田村淳×水溜りボンド実現! 『ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB』

水溜りボンド

6月15日(土)放送の文化放送『ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB』に人気動画クリエイター「水溜りボンド」の2人が登場した。田村淳とトミーは『クイックジャパン』で対談しているが、水溜りボンドの2人が揃って会うのは初めてだという。放送日の6月15日現在、水溜りボンドのYouTubeチャンネル登録者数は398万人を超えている


■バズっている感覚はない

田村淳 すごいバズってる。(登録者数)398万人って投稿し始めた頃、目標にしてた?
カンタ&トミー 全くですね。
トミー 夢の範疇になかった。その先というか。
カンタ 当時、日本のトップの人でも200万人くらいだった。
トミー バズっている感覚はない。毎日投稿なので。
カンタ ヒット作があるわけじゃなくて、地道に少しずつ広がってるっていう。
田村淳 水溜りボンド専用メディアだからすごい。
トミー 初めてお会いした時も「自分のメディアはすごい」って言ってくださった。


■お互いの第一印象は?

カンタ やべぇ奴いるなって。大学の新入生歓迎会の飲み会でめっちゃ笑い取ってた。
トミー 僕とすべてが真逆。性格も考え方も。だけど仲良くできる。
田村淳 何があったんだろう。
カンタ 趣味が同じ。
トミー 面白いと思うことが一緒なんですよ。
田村淳 キャラクターは違うけど、根幹が一緒だったんだ。


■役割分担、動画のアイデアは?

田村淳 役割分担は?
カンタ 僕が編集。
トミー 日々の企画は相方がサーチして、流行っているものをアレンジする。大きなものは、コンビで考えて、長期のものは俺が考える。毎日投稿はカンタ、コンビとしてどう進んでいくか、っていうのは僕。

田村淳 企画はどうやって考えている?
カンタ 2人でやって楽しいこと。トミーのリアクション見たいとか。その「ウキウキ」だけですね。
田村淳 「ウキウキ」を追求できるって羨ましい。
トミー 放課後、カンタに「ウチに面白いゲームあるぜ」って誘われている気分。
カンタ あ、僕も同じ。面白いから一緒にやろうぜっていう感覚ですね。
田村淳 リアクションもらえることがモチベーションなんだ。

カンタ 話してると面白いけど、やってみると面白くないこともある。面白いこともあればまぁまぁなこともありつつ、予想以上に面白くなることもあったり。年に10本くらい、「こんなオチが待ってるの!?」って動画ができたりする。

トミー 無人島ロケをやったとき、ウミガメが海に戻るのを撮ったんですけど、なかなか海に帰らないんすよ。早く戻って欲しいのに。
カンタ 途中で動かなくなったりして。
トミー 2時間くらいかけて、感動的なシーンかと思ったら、海に入った瞬間にバッシャーってめっちゃ水かけられた(笑)

田村淳 2時間ずーっとカメを見てるのはどうやって編集するの?
カンタ 撮ってるときに頭の中で出来上がるんです。感動的なセリフを5回くらい言ってるんですけど、しょうがないからって切る。
田村淳 演者と編集を同時にできるって、これからのタレントに求められると思ってる。意外とこれができる人って実は少ない。映画監督であり演者でもあり脚本家でもある。それを2人は同時進行でやっているっていうのは強い。
カンタ それが楽しいんですよね。
田村淳 だから、若手芸人には「水溜りボンドを見ろ」って言う。


■相方のことをどう思う? これからどうなる?

カンタ 本当に正反対なんで、信用して自由にやってもらった方が面白くなる。
田村淳 真逆だからいいんだろうね。
トミー お金とか時間とかモラルを気にしながら作品が作られるじゃないですか。それは作品の幅を狭めると思うので、そういうのが全部ナシになった時にカンタがどういうエンターテイメントを作るのか見たいし、視聴者に見せたい。なので、その作業というか、そこを僕がやるって思わせた奴だなって思う。めちゃくちゃ尊敬しています。

田村淳 10年後も動画撮り続けてて欲しい。
トミー そうですね。
カンタ 僕ららしい選択をしていった先なんで、あんま心配してない。
トミー ワクワクしかないですね。
カンタ 淳さんはめちゃくちゃ正直に生きてるって見える。だから僕らが惹かれる。
トミー これから仕掛けていくことに視聴者がついてこれないタイミングもあると思う。「変わらないで」っていう声もあると思うけど、今後も進化のための変化をやっていく。生き方が近いのは田村淳さんなのかなって。
田村淳 俺、めっちゃ褒められてる! 嬉しい!

ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB
放送局:文化放送
放送日時:毎週土曜 13時00分~14時55分
出演者:田村淳、砂山圭大郎(アシスタント)
番組ホームページ
公式Twitter

■メールアドレス
newsclub@joqr.net

※該当回の聴取期間は終了しました。

自民党の政治改革案は「透明化の努力が感じられない」「出来の悪い法案」?

ニュースキャスターの長野智子がパーソナリティーを務める「長野智子アップデート」(文化放送・月曜日~金曜日15時30分~17時)、5月20日の放送に政治ジャーナリストの角谷浩一が登場。自民党の裏金問題を受けた政治改革案について解説した。

鈴木純子(文化放送アナウンサー)「5月17日(金)、自民党の政治改革案が総務会で了承されました。紆余曲折の末、自民党単独での法案提出となりました。この法案についてはリスナーの方からも意見が来ているので、紹介したいと思います」

リスナーからのメール「岸田総理は『政治資金規正法の実効性ある改正案を提出した』と言い張っています。言い得て妙というか、本音がダダ漏れしちゃっています。確かに自民党の改正案なら、これからもパーティーを何度も開いて政治資金集めまくりの、裏金つくりまくり、脱税しまくりが可能になります。おまけに集めた金は何に使ってもバレないというんですから、まさに自民党の自民党による自民党のための改正案ですね(笑)」

角谷浩一「言い得て妙どころか、そのとおりだと思います(笑)。公明党も『乗れないよ』と断ってしまうぐらい、出来の悪い法案ですね。総務会が了承するということは、自民党の若手もこれでいいんだと思っちゃったのか、と、国民に間違ったメッセージも与えたと思います。中身を見せることをどうやってごまかすか、というところにエネルギーをかけた改正案なので、どうやって透明化しましょう、という努力が感じられない」

長野智子「この期に及んで自民党は何を守っているんですか?」

角谷「いままでどおりのやり方ができなくなったら困る、と」

長野「やり方というのはどういう……?」

角谷「裏金、ふところに入る、国民から見たら脱税しやすいお金がつくりにくくなる、と」

長野「そんなわかりやすい理由で!? でもそこを変えてほしいというのが、ほぼほぼ。毎日新聞の世論調査でも92%の人は、制作活動費を公開すべきだと言っているんですよ。自民支持層でもおよそ8割が公開すべきだと。それでもそこを守ろうとする」

角谷「オモテのお金もよくわからない。裏のお金はもっとわからない。どう使ったかはますますわからない。使い道に関しては、政治活動というよりは政治結社の都合があるから、全部を見せる必要があるか、というのは議論になります。政治結社の自由というのは憲法に認められているので、政治結社がしていることではなく、政府与党が一体化していると。たとえば官房機密費が選挙に使われた、というのもわかってきましたね」

長野「はい」

角谷「こういうのがわかってくると、国民の税金は全部、政治って名前に括れば裏に続いてしまう。飲み食いしたことがいいか悪いかの議論より、これはどう見ても会議のための飲み食いじゃないよね、どう見ても遊びか接待だよね、となってしまう」

長野「うん、うん」

角谷「パーティーは誰がお金を出したかわからないことでうやむやになっているけど、上場企業は義務があるから、いくら払っているかわかりますよね。ただ業界団体で払っているとなるとわからなくなる。それから非上場の場合はどういうふうなお金が流れているか、公表の義務がない。お金くれる企業側が公表できないものを党が公表したら、お金くれなくなっちゃうじゃん、と思ったら、やっぱりやらなくなる」

長野「くれなくなるから……」

角谷「そういう意味では都合の悪いことはやらないですよ、という理屈じゃないですか」

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