独占スクープ!上原浩治投手(元巨人)が引退後の心境を初告白…HBCラジオ『建山義紀の ほな、ウチおいで』(月 午後5時45分)

上原浩治(元読売ジャイアンツ)

きょう19日(月)から現金128万7千円が当たる「夏の大感謝週間」をスタートさせたHBCラジオ。大感謝週間の初日の目玉企画は『建山義紀の ほな、ウチいこか!』の上原浩治投手への独占インタビューだ!

5月に、現役を引退した元読売ジャイアンツの上原浩治投手(44)が、きょう19日(月)にHBC北海道放送(HBCラジオ)で放送されるラジオ番組『建山義紀の ほな、ウチおいで』(午後5時45分~6時30分)に出演。引退後の現在の心境を赤裸々に語った。上原が、自宅のあるアメリカに帰国後、日本のメディアの番組に出演するのは、今回が初めて。

建山義紀(元日本ハムファイターズ、現侍ジャパンピッチングコーチ) ©HBC

番組パーソナリティの建山義紀(43・元日本ハムファイターズ、現侍ジャパンピッチングコーチ)と上原は、ともに東海大仰星高時代の野球部のチームメイト。その後、MLBのテキサス・レンジャーズでも一緒にプレーをした。その縁あって、今回の独占インタビューも実現した。

建山から、現在の心境を聞かれた上原は、間髪入れずに「(野球を)やれるものなら、ずっとやりたかった」と率直な心境を吐露。建山を驚かせた。続けて、上原は「今も投げられるものなら、投げたい。でも(ユニフォームを)脱いでしまった以上、諦めないと」と言葉を噛みしめた。建山からの「もうお腹いっぱいなんじゃないの?」との問いかけには、「野球が終わって、何をしたらいいの?」と切り返し、スタジオの笑いを誘った。

現在、家族とともに、フロリダの自宅に住む上原は、「起きるのも寝るのも自由」という生活を送っている。この日は朝9時過ぎに起床。午前中は息子と二人でゴルフを楽しみ、その後、帰宅して自宅のプールで過ごしたという。現役の頃にはできなかった家族と過ごす時間を大切にしているようだ。

アメリカに戻ってから、まだ仕事のオファーは来ていないと語る上原。今回の番組出演について「アメリカに戻ってから初めての取材だ」と少々声を弾ませた。引退後、初めてとなるアメリカからの番組出演の場を、北海道ローカルのラジオ番組にしたのは、建山とのかけがえのない友情があったからなのだろう。

ほかにも番組では、上原が親友の建山に引退の決意を伝えた時のエピソードや、今後の展望などについても語っている。上原浩治投手の独占インタビューは、北海道のHBCラジオ『建山義紀の ほな、ウチおいで』で、19日(月)午後5時45分から放送される。道外のリスナーは、radikoのエリアフリー機能(有料)で聞くことができる。

上原浩治氏独占取材の『建山義紀の ほな、ウチおいで!』は19日(月)午後5時45分から ©HBC
建山義紀の ほな、ウチおいで
放送局:HBCラジオ
放送日時:毎週月曜 17時45分~18時30分
出演者:建山義紀(元日本ハムファイターズ、現侍ジャパンピッチングコーチ)、森理恵
番組ホームページ

※放送情報は変更となる場合があります。

鳥越俊太郎 サンデー毎日編集部時代、他メディアと闘った「イエスの方舟」バッシング報道を振り返る

TOKYO FMの音声配信プラットフォームAuDee(オーディー)の番組「長野智子のテレビなラジオ」(隔週火曜・10時配信)。1985年のフジテレビ入社以降、テレビ業界で活躍してきたフリーアナウンサー・長野智子が、テレビを牽引してきた制作者・出演者をゲストに招き、テレビの過去・現在・未来を語ります。

4月30日(火)、5月14日(火)の配信では、ジャーナリストの鳥越俊太郎さんがゲストに登場。ここでは「イエスの方舟」事件の報道について語ってもらった5月14日配信の模様をお送りします。

(左から)パーソナリティの長野智子、鳥越俊太郎さん


1940年、福岡県生まれの鳥越俊太郎さん。京都大学法学部を卒業後、毎日新聞社に入社。サンデー毎日、外信部テヘラン支局を経て、1988年にサンデー毎日編集長に就任。翌1989年に退社後、テレビ朝日の報道ドキュメンタリー番組「ザ・スクープ」のメインキャスターを務めます。同番組でメインキャスターを務めた長野とは、2000年から2012年まで共演しました。

◆「イエスの方舟」へのバッシングを疑問視したのはなぜ?

長野:鳥越さんは「スタンピード現象」、つまりメディアが雪崩のように同じ報道をすることに対していつも異論を唱えていたじゃないですか。「ザ・スクープ」でもアメリカ同時多発テロの際、アメリカではなく中東だとおっしゃっていました。

必ず異論を唱えるなかで、(鳥越さんの)原点なのかなと感じる「イエスの方舟」事件についてお聞きしたいです。実は、この番組にTBSテレビの佐井大紀さんが来てくださって、イエスの方舟のドキュメンタリー映画(『方舟にのって~イエスの方舟45年目の真実~』)の監督をされる話を聞いたんです。鳥越さんも出ていらっしゃるんですよね?

鳥越:そうですね。

長野:当時、イエスの方舟事件に関するほとんどの報道がカルトだと言って大批判をしていました。

鳥越:ある奥さんが「娘をイエスの方舟にとられた」と「婦人公論」へ手紙を書くわけです。「婦人公論」に記事が出て、それに産経新聞が食いつくわけですね。そこから各テレビ局、全マスコミが「女性がかどわかされて行方不明になった」と報道した。そりゃあもう大騒ぎでしたよ。

長野:あのとき、なぜ鳥越さんが所属するサンデー毎日だけがブレずに最初から「それは違うのではないか」と異論を言い続けていたのかが聞きたいです。

鳥越:(異論を唱えていた)当時の編集長の鳥井守幸さんは、毎日新聞のなかで今でも一番尊敬をしている人です。当時、イエスの方舟が逃亡していて、どこにいるかわからないし、産経新聞を中心に毎日のように(イエスの方舟を)悪人のように報道していたんですね。

僕は取材をしていなかったし、「こんなこともあるのか」と思っていたんですけど、彼ら(イエスの方舟の信者)が「私たちはこういう考えです。言われていることとは違います」と手紙を各編集部に出したんだよね。産経新聞などは「レター作戦」と呼んでいました。

長野:(手紙を信者に)無理やり書かせたと報じたんですね。

鳥越:そのなかで、鳥井守幸編集長は「手紙を読んでみると理がかなっているし、1回(新聞に)載せてみない?」って言ったんですね。僕らはビックリしたんですけども(笑)。それで、一字一句変えずに全部そのまま、なんと2週続けて掲載しました。

「なぜ手紙を載せるのか。おかしいんじゃないか」という批判がいっぱいきましたけども、鳥井さんは「いや、これは(無理やり書いたものとは)違うかもしれない。俺の勘だけど」と言ったんです。この勘というのは、鳥井さんの“ジャーナリストの勘”ですよね。

長野:そうだったんだ!

鳥越:そうしたら向こう(イエスの方舟)から反応があって、電話がかかってきたんですよ。僕が出たから覚えています。「一度(編集部に)行って鳥井編集長と話がしたい」という内容でした。

その頃、彼らは福岡のキャバレーか何かで仕事をしていて、周りに警察の気配がすると電話で聞いたんですよ。そのことを鳥井さんに伝えたら「すぐに東京へ引き上げるように言いなさい」と言われたので「全員荷物を持って、東京に戻ってきなさい。私が出迎えます」と伝えたんですね。

それで私は大きい車をチャーターして羽田空港で待っていたら、流行の最先端にいるような女性たちがゾロゾロと出てきたんです。あまりにもイメージと違ったから「あれか!?」ってビックリしましたよ(笑)。

長野:いわゆる宗教っぽい人たちではなく、普通の人たちだったから驚いたんですね。

鳥越:そう。それで車に乗ってもらったんですよね。


----------------------------------------------------

----------------------------------------------------
<番組情報>
番組名:長野智子のテレビなラジオ
配信日時:隔週火曜・10時配信
パーソナリティ:長野智子

Facebook

ページトップへ