内山昂輝が語る声優に必要なスキルに佐久間も感動!佐久間「すごいですね。第三者の目線で自分を見てる」

6月3日放送の『Snow Man佐久間大介の待って、無理、しんどい、、』(文化放送)は、初の作品特集として、TVアニメ『山田くんとLv999の恋をする』から山田 秋斗役の内山昂輝がゲストに登場。一問一答のコーナーで、内山自身の性格について掘り下げた。

内山「キャスト側が全部自由にセリフを表現しているかっていうと案外そうでもなくて」-

一問一答のコーナーで、ご自身の性格を一言で表すと?という質問に「神経質」と答えた内山。その回答を掘り下げていく中で、内山が声優の仕事の中で意識していることの話に展開した。

内山「神経質だなと思いますね。細かいことばっかり気になっちゃって。子供の時とかはもっとひどかったんですけど、なんか冷蔵庫しまったかどうかとかそういう意味での神経質さがあって、おおらかに生きなきゃいけないなと思ってるんですけど、でもこれ、ちょっと職業病だなーっていうか、仕事のせいだなって思うところがあって」

佐久間「え?そうなんですか?」

内山「僕らの仕事は、たとえばアニメとかゲームの声をやるってなったときに、アニメだとアフレコなので、絵が完成途中まで仕上げられているところで声を入れるってなるんですけど、僕たちキャスト側が全部自由にセリフを表現しているかっていうと案外そうでもなくて、セリフの長さとか、キャラクターの表情とか、キャラクターの距離感とか、位置関係みたいなものは当然絵で決まっているので、そこから逆算してどういうふうにセリフ言おうかなって考えることが多いので、そこをこうここがこうだからこうだろうとか、神経質に見るし、あとアフレコでテストやって本番行く時に直される時とかに、修正されやすいところってのはやっていくとだんだん分かってくるので、絶えず自分のやったことに突っ込みを入れながら仕事してる感じで、今の尺足りなかったなとか、今、キャラクターの表情とずれちゃったなぁとか、ここ作品的にはこういうノリ入れた方がいいなとか、なんか仕事で自分の表現なんですけど、自分を監視しながらやってるような気分になるので」

佐久間「すごいですね。第三者の目線で自分を見ているというか」

内山「そうなんですよ。だからより神経質に拍車がかかるから、仕事辞めるしかないなって思う時があります(笑)」

佐久間「アッハッハッハッハ!絶対にやめないで欲しいな!」

内山「自己突っ込みを入れ続けないと多分みんなそうだと思うんですけど、その癖がついちゃって。それがちょっとしんどい時ありますね」

佐久間「なんかでもあれですね。それでより突き詰められるというか、仕事にはいいことですけど」

内山「いいのかなと思うんですけど、細かい部分に気遣って細部を整えていくっていうところが大きいので」

佐久間「昔から」

内山「なんとなくそうですね。性格的にも。+最近は仕事も加わって」

佐久間「アフレコ、ちょっと僕もやらせてもらったりとかもしたんですけど」

内山「そうなんですね」

佐久間「やっぱタイム決まってるじゃないですか?」

内山「めっちゃ決まってますよね」

佐久間「で、僕は実写でのお芝居のお仕事とかもあったりするんですけど、初めてやっぱやらせてもらう時に、このセリフでこの感情でこの尺か…みたいな」

内山「そうなんですよ」

佐久間「結構ありますよね」

内山「それで逆算するしかないので、じゃあこういう表現かなとか、あと間が自分で決められないじゃないですか?そこがかなり違うと思うんですけど、そこもやっぱこの間だとこうかなとかっていうふうに、そこから逆算するしかないのでなんか全然自由はないんですよね」

佐久間「たしかに。意外とガチガチというか」

内山「そこで、ちょっとオリジナリティ加えられればなっていうくらいなんで。制約は結構あるんですよね」

佐久間「実写の芝居でいうと、これぐらい間を取っていいよとか言われたりもあるじゃないですか?でもそこが決まってるからこそ、急にそんな切り替われるのかな俺みたいな時もあるじゃないですか?そこもやっぱりその逆算で」

内山「切り替えなきゃいけないですし、絵の方のスタッフの人がこういう演出をしたいということなので、自分が自分がっていうところも大事なんですけど、すり合わせるっていうのが多分他の表現と、ちょっと違う部分かなと思いますね」

佐久間「たしかに。なんか難しいなってすごく感じました」

その他、TVアニメ『山田くんとLv999の恋をする』の作品についてのトークや、内山が山田を演じるうえで意識していること、内山と佐久間のコミュニケーションについての話など、様々なトークが行われた。

この記事を読む