笑福亭鉄瓶、聖火リレー走行を語る「師匠に代わって...」

聖火リレーで使用したユニフォームを着てトーチを持つ笑福亭鉄瓶

ラジオ大阪(OBC)が毎週月~木曜の午後6時から放送する『hanashikaの時間。』は、松竹芸能に所属する4人の噺(はなし)家(か)がアシスタントやゲストとともにトークを繰り広げる番組です。4月12日は月曜担当の笑福亭鉄瓶と松本美香が出演しました。

「時刻は6時を回りました。こんばんは」と、いつもの番組開始の文句を、やけに神妙な声で発した鉄瓶。「聖火ランナー、奈良県香芝市を走らせていただきました、笑福亭鉄瓶です」と続けます。この日、東京2020オリンピック聖火リレー、奈良県の2日目で地元香芝市のラストランナーを務めた後、生放送にかけつけた鉄瓶に、リスナーからも「配信で見ました。今日のお話、楽しみにしています」とメッセージが寄せられました。

鉄瓶は今回のコロナ禍での聖火リレーについて「賛否あったと思うんです。聖火をつなげるというのは、ただ手渡しすることじゃなくて、賛成も反対も意見を尊重したり、思いやったり、遠慮し合ったりの押し引きでできること。もう開催しようということになったのだから、どうやりましょうかというところで、否定の人のことももちろん考えないと」と思いを述べ、そうした中で毅然(きぜん)として運営にあたるスタッフを「すごく丁寧に動いていた」とたたえました。

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