元ドラゴンズ山﨑武司氏が選手たちに送ったメッセージ「もっとガッツけよ!」

TOKAI RADIO『Live Dragons!』(月18:00~19:00 火~金17:15~19:00 DJ平松伴康)水・木の『HOMERUN GARAGE』(ホームラン ガレージ)のコーナーでは、プロ野球通算403本のホームランを記録し、ドラゴンズなどで活躍したプロ野球解説者・山﨑武司氏が、野球人生での思い出ばなしなどを語ってきた。

そして、昨年10月にスタートした『HOMERUN GARAGE』のコーナーは、プロ野球開幕に伴い、3月28日の放送が最終回となった。最終回は、プロ野球現役生活27年、解説者として11年目を迎える山﨑氏の「野球観」についての話。

山﨑氏の野球観とは?

「長く野球を続けるには、どうしたらいいのか、ということが、自分にとっての野球観だと思う。いろいろと理想はあるが、これは、一般の方たちにも言えることだと思うが『元気でいること』。これがすべてじゃないかな。例えば、マラソンで、どんなに足が速くても、完走できなかったら、記録にならない。自分に関しては、強い体に生んでくれた両親には、すごく感謝している」

「精神的な部分でも、自分が若手の頃と選手としての晩年の時代とは違った。幸いにも、若い頃の厳しい時代と、晩年の当時の今どきの若い選手たちの時代と、両方を経験させてもらった。そういうところでは、最後は、人間は『言葉』。コミュニケーションを取るための言葉は、大事にしていきたい。ときには強い口調で言うこともあるが、最後は話し合ってやっていくことが一番大事かな」

解説者としてのモットーは?

「いろいろリスナーの方とかファンの方にも、お叱りを受けることはたくさんある。こういう性格なので、はっきりものを言っちゃうので。ドラゴンズは、この11年間で、1回しかAクラスに入っていない。ドラゴンズファンの、ドラゴンズを盛り上げたいという気持ちはわかるが、僕の知っている現状を、正直に伝えていくことが使命だと思っている」

「強い口調になることもあるし、ドラゴンズのダメなところはダメと言う。でも『この選手はいいよ』ということも言う。そこは曲げてはいけないと思って、ラジオでもしゃべっている。事実を伝える。憶測でしゃべらない。特に強い口調で言うときには、自分で確信をもって言っている」

今の選手たちに伝えたいことは?

「『もっとガッツけよ』と言いたい。昭和の野球かもしれないが、例えば、レギュラーポジションを取ることに対しても、もっともっとガツガツ取りに行ってほしい。それからアピール。首脳陣が見て『こいつ、ダメだな』と思ったら、使ってくれない。個人競技と違って団体競技は、監督に認めてもらえなかったら、試合に出してもらえない。もっともっとアピールしてほしい。見ていて物足りないと感じる」と話した。

ナイターオフの期間(10月から3月)に放送してきた『『HOMERUN GARAGE』は、28日で一旦終了。29日開幕のプロ野球、ドラゴンズは神宮球場でのヤクルト戦。東海エリアのラジオ放送では、TOKAI RADIO(FM92.9MHz/AM1332kHz)が独占放送!『TOKAI RADIOガッツナイター』スタッフによるドラゴンズ目線の完全生中継を行う。解説は、3月29日(金)山本昌氏、30日(土)岩瀬仁紀氏、31日(日)谷繁元信氏の3人のレジェンド。

また、TOKAI RADIOは『TOKAI RADIO ガッツナイター オープニング 10DAYS』を、3月23日から(4月1日まで)開催中。プロ野球コンテンツを集結し、開幕に向けて熱く気持ちを盛り上げていく10日間。

ドラゴンズの開幕3戦目にあたる3月31日(日)には、アスナル金山(名古屋市・金山総合駅前)で公開生放送(12:00~13:30)を行う。ドラゴンズ応援番組『Live Dragons!』DJの平松伴康がMCを務め、『ガッツナイター』解説者の山﨑武司氏がコメントする。また、大のドラゴンズファンというSKE48の熊崎晴香とBOYS AND MENの辻本達規を迎えて、ファンとともにドラゴンズを徹底応援する。

そして『TOKAI RADIO ガッツナイター オープニング 10DAYS』最終日4月1日(月)の『Live Dragons!』(17:15~18:00)は、フィナーレとして、開幕3連戦の分析を行う。さらに『TOKAI RADIO ガッツナイター オープニング 10DAYS』期間中には、ドラゴンズ戦観戦チケットやドラゴンズグッズのプレゼントや、プレーヤーズメッセージとして選手たちの声をオンエアする企画もある。大型補強も叶い、期待が高まる今シーズンのドラゴンズに、TOKAI RADIOと一緒に熱い声援を送ろう!

Live Dragons!
放送局:TOKAI RADIO
放送日時:毎週月曜~金曜 17時15分~19時00分
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補欠選挙の結果を分析。「保守王国」と呼ばれる島根に変化が?

4月29日「長野智子アップデート」(文化放送)、午後4時台「ニュースアップデート」のコーナーでは政治ジャーナリストの角谷浩一さんに、4月28日に行われた補欠選挙の結果を解説してもらった。この記事では島根1区に関する部分をピックアップする。

長野智子「選挙区ごとに分析などいただければと思います。まずは唯一の与野党対決となった島根1区です」

角谷浩一「亀井(亜紀子)さんは一度現職もやられていたので返り咲きということになりますが、島根が『保守王国』といわれますよね。1区はずっと細田(博之)前衆議院議長が地盤を守っていて」

長野「小選挙区制度の導入以降、ずーっと。勝ち続けた」

角谷「2区は、もう亡くなりましたけど竹下亘さんがずっと議席を持っていた。つまり保守王国というより、細田さんと竹下さんがずっとやっていたと。ある意味で当たり前だった。それがお二人ともご存命でなくなって、時代が変わってきて、新しい人が。それも自民党の人が引き継ぐものだと思っていたら、こんなことに、と。細田さんがお亡くなりになったための選挙ということで、自民党も候補者を立てました」

長野「はい」

角谷「ただ細田さんは(旧)統一教会との関係が取り沙汰されたり、じつはセクハラ問題というのがあったり。それに安倍派を細田さんはずっと守っていた、ということも。いま問題になっていることを全部抱えていた、みたいな問題があった。お亡くなりになったので自民党は候補者を立てたけど、そんなに簡単ではなかった、ということ」

長野「きちんと説明されないまま、亡くなられてしまったわけですね」

角谷「今回負けたけど、次はもう有権者は自民党に帰ってくる、という声も地元にはあるんだと思います。今回も県会議員がほとんど動かなかった、という話もありました。一方で世論調査、事前のいろんな調査ではかなり引き離されていて、亀井さんが強かった。でも(岸田文雄)総理は2度入ったんですね。最後の土曜にも入られると。総理が最後に入るのは、逆転できそうなとき、というのが不文律でした。数字の差が既にあるのに、総理は入った」

長野「はい」

角谷「これは岸田さんの独特なやり方というかな。突然、政倫審に出ると言う、派閥を解散すると言う……。岸田さんは誰かと相談して揉んで決めるというよりは、直感的に決められるんですね。島根1区は自民党が唯一出していたところだから、小渕(優子)選対委員長はずっと張り付いていました。国会開会中でしたけど、ずっと」

長野「はい」

角谷「岸田さんは2度も入った。茂木(敏充)幹事長は入らなかったんですね」

長野「それはなぜですか?」

鈴木純子(文化放送アナウンサー)「岸田さんとの仲が微妙だという話も……」

角谷「ただ選挙に勝てば微妙どころか、戦うところで『茂木さん、よくやった』となりますよ。一生懸命、入らなかったというのは、幹事長自らが諦めていたんじゃないだろうか、とか。もっと言うと第一声。泉健太立憲民主党代表は、初日に島根で第一声、声を上げているんですね。ところが茂木さんは行かなかったと」

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