのは価格戦略。いいものが売れるのではなく、売れるものがいいもの。メーカーが価格戦略を立てられるよう、国も支援策をふんだんに出して、国策として日本のEVメーカーを育てていくべきだ」と持論を述べた。

Facebook

ページトップへ