ロバート・シソンヌ・鈴木愛理も登場!『RKBラジオまつり2020 今年はネットでR。』

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毎年10月にRKB放送会館・福岡タワー周辺で開かれる『RKBラジオまつり』は、2日間で10万人という動員を誇る、RKB最大のイベント。

RKBアナウンサー・ラジオパーソナリティとのふれあいや公開放送だけでなく、人気アーティストたちによるステージイベントや全国から出展する旬の食材などを多くのリスナーが楽しみに訪れています。

しかしながら、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止することを決断。代わりに、オンラインによるイベント『RKBラジオまつり2020今年はネットでR。』を10月18日(日)に開催することになりました。

本イベントの最大の特徴はラジオの本放送とは全く違う、ネット配信ならではのオリジナルコンテンツで構成していること。リスナーにはおなじみの出演者たちが、ラジオではできないさまざまなことに挑戦します。その一部を紹介すると…

・YouTubeの人気カテゴリーの一つ「美少女Vtuber」に、ベテラン男性パーソナリティが扮し“かわいさ”対決

『櫻井浩二インサイト』の出演者たちが、リスナーとオンラインで「ゆるスポーツ」対決

・スポーツ実況担当アナウンサーが、テレビゲーム実況に初挑戦

オリジナルドラマ『秋の湯けむりラジオパーソナリティ失踪事件』配信

ロバートシソンヌ鈴木愛理など、RKBラジオでレギュラー番組を持つタレントたちも登場

と、オンライン配信を意識したコンテンツが盛りだくさんです。
配信は10月18日(日)お昼12時~夜9時まで。RKB公式YouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/user/rkbtv4)で視聴できます。

ラジオまつりの大坪正一郎事務局長は、「普段、声とメールのお付き合いをしているリスナーさんたちと、映像を通じてふれあい、様々な催しで楽しんでいただこうとスタッフ一同、知恵を絞っています。ラジオまつりを楽しみにしていた方も、遠かったり、仕事があったりで行きたいけど行けなかった方も、RKBラジオを愛してくださる全ての方が楽しめるオンラインイベントです」とPRしています。

鈴木愛理さん
ロバート
シソンヌ

村上春樹「自分のカヌーは自分で漕げ」学生時代にカート・ヴォネガットの小説で出会った言葉

作家・村上春樹さんがディスクジョッキーをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「村上RADIO」(毎月最終日曜 19:00~19:55)。4月28日(日)の放送は「村上RADIO~村上の世間話4~」をオンエア。好評の「村上の世間話」シリーズ第4弾は、クスッと笑える“世間話”を、村上DJが選曲したグッドミュージックとともにお届けしました。
この記事では「今日の言葉」について語ったパートを紹介します。



◆The Sandpipers「Chotto Matte Kudasai」
サンドパイパーズが歌います。「ちょっと待ってください」というのが曲のオリジナル・タイトルなんです。マジで。

◆TSF「Salade de Fruits」
TSFというフランスのボーカル・グループが「フルーツ・サラダの歌」を歌います。

トマト・サラダも好きだけど、フルーツ・サラダもいいですよね。マンゴー入りのサラダが僕の好物です。



◆<クロージング曲>
Barney Wilen「As Time Goes By」

今日のクロージング音楽、フランス人のベテランテナーサックス奏者バルネ・ウィランが「As Time Goes By」を演奏します。いいですねえ。決めの歌詞、「月の光とラブソングが、時代遅れになることはない」。本当にそのとおりです。

ちなみに今日おかけした音楽は、すべて僕が最近中古屋さんのバーゲンで買い込んできたCDです。値段は100円か200円か、高くて300円。そんなものです。バーゲン・コーナー、こまめに探すとけっこう素敵なものに巡り会えますよ。

さて、今日の言葉は、
「Paddle Your Own Canoe(自分のカヌーは自分で漕げ)」です。

これはボーイスカウトのモットーにもなっていますが、もともとは英国の古い格言です。でも僕がこの言葉を初めて知ったのは、学生時代にカート・ヴォネガットの小説『スラップスティック』を読んだときです。その中でこの言葉はとても印象的に使われていて、今でもよく覚えています。『スラップスティック』、愉快な小説ですよね。先日久しぶりに読み返して、あらためて感心しました。

「自分のカヌーは自分で漕げ」。要するに自分のことは人に頼らずに、自分でしっかりやれということですよね。

でも「自分のことは自分でやれ」と言うと、身も蓋もないというか、ごく当たり前の「ご教訓」になってしまいます。でも「自分のカヌーは自分で漕げ」って言われると、そのシチュエーションが目の前に浮かんできますよね。実際にカヌーに乗って、パドルを手にして、1人で急流を乗り切っているような、そんな具体的な気持ちになります。「がんばらなくちゃ」、みたいな。

言葉の力って、表現の力って、結局そういうことなんですよね。生きた具体的な共通イメージを、送り手と受け手の間に起ち上げること。僕はいつもそのことを頭に置いて文章を書いています。それって大事なことです。

「自分のカヌーは自分で漕げ」

漕いでください。



番組では他にも、ほとんど夢を見ないという村上さんが鮮明に覚えているという“夢の話”から、近所をジョギングしているときにある動物に遭遇したときのエピソード、学生時代の夏休みに一人旅をしたときの思い出などについて語る場面もありました。

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4月28日(日)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 5月6日(月・祝)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:村上RADIO~村上の世間話4~
放送日時:4月28日(日)19:00~19:55
パーソナリティ:村上春樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/murakamiradio/

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