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自律神経の乱れから来る肌荒れにきのこで内側からケアしよう!

くにまる食堂内で火曜日の11時半ごろから放送されている「ホクトpresents きのこで菌活~カモン健康!」。きのこを食べて体の内側から「健康」になる方法について、「日頃の生活の中で気になる健康」をテーマに、毎週、その道の専門家に話を聴く。

今週は、『小林メディカルクリニック東京』院長の小林暁子先生に「この時季のお肌のケア」というテーマで話を伺った。

この時期は環境の変化や乾燥などで肌のターンオーバー(新陳代謝)が乱れることで、潤い・バリア機能が低下し肌荒れを起こす人が増えるという。しかし、毎日スキンケアをきちんとしているのに、肌荒れがなおらないという人は「自律神経の乱れ」からくる肌荒れにも注意が必要だそう。

そんな自律神経の乱れには内側からのケアも重要だと小林は語る。

野村邦丸「内側からもケアしていく。どうすればいいですか?」

小林暁子「自律神経を整える方法としましては、幸せホルモンといわれるセロトニンを増やすことがとても重要です。簡単に取り組める方法としましては、軽い運動ですね。適度な運動はストレス発散につながりますし、呼吸をゆっくりと整えながら筋肉の緊張を和らげるストレッチなどはとても有効です。呼吸を意識して行うことで、リラックスの副交感神経が高まり、リラクゼーション効果が得られます」

邦丸「乱れた自律神経を整えたい。そこでおすすめの食事・食材としては、小林先生どんなものがオススメでしょうか」

小林「そうですね。実は自律神経っていうのは、そのキーポイントになるのが腸活なんですね。腸内環境を整えるために、食事で食物繊維を摂って、腸をケアするのがとてもオススメです。またお肌のケアとしましては、身体の代謝機能を高めることが不可欠になります。代謝が上がることで、肌のターンオーバーサイクルを整えることができるんですね。代謝機能を整える効果的な栄養素といえば、ビタミンB群になります。きのこにはこのビタミンB群がたっぷり含まれています。そして、きのこには食物繊維もたくさん含まれているので、自律神経と腸に共に良いということになります」

邦丸「ビタミンB群ということですね」

小林「ビタミンB2は主に脂質の代謝に関わる栄養素で「美容ビタミン」とも呼ばれるほど美と健康に欠かせない栄養素になります。お肌のターンオーバー周期を整えたり、皮膚や髪、爪の再生を助け粘膜を正常に保つ効果が期待できます。ビタミンB2不足は口内炎や湿疹、皮脂トラブルを原因とした肌荒れなどの症状を引き起こしてしまうため、積極的に摂りたいものになります。ビタミンB3の「ナイアシン」は血行を良くする必要があります。またビタミンB6はタンパク質の代謝を助けます。ビタミンB9「葉酸」は細胞の生成を助けるんです。これらのすべてが入っている優秀な食材が実はきのこなんです」

邦丸「すごいですね」

小林「もう1つキノコに含まれる「エルゴチオネイン」という成分は、紫外線などの刺激により生まれる活性酸素を除去する働きが認められており、肌のしみ・しわ・たるみ予防などのアンチエイジング効果が期待できます。きのこを食べることで、新しい肌を生み出すために欠かせない栄養素を効率良く摂ることができるんです」

肌荒れの外側からのケアについて詳しく知りたい方は是非タイムフリーで。

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