岩手の新名物「瓶ドン」などご紹介!見所やプレゼントの情報も

岩手県宮古市の新名物「瓶ドン」

ラジオ大阪(OBC)が土曜午後5時から不定期に放送する『原田旅行公社です』は、国内旅行取扱主任者の資格を持つ原田年晴OBCアナウンサーが各地を案内し、聴くだけで旅したような気分にさせる番組です。3月20日(土・祝)のこの時間は、「岩手スペシャル」と題し、岩手県の魅力や旬のグルメ、観光スポットをたっぷり紹介します。東日本大震災から10年。岩手県の観光を支える2人の方に電話を繋ぎ、復興への思いや魅力的なグルメについても聞きます。

1人目は、岩手県の三陸海岸を走る三陸鉄道・宮古駅の赤沼喜典駅長です。「東日本大震災直後『このまま三陸鉄道は終わってしまうのか…』と、ただ呆然としていた」と当時を振り返ります。しかし、震災の3日後、三陸鉄道は望月社長(2011年3月11日当時)の「列車を動かせるところから動かすぞ」の一言に全員が奮起し、何と5日後に運転を再開しました。以来、復興の象徴として全国から観光客が集まり、地元のエネルギー源となっています。鉄道が大好きな原田アナウンサーは、三陸鉄道でのみ見ることができるという絶景ポイントを紹介し、地元の人々が「自分の鉄道」と呼ぶ三陸鉄道の魅力を赤沼駅長と共に探ります。

2人目は、「東日本大震災津波伝承館『いわてTSUNAMIメモリアル』」解説員の人首ますよさんです。「いわてTSUNAMIメモリアル」は、東日本大震災津波の事実と教訓を人々と共有し、自然災害に強い社会の実現を目指す施設として2019年9月22日に開館。岩手県陸前高田市の高田松原津波復興祈念公園内に、復興のシンボルである「奇跡の一本松」や「道の駅高田松原」と共に整備されました。人首さんは、震災で自宅も経営していた飲食店も全壊したといい、津波を経験した人間として「聞いてくださるお客さんの命をお守りする気持ちで解説しています」と語ります。また、生まれ育った陸前高田市の名産である、全国でも珍しい海のそばで栽培される「米崎りんご」をはじめ、オンリーワンの絶品食材を紹介します。

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