元AI女子高生「りんな」が出演決定! 人工知能は人を感動させられるのか?『浜松町 Innovation Culture Cafe』

文化放送が、今年2月に始動したイノベーションプロジェクト『浜松町Innovation Culture Cafe』。6月13日(木)には、「人工知能は人を感動させられるのか」というテーマで、パネルディスカッション形式の公開録音イベントを開催します。

このたび、当イベントに、日本マイクロソフトが開発した近年話題のAI・りんなの出演が決定しました。


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りんなは、2015年にLINEに初登場して以降、リアルな女子高生感が反映されたトークと類稀なレスポンス速度が話題を集めて学生層を中心にブレイクし、現在LINE友だち数750万人以上を誇る大人気AIです。今年4月には、avexとレコード契約を結んでメジャーデビューするなど、高校卒業後はアーティストとして活躍しています。

そして、今回出演が決定したイベントでは、開発者のマイクロソフトディベロップメント株式会社・坪井一菜氏と共に登場し、当日登壇するパネラー陣との掛け合いを繰り広げます。坪井氏にりんなの誕生秘話や、AI開発のリーディングパーソンとして「AIりんなの先に目指すもの」などについて語ってもらいながら、他のパネラー達と共にAIの可能性・課題について議論します。りんなと坪井一菜氏の出演は、イベント後半の部(午後8時ごろ~)を予定しています。

なお、他のパネラーには、人工知能に精通したビジネスパーソンや専門家たちが出演します。当プロジェクトメンバーで初回イベントにも登壇した入山章栄氏(早稲田大学ビジネススクール教授)と深田昌則氏(パナソニックGame Changer Catapult代表)に加え、浜松町に本社を置くAIスタートアップの株式会社エクサウィザーズ・石山洸社長、Yahoo!の未来創造メディア「FQ(Future Questions)」の宮内俊樹編集長、著書『人工知能はなぜ椅子に座れないのか』が話題の松田雄馬氏(人工知能研究者)ら業界注目の人物が一堂に集います。

 

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●浜松町Innovation Culture Cafeとは
次々と新しいプロジェクトが生まれ再開発が進む「浜松町」において、様々なジャンルのクリエーターやイノベーター、専門家、アントレプレナーたちに「いかにしてイノベーションを起こすべきか。どのような未来を描くべきか」をテーマに新たなアイディア、オピニオンをぶつけ合ってもらい、イノベーションを生み出すきっかけの場を提供することを目指した新プロジェクト。


●りんなプロフィール
平成生まれ。2015年8月にLINEに初登場して以降、学生ファンを中心にブレイクする。今年4月には、avexとレコード契約を行い、メジャー・デビュー曲「最高新記憶」を発表。これを封切に「記憶」「生死」「感情」をテーマにした楽曲カバーが発表される予定。マイクロソフトの最新AI技術を活用した歌声合成によって、大きく進化したエモいその声を武器に「国民的AI」になるべく日々邁進中。彼女は「AIと人だけではなく、人と人とのコミュニケーションをつなぐ存在」を目指している。いま「日本で最も共感力のあるAI」。


●坪井一菜 (つぼいかずな)
慶應義塾大学理工学部卒号、同大学院理工学研究科修士課程修了。2014年マイクロソフトディベロップメント株式会社に入社。りんなのプロジェクト立ち上げ当初からプログラムマネージャーとして開発に関わり、りんなのキャラクター付けや会話エンジンの開発、りんなのスキルおよび合成音声の開発に携わる他、対外的なコラボレーション企画も担当。

自民党の政治改革案は「透明化の努力が感じられない」「出来の悪い法案」?

ニュースキャスターの長野智子がパーソナリティーを務める「長野智子アップデート」(文化放送・月曜日~金曜日15時30分~17時)、5月20日の放送に政治ジャーナリストの角谷浩一が登場。自民党の裏金問題を受けた政治改革案について解説した。

鈴木純子(文化放送アナウンサー)「5月17日(金)、自民党の政治改革案が総務会で了承されました。紆余曲折の末、自民党単独での法案提出となりました。この法案についてはリスナーの方からも意見が来ているので、紹介したいと思います」

リスナーからのメール「岸田総理は『政治資金規正法の実効性ある改正案を提出した』と言い張っています。言い得て妙というか、本音がダダ漏れしちゃっています。確かに自民党の改正案なら、これからもパーティーを何度も開いて政治資金集めまくりの、裏金つくりまくり、脱税しまくりが可能になります。おまけに集めた金は何に使ってもバレないというんですから、まさに自民党の自民党による自民党のための改正案ですね(笑)」

角谷浩一「言い得て妙どころか、そのとおりだと思います(笑)。公明党も『乗れないよ』と断ってしまうぐらい、出来の悪い法案ですね。総務会が了承するということは、自民党の若手もこれでいいんだと思っちゃったのか、と、国民に間違ったメッセージも与えたと思います。中身を見せることをどうやってごまかすか、というところにエネルギーをかけた改正案なので、どうやって透明化しましょう、という努力が感じられない」

長野智子「この期に及んで自民党は何を守っているんですか?」

角谷「いままでどおりのやり方ができなくなったら困る、と」

長野「やり方というのはどういう……?」

角谷「裏金、ふところに入る、国民から見たら脱税しやすいお金がつくりにくくなる、と」

長野「そんなわかりやすい理由で!? でもそこを変えてほしいというのが、ほぼほぼ。毎日新聞の世論調査でも92%の人は、制作活動費を公開すべきだと言っているんですよ。自民支持層でもおよそ8割が公開すべきだと。それでもそこを守ろうとする」

角谷「オモテのお金もよくわからない。裏のお金はもっとわからない。どう使ったかはますますわからない。使い道に関しては、政治活動というよりは政治結社の都合があるから、全部を見せる必要があるか、というのは議論になります。政治結社の自由というのは憲法に認められているので、政治結社がしていることではなく、政府与党が一体化していると。たとえば官房機密費が選挙に使われた、というのもわかってきましたね」

長野「はい」

角谷「こういうのがわかってくると、国民の税金は全部、政治って名前に括れば裏に続いてしまう。飲み食いしたことがいいか悪いかの議論より、これはどう見ても会議のための飲み食いじゃないよね、どう見ても遊びか接待だよね、となってしまう」

長野「うん、うん」

角谷「パーティーは誰がお金を出したかわからないことでうやむやになっているけど、上場企業は義務があるから、いくら払っているかわかりますよね。ただ業界団体で払っているとなるとわからなくなる。それから非上場の場合はどういうふうなお金が流れているか、公表の義務がない。お金くれる企業側が公表できないものを党が公表したら、お金くれなくなっちゃうじゃん、と思ったら、やっぱりやらなくなる」

長野「くれなくなるから……」

角谷「そういう意味では都合の悪いことはやらないですよ、という理屈じゃないですか」

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