起きたときに「夢」を忘れてしまうのはなぜ?

目を覚ましたとき、自分が見た夢を覚えていない理由として『深い眠り(ノンレム睡眠)のときに起きてしまうから』という説があります。睡眠は浅い眠りの『レム睡眠』と、深い眠りの『ノンレム睡眠』がひと晩に交互に繰り返されます。

夢を見るのは、ほとんど『レム睡眠』のときだと言われていますが、ひと晩の間に『レム睡眠』と同じ回数、またはそれよりも多く夢を見ているそうです。そのなかで起きたときに覚えている夢は、最後の『レム睡眠』のときに見た夢だそうです。

それだけいくつも夢を見たのに、まったく覚えていないのは、『ノンレム睡眠』のとき、つまり熟睡の状態のときに目が覚めてしまったから…と考えられています。「夢を見ません!」という方でも、実は『レム睡眠』の状態のときに必ず夢を見ていますが、目が覚めるのがいつも『ノンレム睡眠』のときなので、夢のことを覚えていないそうです。

他にも、見た夢を覚えていない理由として、『起きてすぐに活動してしまうから』という説があります。特に、目覚まし時計やスマートフォンのアラーム音などで強制的に目覚めさせられた場合、出かける支度など、起きたらすぐにやるべきことがたくさんあります。

このように目覚めた瞬間、すぐに別のことに意識が行ってしまうので、見た夢を思い出すことができないそうです。

 

■杏樹の感想

私が子どもの頃によく見ていた『何かに追いかけられる夢』の経験から、このテーマになりました。今回、この夢が何を意味するのかわかった気がします。

夢についてはいくつもの解釈がありますので、ご紹介したのはその一例です。それにしても、夢を分析されている方は本当に凄いですね。

スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい

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