仁村徹もうなる1戦 中日流れを相手に渡さない野球

今週、ドラゴンズは地元ナゴヤドームで5試合。貯金を作る為に何としても初戦を勝ちたい週の初め。2019年4月16日先発、大野雄大がマウンドに上がった。強力DeNA打線をねじ伏せる力投。まさに、"あの"大野雄大が帰ってきた!
6回2/3を5安打1失点の大野は、2017年以来573日ぶりの勝利のお立ち台で「もっと仕事をします!」とファンの声援に答えた。

流れを相手に渡さない野球

『ドラゴンズステーション東海ラジオガッツナイター』の解説、仁村徹さんも絶賛の試合。「強いチームの勝ち方ですね。みんながランナーを進める意識。今日は凡打の内容もいい。これは相手に流れを渡さない野球です。」と打線のつながり、内容を称えた。

ドラゴンズ与田監督の選手起用もズバリ的中。この日(2019年4月16日)スタメンに起用した阿部寿樹がプロ初の3安打猛打賞。与田監督の選手起用に仁村さんも思わず「いや~。本当にすごいですね」と笑みをこぼした。

7点をスタメン野手7人が1打点づつあげた試合。まさに全員野球。チーム力のレベルが上がっているのを実感できる試合だった。さあ、今週は貯金ウィークに!どらほーーーー!

ドラゴンズステーション東海ラジオガッツナイター
放送局:TOKAI RADIO
放送日時:毎週火曜~金曜 18時00分~21時00分
番組ホームページ

中日ドラゴンズのオフィシャル・スポンサーとなった東海ラジオのプロ野球中継。今年から、井端弘和をはじめ、仁村徹、谷繁元信が解説に加わりより熱くドラゴンズを応援する。

※該当回の聴取期間は終了しました。

若き女性教師の悪夢のような極限心理をあぶり出す 『ありふれた教室』

ニッポン放送「ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町」(日曜朝5時~)で、おススメの最新映画をご紹介しているコーナー『サンデー早起キネマ』。5月12日は、衝撃の映画体験が味わえる3本をご紹介しました。

その1本は、ドイツから届いた、若き女性教師の悪夢のような極限心理をあぶり出したサスペンス・スリラー『ありふれた教室』。

『ありふれた教室』  (C)ifProductions_JudithKaufmann

ポーランド系ドイツ人女性のカーラは、仕事熱心で責任感が強い若手教師。新たに赴任した中学校では1年生のクラスを受け持ち、同僚や生徒の信頼を獲得しつつありました。

そんなある日、校内で相次ぐ盗難事件の犯人として、カーラの教え子が疑われることに。問題があれば徹底的に調査する“不寛容方式”を掲げる校長らの強引なやり方に反発したカーラは、独自の犯人捜しを始めます。すると、カーラが職員室に仕掛けた隠し撮りの動画には、ある人物が盗みを働く瞬間が記録されていたのです。

やがて、盗難事件をめぐるカーラや学校側の対応は噂となって広まり、保護者の猛烈な批判、生徒たちの反乱を招き、同僚教師とも対立。カーラは、後戻りできない孤立無援の窮地に陥っていくのです……。

『ありふれた教室』  (C)ifProductions_JudithKaufmann

監督は、この作品が長編4作目にして日本劇場初公開となるイルケル・チャタク。誰にとっても馴染み深い学校という場所を“現代社会の縮図”に見立て、正義や真実の曖昧さをサスペンスフルに描ききりました。

教員のなり手不足や過酷な長時間労働、モンスター・ペアレンツなどの問題がしばしば報じられる日本社会とも無縁ではありません。

『ありふれた教室』  (C)ifProductions_JudithKaufmann

英語のタイトルは、『The Teachers’ Lounge』=職員室ですが、『ありふれた教室』という日本語のタイトルが、本当に“言い得て妙”なんです。この作品が、世界中の学校だけでなく、あらゆるコミュニティーで、いつ起きても不思議ではない“今そこにある脅威”をあぶり出しているからなのです。

まさしく“学校は社会の縮図”。どこででも起きそうな“ありふれた”こと、この作品に登場する人たちは、私たちの周りにもいる“ありふれた”人たちなのです。だから怖い!ちょっとした選択ミスで物事がどんどん悪い方向に転がっていってしまう……誰にでも起きそうな問題をどのように解決していくのか? 解決する方法はあるのか? その前にそもそも人は問題の根源にちゃんと向き合っているのか?……まで考えさせられます。

教師、生徒、保護者の間でふくれ上がった猜疑心が暴発し、 正義や真実をのみ込んでいく衝撃的なストーリー展開! 圧巻のエンディングにも打ち震える破格の映画体験を是非、劇場の大スクリーンで。

『ありふれた教室』  (C)ifProductions_JudithKaufmann

『ありふれた教室』
5月17日(金)新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、シネ・リーブル池袋ほか全国公開監督・脚本:イルケル・チャタク
出演:レオニー・ベネシュ(『ペルシャン・レッスン 戦場の教室』『白いリボン』)、レオナルト・シュテットニッシュ、エーファ・レーバウ、ミヒャエル・クラマー、ラファエル・シュタホヴィアク
2022年/ドイツ/ドイツ語/99分/スタンダード/5.1ch/原題: Das Lehrerzimmer /英題: The Teachers’ Lounge /日本語字幕:吉川美奈子/提供:キングレコード、ニューセレクト/配給:アルバトロス・フィルム/G

(C)ifProductions_JudithKaufmann

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