牛乳はいつでも出るわけじゃない内田繁雄組合長が語る酪農の現実

牛乳はいつでも出るものではない

FM-FUJI『Awesome』内のコーナー「やまなしを食べよう!!」に、山梨県酪農業協同組合の内田繁雄組合長が出演しました。番組冒頭で内田さんが語ったのは、「牛乳はいつでも出ると思われがちですが、実はそうではありません」という一言。牛も人と同じ哺乳動物で、子牛を産まなければ乳は出ないといいます。

日本の乳牛のほとんどはホルスタイン種

日本で飼育されている乳牛の約99%は、白黒模様が特徴のホルスタイン種。乳量が非常に多いのが特徴です。清里の清泉寮で知られるジャージー種は脂肪分が高く、濃厚な味わいが魅力だそうで、ほかにもブラウンスイスやエアシャーなど、さまざまな品種が存在します。

出産と搾乳は計画的に行われている

牛は生後13〜16か月ほどで人工授精を行い、妊娠期間は約280日。生まれた子牛は40kg前後になります。分娩後はおよそ10か月間搾乳を行い、その後2か月ほどは「乾乳期」として体を休ませます。理想的には1年に1回出産するペースで、酪農は非常に計画的に行われている仕事です。

牛乳1リットルに必要な大量の血液

内田さんによると、牛乳1リットルを作るためには400〜500リットルもの血液循環が必要とされています。1日に30kg以上の牛乳を出す牛もおり、乳房には1万リットル以上の血液が巡っている計算になります。そのため、酪農家は365日、朝晩欠かさず搾乳し、栄養管理にも細心の注意を払っています。

冬こそ牛乳を飲んでほしい理由

年末年始は学校給食が止まる影響で、牛乳の消費量が落ち込みがちになります。内田さんは「だからこそ、冬は栄養豊富な牛乳をホットミルクで飲んでほしい」と呼びかけました。体を温めながら栄養を摂れる冬の牛乳は、まさにこの季節にぴったりです。
放送では、こうした話をより詳しく語っています。

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