スペシャルオリンピックス日本理事長・有森裕子がマンスリーゲストに、障がい者スポーツの今を発信『みんなにエール!』

フリーアナウンサーの町亞聖さんがパーソナリティを務め、障がい者スポーツの今を発信する『みんなにエール!』。このたび番組初のマンスリーゲストとして、10月放送の4週にわたり、公益財団法人スペシャルオリンピックス日本の理事長・有森裕子さんをお迎えします。

「スペシャルオリンピックス日本」の理事長に聞く

今回ゲストとしてお招きした有森裕子さんは、オリンピックで日本女子陸上界初の2大会連続のメダルを獲得したレジェンドであり、現在は公益財団法人スペシャルオリンピックス日本の理事長として尽力されています。

このたび行われた収録では、知的障がいのある人たちに様々なスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を、年間を通じ提供している国際的なスポーツ組織「スペシャルオリンピックス」の活動についてお話をうかがいました。

ご自身がスペシャルオリンピックス日本に関わるようになったきっかけについて有森さんは、「(元理事長で現名誉会長の)細川佳代子さんから『知的に障がいのある人にスポーツの場を提供している』と言われたことが大きかったですね。私たちは当たり前にスポーツを通して成長過程で非常に大事なものを育ませていただきました。でも、知的に障がいがある人はその機会がないんだ、と。それが非常に衝撃的で、私に何かできることがあれば是非ということで(協力を決意した)」と振り返りました。

「障がいのある人とない人が一緒にプレーする。それは社会と同じ形」

10月12日・13日には、スペシャルオリンピックス日本の設立25周年記念事業として「第1回 全国ユニファイドバスケットボール大会」が大田区総合体育館で開催されます。この「ユニファイドスポーツ(Unified Sports®)」について有森さんは「ユニファイドスポーツでは、知的障がいのある人とない人が混合チームで一緒になってプレーします。それは社会と同じ形なんです。一緒にプレーできるし、生きてもいける、ということの象徴的な形としてのユニファイドスポーツを私たちは推奨しています。会場に観にきていただければ、たぶん驚くことがいっぱいあると思います。その驚きを楽しんでいただきたいです」と紹介しました。

また、有森さんはスペシャルオリンピックスのアスリートたちの活動を長年見てきた経験を振り返りながら、「スポーツは記録も大事なんだけど、記憶も大事。スポーツを通じて人間の大事なものを見せて記憶に残すことも大事なんだなと。もちろんスポーツは見る側がいろいろ評価していいんですけど、アスリート自身の気持ちのジャッジが一番大事なんだと思うようになりました」と語りました。

このほかにも番組では、来年2月に開催される「2020年 第7回スペシャルオリンピックス 日本冬季ナショナルゲーム・北海道」や、スペシャルオリンピックス日本の活動をサポートしている企業との取り組みなどについても紹介します。

なお、この模様は10月5日、12日、19日、26日の4回にわたって放送します。

みんなにエール!
放送局:文化放送
放送日時:毎週土曜 5時35分~5時50分
出演者:町亞聖

※該当回の聴取期間は終了しました。

街裏ぴんく R-1優勝の裏に笑福亭鶴瓶の言葉「ベタもできるようにしときや」

笑福亭鶴瓶が5月12日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』に出演、『R-1グランプリ2024』(関西テレビ/フジテレビ系)で優勝したピン芸人・街裏ぴんくにアドバイスを送った。

笑福亭鶴瓶、街裏ぴんく

2017年ごろから交流があり、街裏ぴんくの“嘘漫談”を気に入っている鶴瓶。ここ数年は「会わん方がいいかな」と思い共演はしていなかったが、R-1優勝をきっかけにまた番組で共演できたことを喜んでいた。

「鶴瓶さんは恩人です」と語る街裏ぴんくは、鶴瓶からかけられた言葉で印象に残っているものが数多くあるという。

その一つが「ベタもできるようにしときや」。

メールで年始の挨拶をした時に鶴瓶さんから返ってきた一言で、これを見た街裏ぴんくはハッとした。以前『桃色つるべ』(関西テレビ)に出演した際に漫談を披露した街裏ぴんく。ももいろクローバーZとは初対面ではあるが、鶴瓶にも“こんなネタあるんですよ!”と見てもらいたい一心で劇場でもあまり披露していないネタを選んだという。

「変にかかりすぎて、全然だったんですよ。“いやおもろいネタあるやん”と(鶴瓶)師匠が言ってくれて」

鶴瓶が以前から気に入っているという“アンパンマンのネタ”をももクロに見せたらと提案してもらい、改めて披露したネタはしっかりと笑いをとったという。

笑福亭鶴瓶、街裏ぴんく

その経験から、初見の人がいる時のネタの選び方などの意識を学んだ街裏ぴんく。街裏ぴんくの中での“ベタ”とは“広く伝えること”だと考え、それが試せる場としてR-1の存在があったという。鶴瓶さんから言われた「ベタもできるようにしときや」という言葉で意識が変わり、今回の優勝に繋がったと語った。

鶴瓶は「サービス精神でもあり、俺への優しさでもあり」とその気持ちを汲みつつも、初見の人を中心に考えた方が良いとアドバイス。

笑福亭鶴瓶、街裏ぴんく、上柳昌彦

ラジオで話す内容についても「なんべんコスってもええねん。初めての人多いねんもん」と語り、これからR-1優勝を機に、初めて街裏ぴんくのことを知る機会が増えた今「絶対ウケなあかん」と鼓舞した。

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